独立してコンビニのオーナー! 初心者でも儲かる方法!
働く女性が増え、コンビニの利用者数は伸びています。
また、買い物が大変な高齢者に近くのコンビニはとても便利です。
宅配サービスもあって、ますますコンビニのニーズは高まっています。
コンビニは独立を考えているサラリーマンの受け皿になっています。
コンビニのフランチャイズに加盟することで、店舗経営の経験がない方でもコンビニ本部の指導で売り上げをあげ、利益を得ることができます。
ただ、必ず儲かるとはいえません。
儲けるには心構えと努力が必要です。
それではコンビニのオーナーになって儲かる方法を見ていきましょう。
このページの目次
競争が激しい小売業界! やり方しだいで儲かるコンビニオーナー!
コンビニは本部の指導があるので、初心者でも開業して経営できます。
独立を考えているサラリーマンに人気の事業です。
コンビニは出店数が多く、飽和状態にあるといわれています。
でも、高齢と単身世帯が増えたことで需要が生み出されています。
さらに野菜、果物、肉類など生鮮食品や薬を品揃えて、お客さまの集客を伸ばしています。
お客さまを集めるには商品の品揃えの他に、立地が重要となります。
コンビニは住宅街や駅前、駅近、ビジネス街、ロードサイドとさまざまな場所に出店しています。
それぞれ利益をあげているのでしょうが、儲けるには人が集中する駅前や駅近がいいでしょう。
人が集まる好立地では競合店が出店するリスクがあります。
でも、常連客中心の住宅地や移動時に立ち寄るロードサイドに比べて駅前・駅近は人の流れが多く、その影響は低く抑えられます。
駅前・駅近に続いてビジネス街がいいでしょう。
昼食需要や外回りの営業マン需要が見込めます。
コンビニオーナーになるなら駅前・駅近、ビジネス街の出店で儲かるポイントです。
コンビニ本部の戦略でオーナーは儲かる!?
コンビニは地域内にいくつも店舗を出店させる、ドミナント戦略をとっています。
狭い範囲に同一ブランドの店舗があると、地域内でブランドが浸透しやすくなります。
また、お弁当やおにぎりなどをセントラルキッチンから配送する際、店舗がまとまってあれば配送時間が短縮でき、品質を保てます。
ただ、目と鼻の先にコンビニがあれば、オーナーとしては集客や売り上げに大きく影響します。閉店に追い込まれる危険性もでてきます。
生き残るためには、他店に負けない地域の指示を得ることです。
接客と商品の品質を保ち、お客さまが望む商品の品揃えが大切です。
コンビニの課題は人手不足対策です。
コンビニ本部では福利厚生に力を入れてオーナーをサポートしています。
ある本部では全従業員を対象に健康診断や人間ドッグにかかる受診料の一部を、本部が負担しています。
オーナーでは手が回らない福利厚生をサポートすることで従業員の定着を図っています。
店舗はコンビニ本部の施策を活用して、地域の特性を把握し、お客様のニーズに沿った店舗づくりを進めることが重要です。
儲かるコンビニのオーナーが実践する経営手法!
儲けているオーナーは利益率の高い商品棚を増やし、廃棄処分になりやすい商品棚は減らしています。
利益率が高いのは100円のセルフコーヒーです。
販売を伸ばすためにイートインスペースを広くとっています。
お弁当やおにぎりは昼食時に売れますが、利益率はさほど高くないので、売れ残りで廃棄処分費用がでないように仕入れています。
コンビニ経営で儲けているオーナーの多くは、人を育てるのが上手です。
店舗を任せられる人材が育成できれば、2店舗、3店舗と複数の店舗経営ができます。
1店舗では利益が薄くても複数店経営することで儲けることができます。
人材育成といっても難しいことではなく、マニュアルが用意されているので、それに沿って指導していけば大丈夫です。
マニュアル通りにやらない店舗ほど、儲けが少ないようです。
人手不足を解消するためには、外国人を活用しています。
コンビニ本部も外国人採用に力を入れており、接客やレジなど業務研修を開いています。
こうした本部の後押しもあり、外国人を採用する店舗は増えています。
こうして忙しい時間帯を上手く回しています。
そして、住宅地は日用品、ビジネス街ならお弁当と、出店している地域のニーズに応じた品揃えをして、明るく健康的な店舗づくりでリピータをつくっていきます。
また、複数店舗をもつなど明確な目標を立てて、経営に臨むことが儲けにつながっていきます。
コンビニと競合するファストフード! その対策!
単身者や共稼ぎ家庭や高齢者の多くは、外で手軽に食事をすませたり、コンビニで必要なときに必要な分だけ購入したりしているようです。
独りだと調理がめんどうです。
共稼ぎや高齢者はスーパーで買いだめするより、自宅や会社の近くにあるファストフードやコンビニを利用して時間もお金も節約しています。
ライフスタイルに変化が見られます。
そうした人たちを取り込むことが、売り上げを伸ばすのに重要となっています。
ファストフードやコンビニの本部は食に関するライフスタイルの変化に対応する戦略で店舗づくりをしています。
ファストフードでは座りやすいベンチシートを多くするなど、高齢者も入りやすい内装やメニューに工夫を凝らしています。
コンビニが、ファストフードのお客さまを引き込むには、PB商品など競争できる価格の商品を品揃えることと、カウンター席を増やしてお客さまへイートインを促すことです。
100円のセルフコーヒーと一緒に買ってもらえる商品の品揃えを増やすことも大切です。
節約志向のお客さまを取り込む! まだまだ儲かるコンビニ経営
コンビニは日用品を値下げして、節約志向のお客さまを取り込んでいます。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップの各コンビニでは日用品を標準価格から5%ほど値下げしました。
値下げでスーパーやドラッグのお客さまを引き込みます。
値下げしているのはシャンプー類、洗剤、歯磨き粉、ティッシュ他で、大手メーカーのブランドが中心です。
売れ筋商品はPBを入れています。
わざわざスーパーやドラッグストアまで足を運ばなくても、近くのコンビニで安く購入できるのです。
値下げ戦略で店舗はお客さまが増えるでしょう。
ただ、こうした戦略は住宅街の店舗には有効でしょう。
駅前やビジネス街、ロードサイド店など店舗はさまざまな場所に出店しています。
出店場所で品揃えている商品も違ってきます。
値引きする対象商品を拡げるなど各出店場所で、お客様のニーズに応じた対策が求められます。
これからも出店エリア別に売り上げを伸ばす策を本部は打ち出してくるでしょう。
コンビニはこれからも儲かるビジネスとして注目されます。