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上司とケンカしたらどうすればいい?次の日に気をつけること

立場が違えば仕事に対しての考え方も違いますが、ただ意見を言おうと思っただけなのに、気づいたらケンカのようになってしまうこともあります。

その時は頭に血が上ってしまっているかもしれませんが、冷静に考えると相手が同僚ならまだしも上司だった場合は大変です。

立場が上の人を相手にするというのは、会社では死活問題ともいえます。今後いづらくなってしまうことがないようにするためにも、ケンカした次の日は慎重に過ごしましょう。

上司とのケンカ、次の日まで持ち越すのはNG

ケンカをしている間は頭に血が上っているので、お互い話の趣旨とは逸れた部分まで文句を言ったり、わざと嫌な気持ちになるのをわかっていて発言をしてしまったりします。

一旦話が落ち着いて帰宅したとしても、家で言われたことを思い出してイライラしてしまい翌日も機嫌悪く出勤、なんてことになりそうですが我慢しましょう。ケンカは翌日まで持ち越して良いことはありません。次第に意地の張り合いになり、プライドが邪魔をして関係が悪くなるだけです。

できることならメールや電話ではなく、直接顔を合わせて話せる時間を設け、その間に全て解決させることが一番です。文字では違った捉え方をされてしまうこともありますし、電話では相手の表情が見えないので言葉もきつくなりがちです。

埒があかないと思っても、もういいやと話し合いを避けてはいけません。

ケンカした次の日に上司と顔を合わせたら

相手が悪いとは思っても、自分にも少し非があったかもしれない・・・。どんなに自分が正しいと思ってケンカをしても、落ち着いて考えると自分も悪かったのではないかと思うことがあります。悪くないにしても、ひどい言い方をしてしまったり悪態をついてしまって反省することもありますよね。

内心このケンカは上司のせいだ!と思ってはいても、翌日顔を合わせたら一言謝罪をしてみると関係の修復が期待できます。「言い過ぎてしまいました」と言うたった一言だけでも、あるのとないのとでは全く印象が変わります。

自分のプライドもあり、こちらから謝るのは癪だと感じるかもしれませんが、社内に険悪な人が1人いるだけで仕事をやりづらくなってしまう大きな要因になります。今後の自分のためにも、適度に折れるのが穏便に済ませるための策と言えるのです。

次の日から普通に過ごすべき?上司とのケンカを掘り返さないために

もし一言だけでも謝罪はしたくない、そんな風に思ったとしても次の日からはいつもと変わらない自分でいるようにしましょう。終わったことは終わったこと、と割り切るのが重要です。

腑に落ちない様子でいつまでも不貞腐れていては、上司が普通に接しようとしていてもなかなかいい方向へは進みません。啖呵をきって仕事を辞めるくらいの決意があるならまだしも、この先も一緒に仕事をしていくつもりならお互い歩み寄らなければなりませんよね。

そしてくれぐれも上司を悪く言うような話を同僚にしたりするのはやめておきましょう。こんな言い方をされた、こんなひどい事を言われた、とはいっても大抵の人は自分のことは棚に上げてしまいます。

噂話には尾ひれがつきますし、たとえあなたが言っていないことでも自分の悪い噂が聞こえてきたらケンカの相手を疑いますよね。

上司とのケンカはリスクあり!意見は冷静に伝えよう

自分の意見をきちんと上司に伝えられるというのは素晴らしいことです。ただ言われたことをこなすのではなく、こうした方がいいのでは?この仕組みはおかしいのでは?と気づきのある人は会社にとってプラスになる存在です。

しかしケンカをすること自体はあまり良いことではありません。子供のうちはケンカするほど仲が良いなんて言いますが、大人はそうでもありませんよね。

上司に対して意見をしたいと思った時は、日々の不満をぶつけてやりたくなる気持ちもわかりますが、冷静でいるよう努めましょう。たとえば自分が何かを注意される時も、感情的に言われてしまうと相手の言い分が正しかったとしても素直に聞き入れたくはなくなります。

落ち着いて話し合えばすぐに解決する問題も、言い方が少し変わるだけでケンカに発展してしまう要因となり得るのです。

ネチネチ上司は大人の対応で乗り切ろう

ここまでは上司が大人な対応をしてくれることを想定して考えてきましたが、中にはいい歳して子供のような態度をとる上司もいます。

自分に刃向かう部下はいらない、面倒な後輩とは仕事をしたくない、自分の方が偉いんだという態度で一歩も譲らない人もいますよね。しかしそんな人を相手にあなたが同じ土俵に立つ必要はありません。

大人気ない上司を相手に腹を立てたところで無意味です。そうやって社内で生きてきた人に今更考え方を変えろと言っても難しいもの。

中には大変な仕事を押し付けてきたり、挨拶を無視したりと嫌がらせのようなことをしてくるケースもありますが、そんな時はあなたが大人な対応をしていけばいいのです。

嫌がらせをしてくる人は、自分の攻撃で相手がダメージを受けている様子を見て楽しんでいます。まるであなたなんか相手にしていないという態度でいればそのうち諦めますし、幼稚な態度をとる上司を周りも冷めた目で見ることでしょう。

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