仕事のお悩み解決所

職場で孤立してしまう事は退職へつながる事が多いのか

多くの人が思い悩み自身を押し殺して共同作業をしている社会、小さいくくりでは今所属している会社の職場がその舞台です。

そこで少しでも自分の我儘を出してしまうと周囲から一人よがりと判断され、それが職場での孤立を招きしいては退職までということになりかねません。

そこで上手く問題点を改善しつつ、職場で孤立せず退職に追い込まれないようにする方法を考えてみました。

皆様の一助となればと思います。

職場では孤立して退職に追い込まれないよう言動に注意

実際の職場では特殊な仕事以外は周囲協力して仕事を進める事になると思いますが、他部署との連携作業を進めるような立場だとその人だけで作業が完結する場合もあるかと思います。
こういった作業を担当する場合には、以下のような点を注意する事で職場での孤立を防ぐことができると思いますので、是非実践される事をお勧めします。

まず、挨拶は元気よく相手を見てすることです。
よく挨拶しない方もいらっしゃるようですが、やはり仲間同士なので挨拶はしないよりした方が気持ち良いです。
人によっては無視されるような場合もありますが、そこは気にせず継続して下さい。

実務では昔からよく言われている報告・連絡・相談をよく行う事で、管理者とのコミュニケーションを取りましょう。
忙しい上司に迷惑だと思って遠慮せずにするべきなのですが、ここ重要な事はメール等ではなく直接口頭で話をする事です。
多量の情報を整理して伝えるにはメールも便利ですが、やはり管理する側からすると口頭で直接会話した方がメリットを感じられる様です。

職場で注意しておきたい孤立者や退職する人の表情や考え方

とは言っても、現実には職場で孤立して誰とも話もしないような人もいますし、特に円満退職では無いような退職準備軍の方もいるかと思います。
そういった方と積極的に会話すべきではないとは思いますが、筆者の数少ない経験からも職場で孤立している人や不満を持って退職する人の表情には笑顔がほとんどありません。

これはその状況になるまで自分の考え方を頑なに変えない、とか自分は正しくて問題は相手にあるので相手がやり方を変えるべきだと思いこんでいる場合がほとんどです。

そういった考え方を修正する余裕が無いので、相手に対して優しく接する事ができず悪い状況をさらに悪化させてしまっている事に自分自身が気付いていないのではと考えられます。
もしかすると自分では気付いてはいても、もう自分ではどうしようもないと諦めてしまっているのかもしれません。

職場でもし孤立した人が退職するなら反面教師にしよう

孤立する人や不満を持って退職する人の表情や考え方からすれば自分自身が追い込まれてしまうは当然と言えばそうなのですが、そこを打開するコツはあります。

それは他人に対して笑顔で接する事です。

人間というのは楽しいから笑顔になるのではなくて笑顔でいるから楽しくなるという考えもあるそうなので、これを活用しない手はないですよね。
職場で孤立しないようにすると気を使うのであれば、その労力を自分の笑顔を作って鏡で確認する時間に充てましょう。
自分から笑顔で相手に接して楽しい雰囲気を醸し出しながら物事を進めていく事ができると相手にもその感情が伝わり双方で良い方向に進むのではと感じます。

確かに辛い状況(例えば問題がなかなか解決しない等)では難しいかと思いますが、基本は相手に笑顔で接する事が出来れば、現在は最悪に近い状況でも
それ以上に悪い方向へは進まないと思います。

もし、職場で運悪く孤立したら最終的には退職せざるを得ないのか

やむを得ない事情で今の職場で孤立してしまったという場合には、どうしたら良いのでしょう。

今まで良好な関係と保っていた周囲から急にそのような状況になるとは考えにくいのですが、自分自身が意識せずにその状況になっていたとした場合は、まずそれに至った経緯を思い出してどのような行動が原因になったのかを自己分析してみます。
分析してみるとその行動には必ず要因(そのような行動をしてしまう根本的な原因)がある筈です。
(例えば、会議上で不必要に追及されて皆の前で叱責された、他メンバーと対応に差をつけられた等)

その原因を突き止め、どのようにすれば今後改善に繋げられるのかを考えてその対応策と実施計画を立案して管理者と他メンバーに対してそれらの情報を
共有して協力を仰ぐことです。

この問題共有で問題は個人のものからチームのものへ変化します。
この変化は孤立しているという自分自身の問題解決を自分だけで悩むのではなくチームで共有された問題として改善する方向に進む事になるのです。

職場で孤立しない為に笑顔と問題共有で退職まで楽しく仕事をしましょう

仕事上で嫌な思いをする内容は人それぞれですが、これは許せるけどこれは許せないといったボーダーラインというのはその対象となる人のイメージ(先入観)によって変化するものです。

従って、あまり好きではないという感情がある人からの行為は基本的にネガティブに受け取る事となりだんだんと心と身体の距離を取るようになります。
また、一度叱責されても好意的に受け取れる人とそうでない人がいると思います、その受け取り方で自分自身が職場で孤立してしまうかどうか、しいては退職してしまうかどうかが分かれる事となるのです。

では、どうすれば良いのでしょうか。

その答えは自分自身の考え方を常にポジティブにして嫌な指摘もまずは受け入れてみる事です。
誰からの叱責でもポジティブに受け取れていればその指摘から自身も成長する事も可能です。

とは言ってもなかなか出来ない方もいらっしゃると思いますので、嫌な相手からの叱責でもポジティブに受け取れるように笑顔で接する事を心がけて下さい。
最初のうちはぎこちなく不自然な笑顔となるのは仕方ありません、でも普通の人間であれば笑顔の相手を無碍にするのも気が引けると思うのは不自然ではない事です。
そうする事でよりコミュニケーションが深まりますので一度入った人間関係の亀裂も修復していけるのではないでしょうか。

人間は面白いもので自分自身が相手に対して抱いている感情は思いのほか伝わる様です。
目や表情、身体の動き等で意識せずにいろいろなサインが出てしまうので、相手にはその事がよく分かってしまうと思います。

難しい人間関係のテクニックを駆使するより自分の自然な笑顔で楽しく仕事をして、今の職場からの円満退職を目指しましょう。

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