会社の同期との飲み会に意味はあるか?意味の在る無し論争の行方
会社の同期だけに限らず飲み会間する否定派の意見は、ネットに氾濫しています。彼らは今までそれを発散できる場所が無かったのだから当然ですよね。
でも中には飲み会の意味を問うコメントがあります。つまり、要約すると飲み会は楽しくない、楽しくないから意味はないという事にあります。
飲み会に意味があるのか、無いのかその論争の行方を追います。
このページの目次
会社の同期の飲み会に意味はあるのか?
ネットで多くの意見は「意味がない」です。
仲の良い人は別に飲み会でなくても仲良いし、仲の悪い人が飲み会がきっかけで仲良くなる事はない。上司の話しはつまらないし、あれこれ気を使って疲れる。というコメントが多く見られます。
さて賛成派の意見はというと数はそんなに多くありません。精々擁護する意見としては、「飲みにケーション」があるくらいです。
では飲み会に参加している人のほとんどが詰まらないと感じているのでしょうか?
それは判りません。ただはっきり言える事は、人は満足している、楽しいと感じている時には、さほどコメントを残さないのです。何故なら自分が満足しているから。
満足でない人が、その気持ちを晴らすためにコメントをするケースが多いのです。つまり、不満のコメントの方が多いのが自然という事です。
会社の同期の飲み会に意味を求める人達
飲み会を楽しいと感じる人はそもそも飲み会に意味を求めません。何故なら意味があろうか無かろうが関係ないからです。
しかし、飲み会に不満のある人は、意味を求めます。それは飲み会自体を否定したいからです。意味がない飲み会には、参加するメリットがない。つまり無意味である。ならば何故参加しなくればいけないのか?無意味であれば、参加しなくてもいいじゃないかという風に考えます。
しかし実際は、自分が出席したくない飲み会に参加を義務付けられます。それは会社での人間関係だったり、上司の暗黙の強制だったりします。
出席したくない理由の大半は、上司に気を使ったり、お酌したり、話を聞いたりするのが苦痛というのがあります。しかし同期の飲み会の場合、それを嫌う理由の中には、飲み会での孤立が挙げられます。またお酒の飲めない人にとっては、飲み会の雰囲気というのは苦痛に感じるでしょう。
会社の同期の飲み会で人は親しくなれるのか?
親しくなれる人もいれば、親しくなれない人もいるというのが答えです。
人間はきっかけがあって、誰かと知り合います。そのきっかけが飲み会になる人もいれば、仕事での接触になる人もいます。また研修を受けたグループがそのまま仲良くなるという事もあるでしょう。また喫煙者は数が少ない上に一つの場所に閉じ込められて、日に何度か数分顔を合わせます。ここで喫煙者コミュニティが出来上がる事もあります。
要は何かきっかけになるかなのです。ただプライベートな話や会社の愚痴などは社内では大ぴらに離せないので飲み会がそういう場になりやすいのは事実です。
飲みにケーション肯定派が飲み会を肯定する根拠でもあるのですが、それも人次第といった所ですべての人に当てはまる理屈ではないのです。
だから口数の少ない人、人見知りの人にとって飲み会は苦痛に感じられるのでしょう。
飲み会はコミュニケーションの練習場であると考える
もし飲み会に意味を見出せなくて、かつ飲み会にどうしても出席しなくてはいけない人の場合、飲み会に「コミュニケーションの練習場である」と意味を与えてみて如何でしょうか?
多くの人はお酒を飲んで酔っ払っていますので、多少の事は気にされません。また会社というのは共通項が多いため、話のタネも結構あります。共通の話題としては会社の愚痴ですね。お互いの上司が同じでなくても、結構話が通じたりします。
もしお酒の飲める人であれば、自分でお酒を飲む事で、いつもよりもリラックスして話す事ができます。特にお酒を飲める人はお酒を飲める人にやたらシンパシーを感じてくれる事もありますので、相手から好意を感じれば、コミュニケーションもしやすくなります。
ただ飲みすぎてしまうのだけは注意しましょう。飲み会の次の日に会社に遅刻、欠勤すると一気に信用が無くなります。
飲み会に意味はないけど、前向きに捉えよう
飲み会には意味はないのです。色々理由付けされますが、同期の飲み会などは、お酒を好きな人が飲みたいために開いていると思ってください。もちろん、中には情報収集をしようとか、出世に役立てようなんて意味を付けている人もいると思いますが、まあ精々あるとしたら、ストレス解消ぐらいでしょうか?
だから飲み会でストレスを感じるくらいならば出席しない方がいいです。ただ人間関係の絡みで飲み会に出なくてはいけないという人は、前向きに捉えた方がいいです。でないとお金を払ってストレスを増やす羽目になってしまいます。
特にコミュニケーションが苦手という人は、飲み会は意外に良い練習場です。酔っ払いは無理して面白い事を言おうと頑張らなくても、いい気持ちになって饒舌です。相手に合槌を打ちながら、一言二言いうだけでも十分にコミュニケーションが成り立ちます。ただ声はいつもより大きめを心掛けるといいでしょう。