パワハラ上司が原因で退職!トラウマを残さないために
不幸なことにパワハラの被害に遭ってしまい、パワハラが原因で退職することになってしまった。
「パワハラ上司から逃げることには成功したものの、その経験がトラウマになり再就職への気持ちが向かない。」
「なんとか再就職先を見付け新たな気持ちになるも、何かの拍子で思い出してしまい仕事に支障をきたしてしまう。」
こんな状況になる前に、パワハラ上司について理解することが大切です。
トラウマを残さないための方法を集めました。
このページの目次
退職後のトラウマを取っ払う!パワハラ上司の実態
日々、パワハラを受け強烈なストレスにさらされていると「自分にも非があるのでは?」といつの間にか感じるようになり、委縮し仕事が上手くいかない。なんてことも少なくないようです。
まずはそういった洗脳を取り除くことが、トラウマを残さないために最優先事項ではないでしょうか。
パワハラや嫌がらせをする人間は、普通ではありません。
日本では青少年のいじめや高齢者への嫌がらせ行為などのニュースが後を絶ちませんが、「いじめる側が精神疾患を患っていることが多い」という事実があまり認知されていないように感じます。
立派な考えを持ち自立している人はいじめをしませんし、健全な心を持っている人は嫌がらせはしません。
たとえ業務上のミスをしてしまい自分に非があったとしても、それを理由に権力を振りかざし人を追い詰めるような行為はおかしいのです。
悪いのはパワハラ上司である!退職後にトラウマを残さない
「相談をしたところで解決にはならない。」「話したことが噂になるともっとひどい目に遭うんじゃないか、、。」といって沈黙し、我慢してしまうのが1番危険です。
たとえ見当違いなアドバイスが来ようと、話す、聞いてもらう、助言をもらうというのが必ずあなたの助けになります。
自分にも悪いところがあるんじゃないかという考えを、相談することで「相手が悪い」と気付くことが出来ると言えるでしょう。
長年同じ会社に勤めていると、その会社の社風が常識になりがちですが、一般的にはそれは非常識であることもあるかもしれません。少しでもおかしいとストレスを感じたら、まずは人に相談をしてみましょう。
職場の仲間に相談できることは積極的に周りを巻き込む、しづらい場合は各都道府県にある「総合労働相談コーナー」や「みんなの人権110番」「法テラス」などを活用するのもいいかもしれません。
退職後トラウマに悩まないために。パワハラ上司に物申す
パワハラの被害者は、気持ちを抑えて怒りを封じてしまいがちになりますが、これは健康な生活を送るうえで正常な状態とは言えません。
人に話したり、紙に書き出したり、自分に合った方法で良いので怒りの感情を吐き出して解放してあげましょう。
紙に書き出すことは、人に相談をする前に行うことが有効です。
言いたいことや不満に思っていることが上手く言葉に表せないと、もどかしい思いをしますよね。自分に余計なストレスを感じてしまう原因にもなりかねません。
最初は理不尽だと不満に感じていたことも、徐々にまともに感じてしまったり「自分のせいだ」と思うようになってしまうことがあるようです。
そういったストレスが蓄積し、トラウマになり日常生活に支障をきたすこともあります。
そうならないように、怒りの感情は封じずうまく消化していければパワハラ上司を克服できる日も近いのかもしれません。
言われたこと、理由を考えすぎないこと
パワハラ上司なんだと理解は出来ていても、なぜあんなことをされたのか?言われたことは他の人も感じていることなのか。などと考えるのは止めましょう。
「あの人がおかしかったから」理由はそれだけです。
しばらくは思い出してしまい落ち込むこともあるかもしれません。
しかし考え込んでしまうと、トラウマはさらに深くあなたの心に残ります。
新たな仕事、生活に向けて前向きに取り組みましょう!
労働基準法を勉強するなどの知識を身に着けることも、今後自分の身を守ることに役立ちます。そもそもパワハラとは、どんな法律に違反している行為だったのか?ご存知でしょうか。
事実上ではなかなか、上司に物を申すことは難しいと言えます。
しかしそれが法的に間違っている、法律に引っかかることだとしたら、それに気付くことが出来るというだけでも、心の安定剤になるのではないでしょうか。
トラウマになる前に。考え方のこつ
「朝起きると会社に行くのが憂鬱に感じる。」
もしかしたらあなたの周りにパワハラ上司はいませんか?
「会社」それはただ仕事をする場所であるだけでなく、人生の大半を過ごす場所でもあります。
健康な精神状態、健全な人間関係のもと仕事がしたいと思っている人がほとんどの中、社内の輪を乱す人や怒りっぽい人、他人のせいにする人などってなぜか居ますよね。
どこに行っても上手くいかない、などと自分を否定してはいけません。
周りに適応することも重要ではありますが、無理に合わせる必要はなく、好きなことややりがいを見つけることの方が大切です。
根本的に性格や考え方の合わないパワハラ上司が居た会社を無事に辞めることが出来たのなら、自分が本当に居心地が良い会社に出会えるようにたくさんの会社を見て、試行錯誤を繰り返してもいいんじゃないかと思います。