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仕事が辛い・・・新人のミスで気をつけること

仕事でミスをした日は誰だって落ち込みますし、次の日の朝も気が重いですよね。それが新人ならなおのこと。

フォローしてくれる親しい人もいなければ「自分はろくに仕事もできないだめなやつだ」という自己嫌悪に陥りがちです。

しかし、新しいことに挑戦していくならミスは付き物ですし、初めから全てを完璧にこなせる人なんていなくて当たり前なんです。

仕事でミスをした!新人が取るべき行動とは?

気をつけていたのに、教えてもらったばかりのことでミスをしてしまった。そんな時にはまず謝りましょう。

仕事は人と人との関わり合いで成り立っています。新人のうちは初めの印象が肝心です。仕事でミスをしないかよりも、間違えたことは素直に認めてきちんと謝罪できるかどうかのほうが重要です。

仕事を教えてくれる先輩だって楽ではありません。時間と労力を割いてあなたと向き合っているのです。ミスを認めずに言い訳ばかりする新人もいますが、愛想を尽かされてしまってはあなたは何もできないまま。ミスしてしまった理由を話すことも大切ですが、それが言い訳だと捉えられないようにしなければなりません。

そこの線引きが難しいところでもありますが、頭ではそこまで自分は悪くないと思っていても、顔に出してしまうのは絶対にNG。口だけでなく、反省している様子が伝わるようにしましょう。

新人のうちは仕事のミスを恐れない

一度ミスをしてしまうと、相手に迷惑をかけてしまったり怒られることで、自分から行動することが怖くなってしまうことがあります。

しかしミスを恐れて自分から何も行動できないと、意欲的ではない・指示がないと動けない子というレッテルを貼られてしまうかもしれません。社会は学校ほど優しくないので、ついて行こうとしないと置いていかれてしまうことも多いのです。

自分が行動することでミスを起こすのが怖いのであれば、やる前に一度先輩や上司に確認を取りましょう。その時のポイントが「自分はこう考えたのですが、これで問題ないでしょうか」といった風に自分の考えを提案してみることです。

この一言があるかないかで、この新人は自分で考える力があるんだ、という好印象になります。逆に一々全てを自分の意見なしに質問ばかりしてしまうと「じゃあお前はどう思うんだ?」と聞かれた時に言葉が詰まってしまいます。

そもそも仕事でミスをしない新人なんていない前提

とはいっても怖いものは怖いですし、緊張するものは緊張しますよね。しかしあなたを採用した会社側も、ミスをする人たちが入社してくるのは想定済みなので安心してください。

教えたことができなければ当然怒る人もいますが、ミスをする人を入れたくないのであれば、そもそも採用なんてしません。即戦力として期待された中途採用であればまた話は変わってきますが、未経験や新卒であることを前提とした採用であれば、一人前に育てるまでの苦労はすでに覚悟しています。

つまり新人の期間にはそれだけのサポートが用意されているので、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていきましょう。仕事に慣れ、人に慣れるまでは辛い日々が続くかもしれませんが、そんな新人時代を乗り越えることがこの先の自分にとってきっとプラスになります。仕事のミスで悩んでいるということは、それだけ仕事に向き合っているということでもあります。どうでもいいと思っていたら、嫌なことがあった時点でもう辞めてしまっているはず。ここは少し踏ん張り時と思って乗り越えていきましょう。

仕事で同じミスを繰り返さないためにできること

一度指摘されたミスは繰り返さない、これは社会の鉄則です。人間ですから完璧なんてことはありませんが、ミスを何度も重ねてはあなたの信用もなくなってしまいます。ただ怒られてしまったとへこむのではなく、勉強になったと前向きに捉えていけるかどうかで身に付き方が変わってきます。

基本中の基本ではありますが、まずはメモをとる習慣をつけましょう。教育している側からすると、こんなに説明をしているのにメモを一切取らないなんてやる気があるのか?と思われてしまう要因ともなります。記憶力に自信があるとしても、自分の手でメモを取ることでより忘れにくくなります。

またメモに書いたことをきちんと頭の中で整理して、一連のやるべきことをシュミレーションしてみることをおすすめします。ただ書くだけ書いても覚える気がなければ話になりません。朝起きたら、その日一日の流れを頭でざっくりと考えてから出勤してみてください。この段階で不安なことがあれば、質問したいこともメモしてまとめておきましょう。

新人のミスは上司の責任?見極める力をつけよう

新しい仕事を始めたいうちは、自分のことでいっぱいいっぱいなので周りの環境まで気にする余裕はないと思います。しかし、しばらく経って仕事に慣れてくると違和感を感じてくる場合があります。「こんなこと誰に教わったんだ!」そんな風に怒られた経験のある人も多いのではないでしょうか。

新人の時に親身になってサポートしてくれた先輩には信頼を寄せているかと思いますが、その先輩が実は仕事のできない人だった、というケースがあります。

何も知らない新人の教育は大変なので、きちんとした体制で迎え入れてくれる会社がある一方で、面倒の擦り付け合いのようになっている会社があるのも事実です。仕事ができない人から仕事を教わっても、おそらく一人前に成長するまで時間がかかりますよね。

そんな時は最初に教えてくれた人がすべてだと思わず、矛盾したことで怒られたとしても、そこはまた知識を入れ替えて吸収していく柔軟性が必要なのです。

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