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アルバイトに初めて入る日の挨拶は必要?何を話せばいいのか

新しいバイト先に出勤する時、緊張せずにいられる人などいないでしょう。

しかし、人とのコミュニケーションにおいて、ファーストインプレッションは非常に重要です。

緊張しているからと、初めての時の挨拶をおざなりにしてしまったことが原因で、働きづらくなるとまでは言いませんが、やはり今後のことを考えれば好印象を残しておきたいものです。

では、バイトに初めて出勤する時、どのような挨拶をすればいいのでしょうか?


初めてバイトに入る時の挨拶が、その後の働きやすさを決める?

人と人との出会いにおいて、第一印象はとても重要です。

これは例えバイト先であっても同じことであり、ともすると、今後の働きやすさにも影響が出かねません。

ですから、初めての勤務日には、少なくとも同僚になる人達に「この人となら上手くやっていけるかも」という好印象を与える挨拶をしたいものです。
 

「たかがバイトなのに、そんなことって必要?」と思う人もいることでしょう。

「自分はお金を稼ぐためだけに働くのだから、同僚とのコミュニケーションは不要だ」と考えている人もいるでしょう。

もし、そのバイトが1日だけの短期のものであれば、そうした考え方も通用するでしょうが、出来る限り長く働きたいと思うのであれば、絶対に、好印象を与える挨拶は必要です!
 

何故なら、往々にしてバイトという働き方は、横の繋がりが非常にモノをいうからです。

いい印象があれば、まだ会ったことがない人にも、自分に対してのいい評価が伝わりますし、何かと気にかけたり、声を掛けてもらったり、更には緊急でどうしても出勤できない時に代わって貰えるなど、自分にとってプラスになります。
 

この繋がりは、決して馬鹿にできるものではありません。

バイトに初めて入る時の挨拶は、どんなことを話せばいい?

では、どんな挨拶をすべきかというと、何も難しいことはありません。

はっきり、大きな声で「おはようございます。今日からアルバイトとして働くことになった○○です」と、同僚になる・上司になる人に伝えればいいのです。
 

勿論、この時既に業務が始まっていて、声を出すのがはばかられる雰囲気の状況では、大声を出す必要はありません。

近くにいる従業員に対して、少し声を落として上記のような挨拶をするだけです。

ただ、この時「お仕事中失礼します」「お忙しいところ申し訳ありません」と、相手の手を止めることに対して一言付け加えれば、より丁寧になります。
 

更に、アルバイトの場合は、店長や上司に当たる人が教育係になりますから、その人の名前を出して「○○さんはいらっしゃいますか?」と言えば、案内をしてくれるでしょう。
 

そして、案内される最中にも、顔を初めて合わせる人に対しては「おはようございます」や「よろしくお願いします」と先に声をかけておきましょう。

この時は長々と自己紹介をする必要はありません。その後、教育担当の人との打ち合わせが終わった後で、改めて顔を合わせた時に自己紹介をするといいでしょう。

初めてバイトに入る時、挨拶以外の自己PRでは何を話すべき?

もしも、入社に際してのスピーチを行うような職場であった時や、朝礼があるような場合には簡単な自己紹介や「抱負をどうぞ」等、話を振られることもあるでしょう。

そうした時に慌てなくて済むように、短くても構いませんから、自己PRを考えておくといいでしょう。
 

自己紹介をする時には、「はじめまして、今日からアルバイトとして勤務することになった○○です」と前置きをした上で、以下のようなポイントを話すと無駄がありません。

その時に踏まえておきたいポイントは、

  • 今までに同様の職種で仕事をした経験の有無
  • 現在の自分の立場(学生か、子育て中の主婦か、等)
  • どの程度のシフトに入る予定であるか

です。
 

そして、

「不慣れなのでご迷惑をおかけすることもあるでしょうが、どうぞご指導よろしくお願いします」

「元気だけが取り柄ですので、笑顔で頑張ります」

といった抱負を伝えましょう。

ある程度働きだしてから初めて会うような先輩に挨拶は必要?

さて、アルバイトの初日をなんとか乗り切ったとしても、ある程度日数が経ってから初めて会う先輩と会う、ということも多々あります。

こうした初対面の人に対しても、やはり「○日からアルバイトとして入った○○です。よろしくお願いします」と、手短でも構いませんから、自分から、笑顔で挨拶をしましょう。
 

勿論、相手が既に業務に入っている時には、時間があるときに改めて挨拶をする形で構いません。

もし、話す時間が取れないような時には、例えばメモを残すなどで「あの新人さんは、結局今日一日、自分に全く挨拶をしなかった」という印象を持たせないようにしましょう。

メモを残す時にも「今日はお忙しそうだったので、ご挨拶できませんでしたが、また改めてご一緒した時にお時間を下さい」など、相手に負担にならない形を取るようにしましょう。
 

こうした”ちょっとした周囲への気遣い”が大嫌いだ、苦手だ、と思う人もいるでしょう。

しかし、これをするかしないかで、バイト仲間や先輩は勿論、上の立場の人からの評価は、全く違うものになります。

バイトを初めて最初のうちは、周囲に合わせておいたほうが無難!

勿論、挨拶は満点でも、服装などの身なりが汚らしかったり、逆に華美・派手すぎるのも、第一印象を悪くしてしまいます。

勤務中は制服が支給されている職場でも、初日や最初のうちは、清潔感のある、立場に見合った服装で通勤することをおすすめします。

指示があるときはそれに従い、特に指示がない場合も、まずは周囲に合わせた服装や、動きやすい服装にするといいでしょう。
 

香水やアクセサリーなどの装飾品も、試用期間や研修中の間は(アパレル業などで着用しておいた方がいい場合を除き)付けないほうがいいでしょう。

職場によっては勤務歴に関わらず、匂いの強い整髪料でさえNGな場合もありますから、どこまでならば許されるか等は、業務規程を見直すか、周囲の先輩を見て判断する、もしくは先輩や上司に聞いて、それに従うほうが無難です。
 

単なるバイトと言えど、先輩や上の立場の人に可愛がられる方が、そうでない人に比べてずっと働きやすくなります。

その第一歩が、まさに初めて顔を合わせた時の挨拶だと言えます。

苦手だと思うならばこれを機に克服し、より楽しく働けるようにしましょう!

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