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診断書の内容によっては辞められない?スマートに退職する方法

毎日朝がくるのが怖い、月曜日は最悪な気分、ベッドから降りたくないなんて思ったことはありませんか?これは…仕事に行きたくないという体のサインです。

けれど、普通に「辞めたい」と言っても会社側からは引き止められ、なかなか辞めれなく悩んでしまい心療内科に通ってます。

やっと診断書まで書いてもらい会社に提出したが、休職扱いということで退職できなくて落ち込んでるあなたに、前向きになれる対処法を教えます!

診断書の内容によっては、退職を認められない?

私は昔働いてた会社で、休憩のない時間外労働がとても多くて仕事中トイレにいく時間も取れないほど忙しい毎日が続き、精神的にまいってしまい体調を壊しました。
朝、仕事に行くとなるとお腹が痛くなり職場での下痢が何日も続きました。
ついに退職をする理由を証明する為に、病院にて診断書を書いてもらいました。

診断名は「急性胃腸炎」でした。

それを持って辞めたいと上司に提出しましたが、返ってきた言葉は…今は人手不足たがら突然辞められたら困るのよ急性胃腸炎なら薬で止めて働けるでしょ。と言われました。
私の診断書は全く認められず、退職できなかったのです。

その時は闇雲に診断書を出せば退職できると思ってましたが、診断書の内容によっては退職できない会社は沢山あります。

病気になってまで働くことの辛さといったらないですし、周りに迷惑もかけてしまいます。
退職しようと思って診断書を出すくらいなら、最初から「退職願い」を前もって出すようにしましょう。

退職するなら、診断書の内容は何にするべきか

私は急性胃腸炎で退職はできませんでしたが、今世の中で一番多い退職を決める診断書の内容は『鬱病』ではないでしょうか。ストレス社会に耐えきれず鬱病になる人は年々増えてきてます。
周りにも仕事が嫌で鬱病になったという人がわんさかといます。

しかし、退社理由で体調不良を訴えても診断書を持ってきなさいという会社は多いです。
体調不良が鬱病だとは会社や周りに知られたくないものです。

それでも診断書は必要なので、心療内科へ行きましょう。心療内科では、仕事のストレスで病んでしまったと悩みを全て打ち明けることです。

心療内科も何回か通わないと診断がハッキリとしないことも確かです。
重要なのは先生と相談して辞める時に有利になる病名を書いてもらうことです!

例えば適応障害なんて有利ですよね。
そして療養期間も長めに書いてもらいましょう。

会社によっては病気の理由などをゴチャゴチャと聞かれるかもしれませんが、職場の環境のストレスでなったとハッキリ伝えましょうね。

診断書の内容が認められなくても退職しましょう

私も急性胃腸炎という診断書の内容で退職できなかったことが悔しかったです。
その時は退職の意思をもっと伝える勇気がなくて後悔したけれど、今思えば診断書なくても退職できたのにと思っております。

体調不良で退職したいなると、会社から診断書を求められますが、診断書を貰うということは費用もかかるし内容によっては、会社に理由をつけられ退職させてくれません。
場合によっては、1ヶ月休暇を与えるからと言われ休職になることもあります。

特に真面目な人だと、鬱病なら休んだら治るかもって思って休職します。
はっきり言って鬱病になったストレスの要因が職場である限り休職しても意味がありません。
まずはストレスの要因を取り除かなければ、病気はずっと治りません。

そもそも診断書の提出も個人の自由ですし、退職する人を引き止める権利もありません!
2週間前に退職願いをだして、辞めれば良いのです。

なにより、退職する気持ちを貫き通すことが大事!

私は急性胃腸炎で退職はできませんでしたが、治るまで休暇はもらえました。
診断書は辞めるときの決め手になることは確かです。普通の退職願いよりは、肉体的に休まざるを得ない理由がしっかりしてるので早めに辞めさせてくれる会社もあります。

あとは、あなた自身がいかに周りに流されないかなのです。
精神的に病む人は自分のことより周りを優先に考えてしまいます。

今自分が辞めることによって周りに負担をかけるとか、必要としてくれる為にもっと頑張らなきゃとか、メンタル弱い自分が許せなかったり。
けれど裏を返せば鬱病のあなたがいることで周りに気を使わせるし、あなた自身も病気が治らず薬に頼っていくことになります。

辛い会社を退職できた時の、晴れ晴れとした自分を毎日イメージしましょう!
『一身上の都合で辞めます』で退職できるのですから。
まして、診断書とってまで辞めさせてくれない会社は労働基準局へ相談して下さい。

会社のいいなりになる必要なし。退職してスッキリ!

若かりし頃の私は、休暇をもらっても会社の事を考えるだけで急性胃腸炎をぶり返すようになり、最後は布団から出れず連絡するのも怖くなり無断欠勤をし、そのまま退社扱いになりました。
今思えば、下痢よりも精神状態のほうが限界だったんです。

スマートに会社を辞めるには、逆に体調不良が知られないほうが良いです。
体調不良だと自己管理の出来ない社会人として扱われるだけで、会社側は職場環境のせいだとは考えないからです。
まして、鬱病を抱えてる人は多いけれど鬱病に対しての理解は浸透していないのが現状です。
職場で、陰で面白おかしく言われたり、噂になったら溜まったもんじゃないですよね。

特に精神的な病気は治るまで療養期間も長いですし、すぐに次の仕事復帰もできないので、そのこともふまえて早めに退職することです。

嫌な会社を退職できたらスッキリして、今まで悩んでたのが嘘のように感じますよ。
明日には明日の風が吹くと思って、しばらく休んでみましょうね!

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