【どちらかなんて選べない!】職場とプライベートを分けるためのコツ
一年という長いスパンで考えてみて、自分の好きなことに費やせるプライベートな時間と職場で過ごす時間のバランスはどうなっているでしょうか。
生きていく上では仕事は欠かせません。しかし生きることだけを目標として働くのは、なんだかつまらない人生にも思えます。
どちらにも全力投球していくためにはしっかりとメリハリをつけることが大切ですが、みなさんどのようにして分ける工夫をし、両立させているのでしょうか。
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職場とプライベートは分けるようにするのが基本?
遊び感覚で仕事にくるな!という人がいますが、職場とプライベートを分けることは当たり前なのでしょうか。
バイトとは違い社員として仕事を探すとなると、友達同士で応募してみたり、知り合いが働いているからという理由で入社することは少なくなりますよね。やりたい仕事をやるために、自ら選んだ会社に進むことになります。
バイトではみんなで楽しくわいわい働けることが“いい職場”とされてきたかもしれませんが、社会では“やりがいのある仕事”を与えてくれる職場が良い環境といえます。それだけ仕事に対して真剣に、真面目に向き合っている人が多いので半端な意思を持ってやってくる人が嫌がられたりするのです。
マイナスの影響というのはプラスよりもはるかに強く、周りを巻き込むほどの力があります。職場にプライベートを持ち込まれると、全体の空気が乱されるようなことも考えられます。
分ける意識を持って、職場での効率アップとプライベートの充実を図る
職場にプライベートを持ち込まない、この2つを分けて考えることによってどういったメリットが考えられるでしょうか。
何事にもメリハリや区切りが大切だと言われますが、しっかりと頭を切り替えて取り組むことで集中力に差が出ます。同時進行でいくつも進めようとすると、全てを同時に終わらせられるわけではなく、結局どれも終わらないという結果になることがほとんどです。
もちろん器用な人には可能かもしれませんが、効率を考えるのであれば、きちんと1つのことに集中したほうがミスの可能性も少なくなります。
せっかくの休みの日でも、仕事の連絡がひっきりなしにきていたら心の底から休むことができませんよね。旅行などで楽しんでいても、頭のどこかで仕事のことを考えてしまって気が休まりません。
どちらも中途半端にしないためには、職場とプライベートではしっかりと切り替えをすることがポイントです。
職場とプライベートを分けるためにやるべきこと
では実際に職場とプライベートを分けるためにはどのような工夫ができるでしょうか。
すぐに実践できるおすすめは、スケジュール帳を分けることです。年々使いやすく改良されている携帯にもスケジュール帳の機能はありますが、それでも今なお手で書き込む紙のスケジュール帳が多く使われています。一目で全体を把握しやすく、自分で一度書くことで予定を忘れにくいという利点があるからです。
仕事のスケジュール管理のために日頃から持ち歩いているという人は多いかと思いますが、仕事用とプライベート用で分ける使い方をしたことはありますか?
仕事の合間にスケジュール帳を広げると、楽しかったイベント予定や、待ちきれない旅行の予定が目に入りますよね。それがモチベーションにも繋がりますが、集中力を欠いてしまうきっかけでもあるのです。
打ち合わせでスケジュール帳を広げた時に、でかでかとデートの予定が書いてあると、もし見られてしまったら恥ずかしいですよね。
どうしても仕事に偏りがち・・・プライベートを充実させるには
プライベートの時間よりも仕事の時間のほうが長ければ、休日でも完全な頭の切り替えができず常に仕事脳でいる人もいます。
しかしどんなにやりがいある仕事でもストレスは付き物。ストレスが蓄積されていくと心と身体にさまざまな影響を及ぼします。そうならないためにも日々のガス抜きは欠かせません。
忙しい毎日を過ごしていく分ゆったり過ごして身体を休めたり、時間を忘れるほど趣味に没頭してみたり、美味しい物を食べに行ったり美しい景色を見に行ったり、人によってストレスの軽減になるものはさまざまです。
その中でも手軽で効果的なのは趣味を持つこと。趣味があることで仕事にも意欲的になれたり、趣味を通じて新たな刺激と出会える可能性があります。平日は仕事、休日は趣味と決めることで、自然と頭の切り替えもできるようになりそうですね。
プライベートを充実させるための仕事を選ぶ
朝から晩まで会社に拘束されてクタクタになるまで働くのは当然、近年ではそんな常識が徐々に崩れつつあります。
会社に長時間いることで家族との時間が取れず、子育ての負担も女性に偏りがち。家に帰っても子供はすでに寝ていてすれ違いの生活、そんな悩みを持つ男性は少なくありません。
もっと自由な時間がある仕事があればプライベートも充実させることができますよね。そうした新しい働き方を選択する人たちが増えてきているのです。
企業に入りながらも自分の好きな場所で仕事ができるリモートワークや業務委託、個人事業主として独立して仕事をするフリーランスなど、プライベートの方に重きを置いた仕事の選択をすることができる社会に変わりつつあります。
安定するまでには努力も必要ですし、初めのうちは勉強することもたくさんありますが、こうした仕事も選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。