引き継ぎの仕事があるのに教え方が下手な相手にできる対応策
これから引き継ぎをして新たな仕事を覚えなければならないのに、教えてくれる人が下手だと自分が後々困ってしまいます。
しっかり引き継ぎ作業を聞きたいと思っても何を聞けば分からないですし、説明を聞いても下手なのでよく理解することはできません。
そこで引き継ぎの仕事を教えてくれる人が説明下手な時の対応策について紹介します。
このページの目次
仕事の引き継ぎが下手な人なら全体の仕事を先に教えてもらう
仕事ではよく引き継ぎ作業をすることがありますが、引き継ぎ作業を教えてくれる人が説明下手だと何をどうやって覚えればいいか分からなくなってしまいます。
よく理解できないまま引き継ぎ作業が終わってしまうと、結局困るのは自分自身なので、しっかりと覚えたいと思います。
しかし引き継ぎ作業中には何をどうやって覚えればいいのか分からないので、なかなか質問をすることもできないでしょう。
そこで引き継ぎ作業を教えてくれる人が説明下手だと思ったら、まずは仕事の全体像だけを教えてもらうようにしましょう。
仕事では細かいことまで教えようとするとキリが無くなってしまいますし、良く分からないからこそ細かい部分を聞きたくなってしまいます。
まずは細かい仕事の内容よりも大まかな仕事のやり方を聞くことによって、ある程度仕事のことを理解することから始めましょう。
細かなやり方は自分なりに工夫して覚えればいいので、仕事の全体像を把握することだけに集中して、それから細かい仕事の内容を少しずつ詰めていくようにしましょう。
引き継ぎ作業が下手でも仕事をしながら随時質問して覚えていく
引き継ぎ作業を教えてくれる人が説明下手な理由のひとつに、言葉ではなかなか説明するのは苦手ない人もいます。
百聞は一見に如かずといいますが、言葉で5分説明されるよりも一度やり方を見せてもらった方が覚えやすいです。
説明が下手な人は普段からコミュニケーションをとるのが苦手な人や、職人気質の人が多いので、人に教えることを前提に仕事を覚えていません。
自分が必死に覚えることだけをやっているので、いざ引き継ぎで教えようと思ってもなかなか上手く伝えられないのです。
そんな時は一緒に仕事をしながら分からないことがあれば、自分から率先して聞くようにしましょう。
一度やり方を見せてもらった方が分かりやすいので、その都度教えてもらった方が覚えやすいです。
説明するよりもやって覚えてもらった方が楽だと思えるので、分からないことがあればどんどん遠慮なく自分から聞きましょう。
引き継ぎが下手な人には自分なりに仕事をやってみて後から教わる
仕事を引き継ぐ時のやり方としてその都度教えてもらうことも有効ですが、後で分からないことをまとめて教わることもおすすめです。
仕事内容や人によってはその都度教えてもらえないことも多いので、とりあえず自分なりに仕事をやってみましょう。
初めて仕事をする時もいろいろ教わりますが、自分でとりあえずやってみてから、分からないことがあれば先輩に聞きながら覚えていったはずです。
これから仕事を覚えるのは自分自身なので、引き継ぎ作業を丸ごとコピーしてやるのではなく、あくまでも基本として自分なりの仕事のスタイルに変えても問題ありません。
基本さえしっかり分かれば自分がやりやすいように変えることはできるので、まずはやってみることが大切です。
そこで分からないことがあれば後で教わればいいので、説明が下手な相手でもピンポイントで話を聞くことができます。
仕事を引き継ぐ時は細かい部分よりも大まかな作業内容が重要
引き継ぎ作業を教わる時には全体像を聞くことが大切ですが、大まかな仕事の流れを教わることも重要です。
単発の仕事を覚えることは大切ですが、その仕事が他の仕事にどう影響するのかを知ることも大事です。
仕事は流れで覚えることによってスムーズな作業ができますが、その流れを知らなければ仕事を理解するのも難しいでしょう。
説明が下手な人は作業の流れは自分の中でできているので、それを上手く口にすることができないのです。
仕事の流れは体で覚えることも多いので、単発での仕事を覚えるよりもまずは大まかな仕事の流れを覚えるようにしましょう。
Aの仕事をした後は必ずBの作業をすることで、Cの作業を効率よくすることができるなど、頭の中でシミュレーションを作っておきます。
仕事の流れが把握できれば自分なりに工夫もしやすいので、引き継ぎの時には細かい仕事内容よりも、まずは大まかな流れを把握することを優先しましょう。
自分なりに仕事をやってみて分からないことを教えてもらおう
仕事の引き継ぎ作業はこれから自分が仕事をする上でも大切なことなので、説明が下手な人だと本当に苦労することが多いです。
自分が覚えられなければ困るのは自分ですし、誰にも聞けない状況になってしまえば自分で何とかしなければなりません。
仕事を教えてもらえる人がいるうちにできるだけ質問をしておくことで、後々自分が楽になります。
そのためにも引き継ぎ作業の時は相手からの説明を期待するのではなく、自分から仕事を覚える姿勢を見せて、分からないことだけを聞くくらいにしましょう。
自分がやって分からないことがあれば、聞けるときに聞いておくことが大切なので、自分なりの仕事のやり方でとりあえずやってみましょう。
そこに教わったことをプラスして覚えて行けば、より自分にとって効率の良い仕事をすることができるので、新しい仕事を覚えてもそれほど負担にはならないはずです。
引き継ぎ作業は相手に期待するのではなく、自分から率先して仕事を覚えて、分からないことを聞くような姿勢でいた方がストレスも溜まらないで覚えられるはずです。