こんな上司うんざり!質問をするだけで怒る理由
何年も働いているベテランクラスならまだしも、毎日こなしている業務の中にも自分では分からないイレギュラーが発生することってありますよね。
勝手に判断できないことは上司に質問・相談をするのが当然ですが、聞かなきゃ聞かないで怒るのに、質問したらしたで怒る・・・。あなたの周りにそんな困ったちゃんの上司はいませんか?
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質問しただけなのに、なぜ上司はすぐ怒るの?
その仕事のことを熟知している人でも、上司の承認なしに勝手な判断で進めては取り返しのつかない事態になる可能性もあります。そのため仕事では「ホウレンソウ」=報告・連絡・相談が必須とされており、入社した最初の研修でしつこく言われたという方もいるのではないでしょうか。
自分にはわからない疑問点が出てきたら、当然質問したうえで考え、相談して実行しますよね。しかし中にはただ質問しただけで「そんなこともわからないのか!」といきなり怒り出す上司もいます。
上司からすれば基本だとする知識がないから怒ったのか、それとも質問せずに自分で考えろという意味で怒ったのか。真相は本人に聞くしかありませんが、そんなことを聞いてはさらに怒りをヒートアップさせてしまいそうですよね。
分からないから聞いてるんだよ!と言いたくなってしまいますが、騒ぎを大きくしたくなければその場しのぎの対応で終わらせてしまうのが賢明です。
避けるのはNG?質問をしなくなるとさらに怒る上司
さらにたちが悪いのは質問をしたら怒るからしなくなったのに、それでさらに怒り出すタイプの上司です。
「なんで自分で勝手に考えるんだ!」言っていることが矛盾していて訳がわかりませんが、実際にこのような上司は存在します。頼られたいのか頼られたくないのか、一体何を考えているのかこちらからするとちんぷんかんぷんですが、質問をすると突き放すくせに、いざ頼られなくなると怒り出すという自己中心的な考えを持っています。
非常に面倒くさい性格の持ち主ですが、きっとさびしい人なんだなと考え、避けたり放っておくことはしないほうがいいかもしれません。避けるという行為はたとえ無意識であっても相手は敏感に感じ取ります。怒りやすいということはそれだけ繊細な感情の持ち主とも言えますから、より関係が悪化してしまう可能性があるのです。
先輩はどう質問している?すぐ怒る上司の攻略法を探そう
こういう性格だから仕方ないんだなと自分を納得させたところで、そんな上司が身近にいては大きなストレスの原因となりますよね。この仕事を続けていきたいと考えているのであれば、これから何年も関わっていかなければならないので早いうちに解決策を見つけておくべきです。
仕事上でその上司と関わるのはきっとあなただけではありませんよね。すでに何年も働いている先輩たちや同期も同じように接する機会があるはずです。自分以外にも質問をする人は必ず現れますし、誰かが上司に話しかけに行く瞬間を見逃さないようにして様子を観察しましょう。
同じように怒られる人やなぜか怒られない人、客観的にいくつものパターンも見ているとだんだんと共通点が見えてくるはずです。質問の仕方によって怒るポイントや、どういったタイミングを狙えばいいのか自分なりの攻略法を見つけていくのです。
質問はまとめて簡潔に伝えるようにしよう
仕事をしていくうえで積極的に質問することは大切ですが、相手も仕事中だということを忘れないようにしましょう。あたなが持ってきた質問について考え、対応している間は自分の業務を中断することになります。たまにならまだしも、分からないことだらけで質問が多くなってしまう場合にはきちんと要点をまとめ、箇条書きにするなどして簡潔にやりとりできるように工夫しておくと時間を無駄にすることがありません。
一度文字に書き起こしてみることで頭の中が整理されるので、自分でも何が分からないのかが明確になりますよね。ながながと話しているだけで結局何が言いたいのか分からないという話し方は相手をイライラさせる原因ともなるので、うまく伝えられるかどうかが不安な時は、メモにまとめて今一度要点を確認してから質問してみることをおすすめします。
自分で解決しようという努力を忘れない
ただ質問をするのと、自分の考えを提示しながら質問するのとでは受け取り手の印象がだいぶ異なります。例えばこれをどうすべきなのか、という疑問がうまれた場合「これをどうすればいいですか?」とただ言うのではなく「私は○○だと思うのですが、どうでしょうか?」といった風に自分の意見を一緒に述べることで、しっかりと問題について考えているんだということがわかりますよね。
どんな会社も社員には自発的に仕事に取り組んでほしいと考えているはずです。やれと言われたことだけをその通りにやるのではなく、自ら仕事の仕方・効率を考えながら工夫して取り組むことに期待をしています。質問が浮かぶたびに自分の考えを持つような癖がつけば、自然と会社のあらゆることに関して自ら積極的に考えていくことにもなります。
仕事に真摯に向き合っていれば、どんなに当たりの強い上司でもいつかきっと認めてくれる日がきます。今は不満が多いかもしれませんが、自分のスキルを成長させられるいい機会だと前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。