産休後に退職をする。扶養と失業保険の関係とは
産休が終わり仕事復帰をしたのはいいが、やはり子供が小さいうちはフルタイムで働いたり仕事内容によってはとてもきついことが多いですよね。
子育てに理解のある会社も現在ではとても増えていますが、給与面であったり子供の体調面での不安がつきず、退職を考えているそんな時。
夫の扶養に入りたいが、失業保険や再就職手当をもらえるならばもらいたいものです。
一番得をする方法とは一体なんなのでしょうか。
このページの目次
産休後すぐに退職しても手当はもらえる?扶養に入る前に
もしも産休後復帰し6ヶ月以上働いていたならば、すぐに転職するからといって手続きを面倒がらずにやっておいて欲しいのが、失業保険の申請です。
こちらを忘れないようにしましょう。
復帰後1ヶ月でも雇用保険を払っていれば金額は少ないですが、手当を申請する事は可能です。
妊娠が発覚して出産前の退職では失業中とみなされず失業手当は出ませんが、産休後の退職であれば、再就職に向けての手当が受け取れます。
前職での雇用保険加入期間により受給額は異なりますが、受け取れるお金はきっちり頂きたいですよね。
しかし問題となるのがその失業保険の手当を受給中は、扶養に入れないということです。
正確には入ることは可能ですが、フルタイムで働いていたのであればほとんどの場合が扶養対象額を超えてしまっています。
過去6ヶ月の給与を参考にしますので、例外もあるかとは思います。
働く気があるのならば、手当を受け取ってから再就職し扶養内で働くのが一番損をしない方法です。
産休から復帰後に退職。扶養申請の前にやるべき事
失業保険の申請を済ませたならば、すぐに行いたいのが求職活動です。
失業手当は基本的に3ヶ月の給付制限というものを経て、受給が開始されます。
その間に再就職へ向けての活動が必要になります。
そしてもしも再就職先が3ヶ月以内に決まった場合でもご心配はいりません、再就職手当といった別の形で受給できる手当があるのです。
少し面倒な作業になり、時間がかかってしまったり何度もハローワークに足を運ぶ事になるので諦めて受給をしない人はとても多いこの失業手当金なのですが、せっかく払い続けていた雇用保険が役立つ時はほとんど失業時だけなのです。
この時ばかりは面倒くさがらずに、もらえるお金はもらおうというスタンスで頑張って頂きたいです。
再就職についても協力的になってくれるので、希望条件などを相談してみるのもオススメですよ。
産休明けですぐに退職。扶養内で働くには
産休とは言っても子供が小さいうちは予想外の出来事に対応できるように、仕事の仕方について考えなくてはいけませんよね。
復帰をして今まで通りに働けるかといったら、なかなか思うようにいかない仕事も多いのではないでしょうか。
そこで退職をし、夫の扶養に入ることを前向きに考えるママ達も多いはずです。
収入は減りますが、扶養内で働くことで結果的に保険料や税金の控除であったりメリットの方が大きいと感じます。
退職後、離職票を受け取ったのならばすぐに失業保険の申請をします。
そして失業手当、または再就職手当を受け取った後に夫の扶養に入り扶養内で正社員として雇ってもらえる会社で働くというのが理想形なのです。
特に女性が多い会社の方が、子育てしながら働くのには適した環境が多いようなので、転職活動は慎重に行うのが良いでしょう。
産休後の働き方について
産休後に仕事復帰するか退職するかどうかは、今後の生活にとても大きな影響を与えることもあり簡単には決められない大きな悩みですよね。
特に時短や日数を減らして働くとなると、給与面での心配が一番多いのではないでしょうか。
様々なことを考慮し、産休から復帰せずに退職してしまう人も多いのです。
しかし失業手当を受け取ることを考えると、6ヶ月は頑張って続けることでボーナス時期も越すことができるなど収入の面でとても得をすることが出来るのです。
体調が悪いなどの理由で退職を考えている場合は、傷病手当がもらえるのかどうかも確認する必要があったり、有給を上手に使いながら6ヶ月までは在籍を目指しましょう。
仕事の引き継ぎなどで残業することにならないように、なるべく退職時期は早めに決める、信頼できる上司に相談するなど積極的に動いていくことがオススメです。
子育てと仕事の両立とは
子育てと仕事を両立するということは、家事という一番大変な仕事も必ずついてくるわけであり、共働きであれば旦那様の理解や助けが無くては絶対に乗り切れるものではないと思います。
育児ノイローゼに参ってしまい、外で働く方が気持ちが楽だという方も多いですが、心も体もストレスや疲労に侵されていることを忘れないでください。
主婦にも母親にお休みはないのです。
せめて仕事は自分のあまり負担にならない環境と条件で、していきたいものですよね。
やっぱり働くのが好きだ、責任ある仕事で働きたい。といのはとても素晴らしいことです。
しかしあまり頑張りすぎず、子供を優先することが出来るお仕事のするのがやはり、家族にとっても良いのかなと感じます。
産休後の復帰を応援しています。
無理をせず、やりたいようにやってみるのが一番なのかもしれません。