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シフトの希望をメールで送るのは非常識?最低限のバイトのマナー

家から少し離れていたり、学校の時間となかなか合わなかったり、バイトをはじめても最初のうちは予定とシフトを調整するのに苦戦します。

バイト先によってシフトの提出方法はさまざまですが、なんとなく慣れるまでは直接渡した方がいいような気がしますよね。自分の希望ですし、わがままを言ってしまってないかも少し心配になります。

しかしどうしても時間が合わない、そんな時はメールで送っても失礼にはならないのでしょうか。

シフトの希望をメールで送るのはマナー違反?

どうしてもバイト先に行けない・・・シフトを出さずに連絡がくるまで待つよりは、こちらから連絡するのが常識です。一番良いのは直接伝えたり紙にまとめて手渡しすることですが、予定が詰まっていてなかなか難しいときもあるでしょう。

面接や最初の新人トレーニングの段階で、シフトの提出方法については必ず説明があるはずです。そこでメールでも電話でもなんでもOKと言われていれば当然問題ありませんが、直接渡すのが大前提とされている場合はどうすればいいでしょうか。

提出した書類の中で事前に自分の連絡先は記入してあるかと思いますが、バイト先のメールアドレスを知ることは意外とありません。検索すれば予約用のメールアドレスが記載してあることもありますが、それはあくまでお客様用なのでシフトの提出には向きません。

何かあった時のためにと店長や責任者の連絡先を教えてもらえていれば、そちらのメールアドレスに送る方が無難です。

シフトの希望が複雑な時はメールより電話が吉

シフトの希望日が曜日ごとに固定だったり毎回同じ時間帯であればまだしも、かなり不規則になってしまうときもありますよね。このような場合は最初から電話で一言断りを入れた上でメール送信するようにしてみてはいかがでしょうか。

それぞれのバイトが提出したシフトを組み合わせてシフトを作っていくのはなかなか大変な作業です。この日だけは早く上がりたい、休憩を多くとって中抜けを作ってほしいなど、長々と文章を書いたところで相手にしっかり読む時間がないかもしれません。

電話口ですべて伝えられてしまえばわざわざメールを作成する手間も省けますし、忙しくて見落とされてしまったなんていうことも防げます。なにより自分の希望を通してもらえるようにお願いをするわけですから、メールの文字よりも自分の声で伝えた方が相手にも誤解なく伝わりそうですよね。

シフトの希望をメールで送るときの注意点

シフトをメールで送信することにしたらいくつか気を付けるべきポイントを確認しておきましょう。相手は友達ではありません。たとえ仲良くなったとしても失礼のないようにしましょう。

件名を空にしない

仕事で使っているメールアドレスには従業員以外からもさまざまなメールが届きます。正直すべてのメールの本文まで目を通す余裕がないという人も多く、件名で重要度を把握してそのまま・・・なんてことも多いのです。

件名を空の状態で送ってしまうとそうしたメールの中で目立たず、読んでもらえない可能性が高くなります。きちんと件名にシフト提出の旨を記載するようにしましょう。

本文にただ希望日だけを羅列しない

堅苦しいビジネスメールを送れというわけではありませんが、最低限の文章はつけるべきです。あなたのメールアドレスが登録されていないことも考えられるので、最初に「お疲れ様です。○○です。」と名乗ることも忘れないようにしましょう。

初めのうちから希望を言いすぎるのは避けるべき?

バイトとして採用されると最初の数時間、もしくは数日は研修期間のようなものです。入ってすぐに働けるわけもないので、しっかりと先輩たちにフォローしてもらいながら仕事を覚えていく時間が必要です。

どうしても一度覚えたあとに日数が空くと忘れてしまいがちなので、ある程度覚えるまでは短いスパンで入ってほしいと言われるかもしれません。最初の面接では週に1,2日程度という話だったのに、と思っても初めのうちは仕方ありません。

忘れてしまったといって毎回出勤するたびに教えてもらうこともできませんし、バイトを始めてそこそこ日が経つのにミスが減らなければ怒られるのは自分です。もちろんバイト先に言われるがまま毎日詰め込む必要なんてありませんが、今だけ少し忙しくても我慢だと割り切る気持ちが必要になってきます。

もし出勤日の間隔が空いてしまうようであれば、きちんと復習しておくようにするのもマナーです。

採用されたくて面接で嘘をついてしまうのはNG!

たかがバイトといえど、誰だって面接は緊張します。前もって聞こうと思っていたことが聞けなかったり、求人広告の内容と違うかもしれないと感じたことも、気軽に質問できる人は少ないでしょう。

しかし求人内容がいくら自分にぴったりだったとしても、面接で言われた条件がすべてになってしまいます。3時間からOKと書いてあっても面接で5時間からと言われれば5時間になり、週2からOKと書いてあっても面接で4日からと言われれば4日になるのです。

会社からすれば、より柔軟なシフトに対応できる人材を求めています。なかなかシフトに入れない人よりは、当然いつでも入れる人の方が嬉しいですよね。そのため面接では極力日数を多く、そして長時間働けるかどうかを聞きます。

緊張していることもあり、採用されたいという思いからすべての質問ん「大丈夫です」と答えてしまいがちですが、これで採用されても後々自分の首を絞めてしまうことになります。面接では無理なところは無理だと、正直に話す勇気が大切なのです。

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