会社人として大勢の部下を抱え祝儀を出す機会の増やし方教えます
会社に入り、会社人になった以上は、良い仕事をこなし大勢の部下を抱え、会社の方針と、自分の信念に基づいて組織を動かしたいですね。
そして、部下からの人望・信頼の証として、慶事、特に結婚式の招待を受けることになり、祝儀を出す機会が生まれるのです。
この祝儀を出す機会が多ければ多いほど、会社人冥利に尽きると言うものです。
この機会を増やすための仕事のやり方、部下育成方法等を紹介します。
このページの目次
会社人として、部下がいなくて祝儀を出す機会が無いのは寂しい
会社に入ると、まずは上司から、会社の目標、それを達成するための方針、戦略の説明があります。
更に、所属している部署の目標、方針、戦略の説明があります。
社員個々は、これらを受けて、自分に与えられた仕事量に対しての、目標、方針、戦略を設定して計画的に仕事をこなしていくことになります。
実際に実行していく過程では、計画どおり進まないこともあります、いや、むしろ計画どおりに進むことが少ないはずです。
そこで、その問題点にどう対処するか、まずは自分自身で考えることです。
それでも解決できない場合は、上司に相談し、適切な指示をもらい問題解決にあたることになるのです。
この問題解決のサイクルを繰り返すうちに、上司に相談することなく自己解決できるスキルが身につきます。
この頃から、上司から、「部下をつけるので、仕事量を増やす」打診があります。
この打診を快く引き受けることが、「祝儀を出す機会」を増やす明るい未来への第一歩になるはずです。
しかし、この打診を断ることも可能であり、断った場合は、どうなるのでしょうか?
既に、上司に頼らず自分自信で問題解決するスキルを身に付けているので、仕事はちゃんとこなしていけると思います。
それに、煩わしい部下指導もしなくても良いので気楽にやっていけます。
でも、ひとりで出来る仕事量には、限界があります。
更に、問題解決したあとの満足感、爽快感も、ひとりのみでの体感となり、部下たちと一緒に味わう喜びは、全くありません。
当然のことながら、部下がいないので、部下からの結婚式への招待はありません。
大変、寂しいことです!
会社人として、部下がいても祝儀を出す機会が無いのは悲しい
「部下をつけるので、仕事量を増やす」という打診に対して、快く引き受けたとします。
部下に対しては、自分が上司から受けたと同様に、会社、所属部署各々の目標、方針、戦略の説明を行ないます。
更に、上司としての目標、方針、戦略の説明を行ないます。
初めて部下を持ち、この説明をする時は、自分自身を誇らしく思うと共に充実感を味わうことができます。
上司になるということは、自分自信の家族を養うと共に、部下とその家族をも養うという自覚が必要です。
ある程度の経験をした際には、部下を選ぶことは可能ですが、初めて部下を持った際は、選ぶことはできません。
与えられた人材で、勝負するしかないのです。
当然のことながら、出来の良い部下ばかりではありません。
でも、会社は見ているのですよ!出来の良い部下をばかりを抱えて成果を出すのは当たり前、出来の悪い部下をどう使うかの手腕を見ているのです。
陥りがちな、部下の使い方を紹介します。それは、一見楽に見えるのです。
出来の悪い部下には、それなりの仕事しか与えず、出来の良い部下には、出来の悪い部下の分まで与えてしまうのです。
短期間であれば、大きな問題にはなりませんが、この状態が長期化すると問題が大きくなります。
出来の悪い部下からは、仕事をさせてくれない、出来の良い部下からは、仕事が多過ぎると、全ての部下から不平・不満が噴出します。
このような職場環境では、この上司には、部下の誰からも結婚式の招待は、ありません!
大変、悲しいことです!
会社人として、大勢の部下を抱え祝儀を出す機会を増やすには?
部下を持ったら、まずは、部下達の個々の分析をしましょう。出来の悪い?部下達にも、弱点だけでなく強点を必ず持っています。
彼らの得意分野を見つけてやり、その得意分野を伸ばすような仕事を与えるのです。
出来の悪い?部下達の力量を上げることで、出来の良い部下達を含めた職場全体の力量が上がります。
それと、部下達には、上司としての明確な姿勢を見せることが、大変重要です。
失敗はするな、失敗をしないように慎重にやれ、もし失敗しても自己責任だ!という姿勢では、誰もついてきません。
失敗を恐れるな!もし、失敗しても、責任はすべて俺が取るから、思いっきりやれ!
上司は、部下が失敗した際に、如何に切り抜け、良き方向に導くかということが、問われるのです。
このような姿勢で仕事を進めれば、出来の悪い?部下達は、やがて出来の良い部下達に変貌して、職場全体の力量が更に上がることになります。
これによって、上司への人望・信頼が増大し、部下達からの結婚式の招待が殺到します!
更に良き上司になるには、どのようにすればよいのでしょうか?
良き上司になるには、前述のように、部下の失敗の責任を取る姿勢は、大変重要です。
更に重要な姿勢があります。イエスマン!では、部下はついてきません。
上司の上司、つまり、部長からの指示に対して、文句を一切言わず受け入れ、部下に「部長オーダーだから」と充分な説明をしないまま部下
に仕事を下ろす課長です。部下という者は、見ていないようで見ているのです。
このような課長は、部長に対して絶対服従であり、時にはゴマをすることさえあります。
この姿勢を端的に表現すると「上に優しく、下に厳しく!」です。
良き上司、つまり、良き課長は、部長の無理難題のオーダーに対して、受け入れなければいけない理由をちゃんと正すところから始まります。
その理由によっては、断る選択も必要です。また、受け入れる場合でも、部下達の力量をも考慮した条件で受け入れるようにします。
この姿勢を端的に表現すると「上に厳しく、下に優しく!」です。
良き会社人生活は、良き老後生活に繋がります!
部下の失敗の責任を取り、「上に厳しく、下に優しく!」を貫くと、良き上司になり、多くの部下を抱えることになります。
同時に、責任の大きさも増大していき、これに比例して給料も増大していきます。
給料が上がるということは、「標準報酬月額」も比例してランクアップし、厚生年金の掛け金も上がります。
でも、将来の厚生年金の受給額も上がります。
65歳から受給する国民年金の受給額は、国民すべて同じ額です。
しかしながら、厚生年金については、会社人生活において多くの部下を抱え頑張った人には、頑張った分多く貰えるのです。
つまり、良き会社人生活は、良き老後生活に繋がるのです!
蛇足ながら、私の会社人生活は、「上に厳しく、下に優しく!」を貫いたつもりです。
しかし、長い会社人生活では、ぶっちゃけ「上に優しく、下に優しく!」となった場合もありました。
この場合は、上にも下にも「いい格好」するわけですから、大変でした、苦しかったです、ご注意下さい。
最後に、祝儀は多めに、スピーチは短めに!