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鬱病からの復職後、辞めたいという気持ちが消えない!そんな場合の対処法

2017.5.16

鬱病になって休職すると、数週間どころか数ヶ月仕事を休むことになると思います。そこでまじめな人は自分だけ休んでいて働いているみんなに迷惑をかけているんじゃないかと思う人が多いです。つまり自分が休職していることに罪悪感があるのです。

そう感じて、復職後には仕事に取り組むぞと思っても実際は上手くいかないことも多いです。

鬱病の休職から復職することは難しいからですが、辞めたいと思う状況にも色々あります。

鬱病からの復職後に職場が変わって辞めたい

鬱病で長期の休職が確定してしまうと会社側はそれに対応しなくてはなりません。そのため必要な人材が抜けていたったので、そこに別の人材を入れるということはよくあることです。そうなると鬱病から復職しても元の職場に戻れないということがあります。

つまり復職して職場が変わることがあるということです。たとえばデスクワーク中心の事務職だったのが立ち仕事中心の製造業である工場ラインの従業員になることがあります。

それぞれの職場にそれぞれのメリットとデメリットがあるわけですが、個人によって合う合わないがあります。そのため、それまで事務職でよく働いていた人がラインの従業員になって上手く働けるとは限りません。

最初は誰だって慣れていないので、職場に対応したり仕事の勉強をしたり大変です。そして鬱病から復帰した後では、対応や勉強が普通以上に重荷になって仕事を辞めたいと思うことがあるのです。

鬱病からの復職後に人間関係が原因で辞めたい

鬱病からの復職は難しいことが多いです。それは会社としては復職を支援する制度があって鬱病からの復活を期待していて、同僚も優しい人たちばかりだとしても上司や一部の人が問題になることがあります。つまり人間関係によって復職が難しい場合があるのです。

棘のある言い方をする人はいるもので、余計なことばかり言って琴線を触ってくる人がいます。たとえば「今寝てた?」と冗談交じりなのか本気なのかよく分からないテンションで言ってくることがあって、それを否定しても「隠さなくていいから」というように聞く耳を持ってくれないことがあります。

気持ちに余裕があるなら気にしないで済むのですが、気持ちに余裕がなくなってくると、こちらが怒鳴ってしまうことになります。そうなるとピンチになるのはこちら側です。職場でいきなり大声を上げて、鬱病ではないかと周りに心配されてしまうのです。

そして大声を出してしまったことに自分も心配になります。気持ちを抑えることができなかったと反省してしまうのです。

鬱病からの復職後に辞めたいと思ってしまう理由の1つは治療不足

鬱病から復職してもだいたい40%の人は退職してしまいます。鬱病は有名な病気になりましたが、それでも会社の支援体制がまだ十分でないことが理由の1つになっています。そしてもう1つの理由は休職期間が短すぎるということです。

大体数ヶ月の休職になると思いますが、鬱病に関して言えばそれはかなり短いほうです。人によっては5年や6年休職している人もいるので、数ヶ月というのはとても短いことが分かると思います。

そのため鬱病の状態がまだ良くなっていないにもかかわらず復職してしまう人が結構多いのです。鬱病がくすぶっている状態で仕事のストレスにさらされれば、鬱病が再発することも想像に難くないと思います。

鬱病が再発してしまえば気分が落ち込んでしまい、体調を崩してしまい、またつらい日々が続くことになるので、最終的には仕事を辞めるしかなくなってしまうのです。

復職後に辞めたいといってもすぐには辞めないで

会社を辞めることはとても簡単なことです。就職活動して入社試験や面接を受けて入社したことに比べると手順も少ないです。実際に、鬱病を理由に辞めたいと言って、医師の診断もあれば、辞めるのを断る理由が会社側になくなりますし、想像以上に簡単に会社は退社を許してくれると思います。

しかし今の職場が嫌だからといってすぐに辞めてしまうのはあまりおすすめできません。生活するにはお金が必要だからです。お金のメドをつけなくて急に仕事を辞めてしまうとこれからの生活を心配することになってしまいます。

次の就職がすぐに決まれば良いのですが、決まるまでは心もとない生活で、それがストレスになってしまうのです。

また、復職して大変なのは決算前のような会社自体が忙しいときが多いです。それを過ぎれば楽になることがあります。また、年末年始やお盆休み、それらゴールデンウィークが間近ならそれまで退職を待ってみてください。比較的長い休みで気持ちや体調が回復すると思います。

鬱病や仕事と上手く付き合っていこう

鬱病は1度かかると一生付き合わないといけない病気だと思っている人も多いと思います。不安を抱えやすい性格だから、ずっと鬱病と付き合っていかないといけないと思っているのではないでしょうか。

それは正しくありません。状態が良くなってしばらくは薬を飲まないといけない期間があるわけですが、鬱病は薬を飲まなくても生活できるようになるほど回復することができる病気です。

しかし仕事中に鬱病の影響でつらいことがあると思います。そうなってくると仕事を辞めてしまいたいと思うわけですが、もう一度よく考えてみてください。

職場が原因であるなら転職するのはどうでしょうか。普通の休暇では足りないのなら退職して休養しましょう。再就職なら地域の福祉事務所や福祉ネットワークを利用して、また正社員にこだわることなく、治療と仕事のバランスを取って1年後2年後により幸せになれるようによく考えていってください。

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