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職場で泣くのはどうなの?男性が職場で泣く心理とは

昔は男が人前で泣くのは恥ずかしいとされていましたが、今では人前でも涙を流す男性は多くなっているようです。

仕事で悔しい思いをしたり我慢できないことがあると、泣いてしまう男性も増えているようなので、正直どうやって対処すればいいか分かりません。

そこで職場で泣く男性の心理と扱い方について紹介したいと思います。


職場で泣く男性は怒られ慣れていないので泣いてしまう

職場で泣く男性の心理は、昔から怒られ慣れていないことが要因となることが多いです。

上の世代の人は上司から怒られることに慣れていますが、時代の流れと共に怒ることができない状況になってきています。

職場でミスをした時に上司が怒ることは当然ですが、怒られ慣れていない男性はどうしたらいいか分からずに泣いてしまいます。

本来ならば怒られることで自分のミスを反省し、次にミスをしないように心に刻み付けておくことで、新たなモチベーションとなります。

しかし怒られ慣れていないことによって、言われた言葉をすべて真に受けてしまい、自分がどうやって言葉の意味を整理すればいいか悩んでしまいます。

そこで思考停止状態となってしまい、考えることも行動することもできずにパニックになって泣いてしまうのです。

時代の流れとはいえ泣いてしまう男性はちょっと頼りないと感じますが、そこから異様に頑張る人もいるので立ち直ってもらいたいものです。

職場で泣くのは男らしさが欠如している

職場という場所で我慢できずに泣く男性は、男らしさが欠如していると言ってもいいでしょう。

仕事をしていれば理不尽なこともあれば納得できないこともたくさんあるので、どうしても我慢できないこともあります。

特に納得できない仕事の命令を受けることは、屈辱でしかないと思っている男性も多いので、つい感情が高ぶってしまうこともあります。

しかし会社組織は上からの命令は絶対ですし、男性社会の上下関係はとても重要な物になります。

そのため上からの指示や命令は納得できなくてもやるのが会社組織なので、反骨精神で頑張って出世することで自分の考えて仕事をすることができるようになるのです。

そのモチベーションを維持するためにも我慢することを覚えなければいけませんが、職場では男性の悔し涙すら一円の価値もないと思われます。

泣けば女性と同じように何とかなると周囲に思われてしまうので、涙を流しても見せずに結果を出すしかありません。

男らしさは陰で泣いて涙を見せずに歯を食いしばってしがみついて頑張るので、職場で泣く男性は精神的に弱いと思われてしまいます。

職場で泣く男性は涙を見せれば同情してもらえると思っている

仕事をしていれば納得できないことはたくさんあるので、悔し涙を流すことも多々あるでしょう。

職場では泣くことは許される場所ではなく、泣けば何とかなると思われてしまうので逆効果となります。

職場で泣いてしまう男性の心理は、自分の悔しい気持ちを表現したいと思っていますが、泣いて表現すると自分の評価を下げてしまうので注意しましょう。

自分が納得できないことがあっても、我慢してやることも仕事のひとつです。

しかし納得できないと泣いて悔しいと表現しても、自分の思い通りにならないから泣いて同情を得ようとし、何とかしてもらおうとしていると思われます。

やりたくないこともやらなければいけないのが仕事なので、自分がどうやってモチベーションを維持しながら仕事をするかが大切です。

泣いて同情を誘っても逆効果だと言うことが分かっていないので、それだけわがままでに生きてきたと思われてしまうでしょう。

泣くことを恥ずかしいとは思わない男性が多い

昔の世代の人は男は泣くべからずという精神だったので、人前で泣くことはあり得ませんでした。

しかも職場では理不尽な命令や納得できないことでも、歯を食いしばって頑張るしかなかったので、職場で男が泣くなど考えられませんでした。

もちろん悔しいことや我慢できないことがあれば、誰でも涙を流すことはありますが、人までではなく人に見られないように影で泣いていたものです。

しかし時代の変化と共に自分の気持ちを表現することが大切だと思っている男性も多く、人前で泣くことも自己表現のひとつだと考えている人もいるようです。

喜怒哀楽はその人の表現の自由ですが、職場では仕事をする場所なので、いちいち喜怒哀楽を表現していたら仕事をすることもできなくなってしまいます。

泣くことを恥ずかしいと思わない男性も増えてきているので、職場で悔しければ泣くことも当たり前だと思っていますが、上司は泣かれたら嫌なので何も言えなくなってしまうのです。

言葉を選んで伝えることが上司には求められるようになっていますが、若者の表現の自由と共に上司は言いたいことを言えない状況に追い込まれてしまったと言えるのかもしれません。

陰で努力するよりも頑張りを評価してもらいたい人が多くなった

仕事では結果を出すことが大切なので、途中のプロセスや頑張りを評価しても意味はないという人も多いです。

しかし時代の流れと共に職場では自分の頑張りを評価して欲しいと思うようになったことで、評価してくれない上司に悔しい気持ちが沸いてくるようになります。

これだけ自分が頑張っているのにたまたま結果が出ないと、上司に怒られたことで悔しくて泣くこともあります。

上司なら自分のことを見ているのも仕事だし、途中の頑張りを評価することも当たり前だと思っている男性が多いのです。

そのため結果が出なくても途中の頑張りを評価して、褒めてやることで次の仕事へのモチベーションを上げさせなければいけないのです。

陰で努力をすることが効率が悪いと思っているので、自分の努力を評価して欲しいと思っている人が多くなっているのです。

努力は評価はするけれども仕事では結果が出なければ意味がないので、仕事をやりがいだけで考えるのではなく、仕事の大切さを知ってもらいたいものです。

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