職場の派遣社員を好きになった！雇用形態の違いに障害はあるの？

非正規雇用が珍しくない現代では、同じ職場に正社員・契約社員・派遣社員・アルバイトが勢揃いしていることも珍しくありません。

毎日顔を合わせて一緒に仕事をしていれば、時には恋愛感情を抱いてしまうこともあるでしょう。いつ誰を好きになるかなんて予想もできませんが、雇用形態の違いが障害となることはあり得るのでしょうか。

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職場の派遣社員を好きになった！男女で違う雇用形態の捉え方

職場で好きになった人が派遣社員だったらどうしますか？

恋愛に雇用形態なんて関係ない！と思うかもしれませんが、ではもし派遣社員ではなくフリーターだったらどう思うでしょうか。

いい年してフリーターというだけで、社会から少し違った見られ方をしているのが現状です。特に男性が非正規雇用ということに対して、女性は厳しい目で見るのではないでしょうか。

男性から見ても、正社員ではなく派遣社員という選び方をする女性をよく思わない人もいます。所詮は使い捨てというイメージがあるのも事実で、きちんと働いてはいるものの正社員に比べれば給与や待遇などほとんどの面で劣ります。

また自分だけではなく、将来を考えた時に家族から反対されるケースもあります。安定した職についてないと結婚相手には認めない！という考えの人はまだまだ多いようです。

基本的に仕事ができないから会社からクビにする、ということは簡単にできません。しかし派遣社員が契約しているのは派遣会社なので、派遣先からもう来なくていいと言われたらその日から職を失います。

会社からの理由で切られる場合は給料の何割かが支払われるケースもありますが、一度働き始めた職場をクビになるのは少なからず精神的にも負担になります。そのため最初に派遣先から提示された業務はきちんとこなし、真面目な働く必要があるのです。

恋は盲目と言いますが、社内恋愛を始めると仕事に身が入らないタイプな人っていますよね。仕事中にもすぐ近くに好きな人がいるなんてとても素敵なことですが、それで業務に支障をきたしては周りの迷惑になります。

正社員であれば注意程度で済まされますが、こんな些細なことでも不真面目だと思われてしまっては契約を切られる可能性も否定できません。

会社にとって正社員は派遣社員よりも大切な従業員です。立場も上で発言力もあり、年齢が近かったり勤続年数がさほど変わらなくても派遣社員からすると気を使う相手になります。

そのため社員の方から食事に誘われたり連絡先を聞かれたりしても嫌とは言えず、本音を隠して表面時の付き合いをしている可能性は十分考えられます。正社員に嫌われては、いつクビを切られるかわからないので当然です。

あなたの積極的なアプローチに応えてくれているとしても迂闊に喜ぶことはできません。上司の誘いを断れない部下のように、たとえ自分は立場を気にしていないとしても相手も同じだとは限りませんよね。

拒否をしないから何度も誘うのではなく、相手の言動をよく観察しながら本当に嫌な素振りを見せていないか様子をうかがいましょう。好かれたいのに嫌われてしまったら元も子もありません。

社内恋愛自体は珍しくないとしても、正社員と派遣社員という立場をよく思わない人もいます。

そもそも仕事にプライベートを持ち込むこと自体毛嫌いする人もいるので、そうした人からすれば余計気にくわない存在だと考えられます。正社員同士であったとしても、社内恋愛をしていく上では周りへの配慮が不可欠です。

これはどちらかだけが意識をしても意味がなく、2人で一度職場での身の振り方をきちんと話し合ったほうが今後のためになります。業務上の異性との関わりで、嫉妬をしてもヤキモチを妬いても決して感情的になってはいけません。

まだ想いを伝えていない状態だとしても、恋をしていると浮ついているように見えてしまうこともあります。あくまで職場にいるときは仕事モードで、いつも通り仕事をこなすのは最低限のマナーであり、気持ちの切り替えができない人は社内恋愛は向いていません。

派遣社員は基本的に短期間の雇用契約を結びます。短いものなら数日から数ヶ月、長くても1年か2年ほどで契約更新のタイミングがあります。

本人の働きぶりにもよりますが、会社の業績が悪化すれば真っ先に人件費が削減されるため、派遣社員は自分の意思とは関係なしに契約が打ち切られることもあるのです。

正社員と派遣社員の恋は突然終わりが来る可能性があります。短期間だからこそ熱が上がるということもありますが、近くにいないと気持ちが離れてしまうタイプの人には少し難しいかもしれませんね。

いろいろな仕事をたくさん経験してみたい！というタイプの人には派遣という働き方が合っていますが、場所が変わればそれだけたくさんの人に出会うということでもあります。

社会に出てからのお付き合いというのは、人生を左右するといっても過言ではありません。二人が一緒にいることで幸せを掴めるのか、行動に移すのはそこまで真剣に考えてからでも遅くはありませんよ。