同僚の結婚式に行きたくない!人間関係を壊さずに断る理由
同僚の結婚式に行きたくない!と考える気持ちはよく分かります。特に女性は一回の結婚式の出席にかかる費用が馬鹿にならないんです。
また、会社の同僚の場合、必ず上司が一緒に出席するパターンが多く、上司と同じテーブルで休みの日に数時間過ごす。これは気が重くなります。
お祝いする気持ちはあるけど、行きたくないという人へ、人間関係を壊さずに断る理由についてご説明いたします。
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同僚の結婚式に行きたくないという気持ちは悪い事?
ネットの掲示板でもこういう悩みを抱えている人は少なくありません。その中には「自分は人のお祝いを祝ってあげられない人間なのか?」と悩んでいる人もいます。
しかし、お祝いする事と結婚式に出席する事がイコールだと考えると確かにそうかもしれませんが、しかし、そもそもこの二つはイコールでない所が問題なのです。
結婚式に着ていく服、交通費、ご祝儀に二次会会費、またヘアメイクにもお金がかかりますから、ご祝儀抜きでも数万円かかります。さて自分が働いた中でこれだけの金を1日で使わなければいけないというのは、結構厳しいですよね。
お祝いする気持ちはあるけど、結婚式には行きたくない、それ自体は決して悪い事ではありません。ただ、自分が新婦の立場になった時、同僚を呼ぶ時には「断られても怒らない」という大前提が必要になりますが、それでいいならば、別に欠席してもいいのではないでしょうか?
同僚の結婚式に行きたくない時の断り方
人間は正直が一番というのは、都市伝説のようなモノです。やはり建前というのは重要です。人間は何かに誘った時、断られれば理由はどうであれ、やっぱり傷つくものです。
しかし、理由によっては自分に「仕方ない」と思える事があります。しかし、自分に仕方ないと思える理由を提示されるとそれは怒りに変わります。
例えば、あなたが「休みの日に上司と顔を合わせるのが苦痛」「お金がない」という本音を結婚式に招待してくれた人に伝えたら、その人はどう感じるでしょうか?
「私の結婚式のために、数時間も上司と顔を合わせるのは我慢できないの!」「私よりもお金の方が重要なんだ」と感じます。特に結婚式は人生で一番自分が主役になる日ですから、出来れば特別扱いして欲しいという心理が当人にあります。
だからこそ、断るのであれば、「(出席したいけど)どうしても断れない先約がある」というのが良いでしょう。
同僚の結婚式に行きたくないので欠席する時のマナー
欠席の返事は至急速やかにしましょう。相手が口頭で出席の有無を確認して来たら、「その日は親戚の結婚式(法事)の予定があって…」などと理由を言って、招待してくれたお礼と行きたくても行けないのという気持ちを込めて、謝罪します。
仮に招待状を送ってきた場合は、やはりすぐに欠席の返事を書き、投函してもいいのですが、会社で謝罪と共に直接渡した方がいいでしょう。
欠席してもやはり、ご祝儀もしくはお祝いの品を渡すのはマナーです。大体1万円ぐらいの現金をお祝いの袋に入れるか、商品券、お祝いの品などを用意しましょう。お祝いの品などは、宅急便で送った方が親切かもしれません。
また、結婚式には祝電を送るのもいいフォローです。とにかく「お祝いをする気持ち」をアピールして目に見える形にする事が重要です。そうする事で、相手は欠席されても気分をあまり害さないようになります。
結婚式の出席を断る場合の口実例
ここが結構難しいのですが、結婚式を断るほどの口実となると結構大変です。飲み会のお誘いを断るレベルではないので、「久しぶりに友人に会う」「彼氏とデート」「お稽古事がある」ではだめです。
冠婚葬祭は基本的に多くの予定よりも優先順位を高くするのが、常識です。そのため生半可な理由ではだめであり、その上、結婚式は数か月前に出席欠席確認をされますので、つまり、かなり前から決まっている予定でないとだめという事です。
かなり前から決まっていて、優先順位が高い用事となると、法事や結婚式しかないでしょう。また、海外旅行を予約したというのも、まあ理解してもらえる予定かもしれません。
後は、ドタキャンの時に使える理由として、「親戚が危篤」というのもあります。こればかりは予定が決まらない上に、持ち直したから大丈夫として、後から葬式に出ない言い訳にもなります。
行きたくなくても、頑張って出席するというのも一つの方法
結婚式を欠席するというのは、かなり気を使って意外に大変なのです。また毎日顔を合わせる同僚に嘘をつくと、その辻褄合わせに苦労する事もあります。
ならば、いっそ経済的に余裕があるならば、腹をくくって出席するというのも一つの方法なのです。たった数時間の我慢です。とりあえず美味しい食べ物は出ますし、引き出物ももらえます。
また職場の人の大半が出席するような結婚式の場合、職場でもその話が出る事もあるでしょう。そんな時に居たたまれない思いをしなくても済みます。
どうしても出席したくないというのであれば、それもあなたの自由です。決して悪い事ではないのですが、出来るだけ招待してくれた同僚にはきちんと気をつかいましょう。時として、舞い上がっている新婦などは、ついつい自分本位の発言をしてしまう事もあります。
一生に一度の事なので、多少は大目に見てあげましょう。