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休職しても給料はもらえるの?公務員の給料事情とは

公務員は民間企業よりも待遇は良いとされていますが、休職した時も給料を保証してくれる期間が長いので恵まれています。

仕事ではストレスも大きいのでうつ病などになるケースもありますが、そのままの状態では生徒の前で授業をすることは難しいでしょう。

そこで公務員が休職した時の給料事情について紹介したいと思います。


公務員は休職しても給料をもらうことはできる

公務員が休職した時の給料事情に関しては、きっちりともらうことができます。

病気で仕事ができなくなった時には、初めの半年間は全額給付をしてもらえます。

これは病気休暇として全額給料保証をしてくれるので、ゆっくりと安心して病気の治療に専念できる環境を整えるためです。

さらに半年では病気が治らなかった場合には、次の1年間で休職扱いとなります。

今までは病気休暇でしたが、半年を過ぎてから休職扱いとなります。

休職扱いとなると全額給付ではなく、給料は8割支給となります。

1年間は8割の給料がもらえるので、ほとんど給料も心配することなく、治療に専念することができるでしょう。

民間に比べるとかなり長い期間の給料が保証されているので、安心して治療に専念する環境が整っています。

その後は無給となりますが休職扱いはそのまま継続できるので、頑張って治すか退職するかのどちらかを選ぶことになります。

公務員は休職中に給料の他にも療養補助金がもらえる

公務員が休職した時に民間会社よりも手厚い待遇なのは、給料がもらえるだけではなく、手当ても支給されるからです。

公立学校に通う教師は教職互助会に加入をしているので、休職した時には補助金をもらうことができます。

互助会には毎月回避として一定額の給料が控除されており、5つの事業を行っています。

その中の給付事業の中には病気や怪我をした時、休業、脂肪、結婚、出産、災害など各種いろいろな項目が設けられています。

その中から休業した時には療養補助金がもらえる仕組みになっています。

ちなみに給付額は1日1000円ほどは給付してもらえるので、休職中ではとても助かります。

あくまでも休職中の補助金としてもらうことができますが、毎月自分の給料から一定額が惹かれているので、もしもの時のための保険と言ってもいいのかもしれません。

休職中の給料は一定期間保証してくれるので公務員の待遇は手厚い

公務員が休職した時の給料に関しては、民間企業で休職した時よりもかなり手厚い待遇となっています。

公務員は何かあった時に優遇を感じますが、それだけ生徒の前に立つということは、万全な状態でなければいけないということです。

生徒の人生に関わる仕事でもあるので、いろいろなストレスを抱えながらも、生徒の前ではしっかりとした先生でいなければなりません。

相当なプレッシャーとなるのでいつの間にかストレスとなり、うつ病になってしまうこともあるでしょう。

うつ状態では生徒に対して安心して教育できないので、休職してしっかりと治す必要があります。

うつ病になると心の病気なのでなかなか治すことは難しく、時間が掛かることもあります。

そのため1年半までは給料補償をしてくれますし、その後は手当として約3年近くは病気を治すために専念することができるようになっています。

給料がもらえなくなってからも傷病手当金がもらえる

公務員が休職をした時には給料は1年半間は支給してもらうことができるので、かなり手厚い待遇と言えます。

その後は2年間は休職することはできますが、無給となるので大変かと思いきや、手当てをもらうことによって療養することができます。

給料とは別ですが健康保険に加入しているので、傷病手当金をもらうことができます。

公務員として働いていれば病気で仕事ができなくなった時に、給料の3分の2まで支給してくれます。

これは最大で2年間まで受給することができるので、休職中の給料の機関と合わせると、約3年半の期間は何らかの収入を得ることができます。

民間の会社ではうつ病になってしまえば、自分で治療をするか会社を辞める選択肢しか出てきません。

仮に休職しても半年程度で無給での休職となるので、実質は退職することが多くなります。

公務員は通算すると3年以上もの補償があるので安心です。

給料としては休職しても民間よりも長い期間もらうことができる

民間企業で働いている人にとっては、公務員の休職中の補償は好待遇なので羨ましいと思うでしょう。

それだけストレスのある仕事だと言うかもしれませんが、民間の仕事の方がストレスは多いと言えるでしょう。

ただ教員として生徒の前に立つには、健康な状態でなければいけないので、休職中に少しでも安心して病気を治すことに専念できる環境を作ることは必要なことです。

公務員は休職中でも最大3年近くは給料として何らかの収入があるので、安心して治療に専念できます。

その後は退職することを考えなければなりませんが、3年もの間休職できることと収入があることは、かなりの優遇と言えるでしょう。

民間企業との差があり過ぎることを考えると、かなり恵まれていると言えるので、早く病気を治して復帰をしてもらいたいものです。

休職すれば生徒も心配するので、早く生徒の前に元気な姿で戻ってもらいたいものです。

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