学校講師を辞めたい!やる気をなくす要因と対策とは
臨時講師として理想の教師像を目指して頑張ってきたのに、実際に働いてみると辞めたいと思うことも多々あります。
学校教育は子供にとって重要なもので、講師がしっかりと指導する立場ですが、昔と違ってだんだんと働きにくくなっている現状はあります。
そこで学校の講師を辞めたいと思う理由と対策について紹介したいと思います。
このページの目次
学校の講師を辞めたい理由は生徒との関係性にうんざりするから
学校の教師を辞めたいと思う理由としては、生徒との関係性にうんざりしてしまうことが多いです。
自分が子供時代の頃に思っていた先生への態度と、自分が講師になってからの生徒からの態度はまったく違います。
時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、少なくとも自分が子供時代の時には、先生は怖くて逆らえない存在だと思っていました。
決して暴力を振るわれたりするからという訳ではなく、先生には逆らえないという思いが頭にあったので、先生に怒られても親には言えなかった記憶しかないのです。
自分も同じように怖くて逆らえない存在だと思われているのかもしれませんが、昔に比べて怖い存在だと思ってくれる生徒は少ないです。
そのため生徒から舐められたりしますし、生徒を怒ると親からクレームがくるなど働きにくい状況にあります。
自分の子供時代の頃と今の生徒の先生に対する考え方が違うので、うんざりすることが多くて辞めたいと思ってしまうのです。
講師を辞めたい理由は学校への不信感
学校講師は教室である現場で行われることが多く、学校内では先生が生徒を指導する場でもあります。
しかし臨時講師として授業を行うことだけが仕事となっている学校も多く、生徒への指導に対して躊躇してしまうことも多いです。
理由としては親からのクレームがあるので、生徒に対して注意をすることができないのです。
生徒が悪い行いをしたら注意するのが当たり前ですが、注意の仕方によっては逆に学校側が文句を言われるケースもあります。
学校も親からのクレームを受けたくないので、理不尽とは思いながらも生徒に対して注意ができなくなっているのです。
ダメなものはダメとはっきり伝えることが教育ですが、それも自由にできない学校側の対応に嫌気がさして辞めたいと思うのです。
講師として生徒を指導する立場というよりは、仕事だから我慢しなければいけないということが多いです。
講師になろうと決意した時の理想と現実とのギャップに悩んでしまい、辞めたいと思うことも多くなります。
学校の講師を辞めたいと思うのは仕事量に見合わない給料額
学校の講師は授業をしているだけではなく、授業の準備や部活など様々な仕事があります。
自分たちが子供時代に思い描いていた先生の仕事量とは違い、生徒から見えない所でも多くの仕事に追われています。
臨時講師は公務員という立場なので、若い講師ほど給料は安くなっています。
しかし若い先生ほどたくさんの仕事をしなければいけないので、給料額と仕事量が見合っていないので辞めたいと思うのです。
確かに若いうちは給料額が少なくて不満かもしれませんが、将来的には良い給料をもらうことができるで、公務員は憧れの職業でもあります。
若い頃は遊びたい気持ちもありますが、給料が少なくて不満に思うこともあるでしょう。
しかし将来的には一般の会社員よりも良い給料がもらえるので、我慢して働くしかありません。
自分が講師になりたいと思った時のことを思い出して、理想を夢見て頑張ることをおすすめします。
過敏に反応する保護者や世間からの目と生徒からの仕打ち
学校では自分の子供がどうやって生活しているか気になりますが、親は子供からの話でしか判断することができません。
そのため子供が講師に対して悪口を言うようになると、親からのクレームが頻発してしまいます。
そのため講師は子供に嫌われないように気を遣わなければいけないので、精神的に疲れてしまい辞めたいと思ってしまいます。
子供からの話を真に受けてしまう親が多いので、モンスターペアレントとなって学校にクレームを言ってくることもあります。
生徒に対して注意をしたことによって、生徒が親に自分が悪くないのに怒られたなどと言えば、親は学校にクレームを入れます。
講師は世間からの目もあるので、口で注意する時も柔らかい口調で言わなければなりません。
生徒に対しての言葉遣いや態度によっては、自分が悪くなくても悪人にされてしまうので、注意をしないように知らぬ顔をする講師もいます。
過敏に反応する親からのクレームによって、何のために講師になったのか分からなくなって辞めたいと思うのです。
臨時講師として働きにくくなった現実はある
学校の臨時講師を辞めたいと思う理由は、昔に比べて働きにくい学校になったからです。
辞めたいと思うのは自分が思っていた学校の教師像とは違うので、思っていたよりも働きにくい現状にモチベーションも下がってしまうのでしょう。
臨時講師は一時的とはいえ教壇に立って生徒たちに教える立ちばですが、授業をすればいいという訳ではありません。
生徒との信頼関係は必須ですが、講師という立場ではなかなか生徒との距離を縮めることはできません。
しかも生徒は先生に対してのリスペクトを持っていることが少ないので、先生の立場としては非常に働きにくくなります。
理想の講師像を夢見て教団に立ったのですが、自分が思っていた理想とは違うので講師として働くことに悩んでしまうのでしょう。
臨時講師を辞めたいと思うことは非常に勿体ないと思われがちですが、自分が就きたい仕事で働くのが一番幸せなのかもしれません。