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職場の人間関係で失敗!孤立した新人にならないためにやるべき事

職場の人間関係というのは想像以上に仕事の上で重要です。

ちなみに、社会人でのストレス要因の一位は「職場の人間関係」です。転職理由もはっきり言わない人が多いですが、人間関係で止める人は少なくありません。

特に注意が必要なのは新入社員です。ちょっとしたきっかけで孤立してしまうのです。孤立した新人にならないようにやるべき事をご説明いたします。

職場の人間関係で失敗すると孤立する新人になる

大概の会社では新入社員にはある程度優しいものです。しかし、そんな状態は精々半年ぐらいです。そこからはちやほやされる事もなくなります。

そこまでに自分を認めてもらわないと、今後色々と厳しくなるでしょう。

孤立する新人の多くは「コミュニケーションが苦手」というのがあります。

挨拶が苦手、質問が苦手、雑談が苦手。

でもコミュニケーションがなくては、そもそも仕事は難しいのです。何故なら誰かと必ず連携しないと会社の組織は回りません。

挨拶に関しては、とにかく気合をいれて頑張るしかありません。挨拶して無視されるのが嫌、恥ずかしいと思うかもしれませんが、だから何だと言うのです。上の立場の人は挨拶されて当然、挨拶はし返さないなんて人ザラにいます。別に無視されても恥ずかしい事はないのです。逆に挨拶しない人とレッテルを張られる方が問題です。

孤立する新人は職場の人間関係を甘くみている

職場だから仕事だけしていればいいという訳ではありません。

公私を分けたいという気持ちはよく判ります。雑談が苦手という人もいるでしょう。でもちょっとした会話は人間関係の潤滑剤です。だからちょっとした会話というのは結構重要なのです。

もちろん中には詮索好きの人がいて、プライベートをやたら聞いてくる人もいますから、そういう人は注意すべきです。

でも雑談が苦手。何を話していいか判らないという人はいると思います。

そういう人は社内の共通の話題である、「仕事のネタ」がオススメです。または上司について「どういう方なんですか」というざっくりした質問を先輩などにしてもいいでしょう。

話しが苦手という人の特にオススメなのが自分でノルマを作る事です。

例えば今日は3人の人と話すと決めてもいいし、先輩と4回話すとかでもいいです。そうやって目標を明確にして、達成感を味わうと意外に苦手な事もできるようになります。

職場の人間関係の他に仕事がらみで孤立する新人の特徴

入社してしばらくの間は、皆ミスしても優しいです。

「仕方ないよ、次はミスしないように気を付けてね」ぐらいで済みまずが、それが3か月〜半年過ぎても同じような失敗をすると、今度は怒鳴られるようになります。そしていくら言ってもミスをすると、やがて呆れられて、冷たくなります。

新人は仕事を知らなくて当たり前です。それは誰だって判っています。しかし、多くの会社では、新人の世話を付きっ切りで切るほどのリソースはありません。誰もが片手間に時間を作って教えてくれているのです。

教え方が悪い人もいれば、不親切な人もいるでしょう。

でも「教わっていないから出来ない。」「教え方が悪いんだ」と開き直ってしまうと、いつの間にか態度にでるようになります。こういう態度が何よりも教える人達をイライラさせます。

先輩社員は自分の仕事の時間を削って教えているので、出来るだけ短い時間で出来るだけすぐ出来るようになって欲しいのです。

入社して数か月は、先輩たちも我慢して付き合ってくれているので、この時間に出来るだけ質問をするようにしましょう。そして教えてくれた人にはどんな教え方であれ、感謝を忘れないようにしましょう。

会社批判や悪口、仕事の改善案などはしばらく封印する

新人というのは、会社にとって初めはお客様のようなモノです。だからしばらくは優しいし多少の事は多めに見てくれます。しかしこの状態に甘えていると痛い目に合うので注意してください。

例え何かの機会に会社の批判を上司や先輩が話したとします。新人の人はそれに調子にのって、「ここが悪い」「あそこが悪い」なんて持論を振りかざさないようにしましょう。

上司や先輩にとって会社は一種の身内感覚があります。しかし新人はまだ会社の事が良く判っていない上に、お客さんの立場ですから、自分達が批判をするのは許しても、新人が会社批判を始めると「何も知らないくせに」と腹ただしくなるのです。自分で家族の悪口を言っても人から言われると腹が立つ理屈と同じです。

仕事の問題点に対しても同様です。

仕事の中にはやりにくい部分と言うのは必ずあります。また無駄と思われる作業もあります。疑問を持つことは大切ですが、「そのやり方は間違っている」「こうすべきだ」と勝手に仕事の改善案などだしても、それは理由があって行われている事も多いのです。それを上から目線で、持論を振りかざすと「面倒くさい奴」と思われて孤立する事になります。

孤立しない新人になるために、注意すべき事とは?

職場は仕事をする場所ですが、仕事ばかりする訳ではないのです。というのも多くの人間が一つの目的にそって作業する訳ですから、必ず人間関係が絡んできます。

いくら仕事が出来るとしても人間関係で躓くと、会社に居づらくなるのは事実です。

さて孤立した新人にならない人は、たとえコミュニケーションが苦手でもそれを頑張る必要があります。まずは基本である挨拶を頑張りましょう。特に上司などは挨拶しても返さない人もいます。また無視するつもりがなくても、タイミングが合わなくて無視してしまう事もあります。無視されても気にせずに頑張って挨拶はしましょう。

次は雑談です。もちろんしなくてもいいのですが、する事によって人間関係が円滑になる事も事実です。仕事の時間は基本的に仕事すべきですが、ちょっとした隙間時間に話す事もまた大切です。苦手な人は、自分でノルマを作ると頑張る事が出来ます。

仕事は教えられて当然、教えてくれなければ仕事は出来ないというのはある意味正論だと思います。しかし、仕事を教える立場から、時間を割いてあげているのに、当然という態度をされると腹が立つものです。教えてくれた人には必ず感謝を伝える事。それから、質問しやすい入社数か月の間に積極的に質問する事が大切です。

新人はまだ会社のお客様のような立場なので、会社批判や仕事の問題点を声高々に言っていると孤立する事になるので注意が必要です。しばらくはこの手の話は封印しましょう。

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