営業と内勤は仲が悪い!対立する理由と対処法とは
会社では営業と内勤の仲が悪く、対立していることもよくあります。
理由としてはお互いの仕事に対して理解がないのが大きな要因ですが、なぜ営業と内勤は対立してしまうことが多いのでしょうか。
同じ会社の仲間なので仲良く仕事をすれば、より成果を上げることができるのに、良い関係性にはなりにくいようです。
そこで営業と内勤の仲が悪い理由や対処法について紹介します。
このページの目次
営業と内勤が対立するのは仕事の方向性が違うから
営業と内勤が対立する理由としては、仕事の方向性が違うことが挙げられます。
営業の人は外から仕事をとってこなければならないので、会社にとっても大切な存在となります。
会社にとっては営業がいかに仕事を持ってくるかによって業績が違ってくるので、営業職の人も会社を支えているという自負があります。
営業は仕事をとるためにお客様の方を向いて仕事をしなければなりませんし、結果を求められるのでストレスが溜まってしまうことも多いです。
一方内勤は会社のルールに従って仕事をするので、ルールを重んじて仕事をします。
また営業からの仕事を引き継いだり調整をするなど、契約後の仕事が多いので、ルールを重んじて慎重に仕事をしなければなりません。
内勤はお客様より会社の方を向いて仕事をしなければいけないので、営業とは違う考え方で仕事をすることになります。
仕事の方向性が違うことが多いので、対立してしまうことは仕方のないことと言っても過言ではないのです。
営業と内勤が対立する理由は仕事内容が違うから
営業と内勤が対立する理由としては、仕事内容が全く違うことが考えられます。
営業の仕事は外部から仕事を探してくることなので、ある程度臨機応変に対応してでも結果を出すことを求められます。
内勤は会社のルール内で利益を出すために調整しながら仕事をするので、営業とは仕事への考え方が全く違うのです。
とにかく仕事をとってくることが重要な営業と、利益を出して調整しながら仕事する内勤では、お互いの仕事を理解するのは難しいでしょう。
営業は自分達が仕事をとってこなければ会社が成り立たないと思っていますし、内勤は営業の尻ぬぐいをしているから会社が安定していると思っています。
会社にとってはどちらも重要な役割を担っていますし、どちらかが欠けても会社は存続できません。
それでも対立するのはお互いの仕事への考え方が違うので、なかなか歩み寄ることはできないのです。
営業と内勤は自分の仕事だけしか見ていないので対立してしまう
営業と内勤が対立するのは、お互いが自分の仕事に忠実だから余計に対立してしまうのです。
営業の仕事は外部から仕事をとってくることなので、臨機応変な考え方が必要となります。
ひたすら歩き回って仕事を探しても、成果がでなければ全く評価もされません。
そのため仕事をとらなければいけないという重圧から、常にプレッシャーを受けているのです。
一方内勤は営業がとってきた仕事を引き継いで、調整をしながら利益を出すことが仕事のひとつです。
いかに利益を確保しながら調整をするか、先を見越した仕事をしていかなければいけないのです。
もしも営業が内勤の人のように利益や先のことを考えて仕事をしてしまうと、仕事をとってくることができなくなってしまうでしょう。
逆に内勤は営業職のように臨機応変に仕事をする訳にはいかないので、それぞれが自分達の仕事に責任を持ってやっているだけなのです。
そのため自分の仕事にプライドを持っているので、お互いの仕事を認めてはいますが、考え方が違うので対立をしてしまうのです。
営業と内勤の対立を防ぐにはお互いの業務を理解し合う
会社では営業と内勤は仕事内容が違うので対立することはありますが、同じ会社の仲間なので仲良く仕事をしてもらいたいものです。
営業と内勤が対立しないようにするには、お互いの仕事を理解し合うことが大切です。
仕事内容や仕事への考え方が営業と内勤では違うので、まずはお互いが仕事について理解し合うことが必要です。
とにかく結果が求められる営業と、ルールを重視する内勤がお互いの仕事への理解度を深めることによって、仕事内容が違うことを認識することができます。
仕事の引継ぎをする時に契約内容が酷くて内勤から愚痴を言われたり、気持ち良く仕事を引き受けてくれない内勤に対してストレスを感じることも多いでしょう。
最終目標は会社に利益をもたらすことなので、目的は一致しているはずです。
お互いが会社のために仕事をしていることを理解し合えれば、対立するのではなく協力して仕事を進めることができるはずです。
営業と内勤は会社にとってお互いなくてはならない存在
営業と内勤は仕事内容が違うことから、社内では対立した存在のようになってしまうことがあります。
しかしそれぞれが自分達の仕事を全うしてプライドを持っているので、後はお互いの仕事を理解し合う気持ちが大切です。
どちらの仕事も無くてはならないものですし、自分の仕事にプライドを持って仕事をすることは素晴らしいことです。
後はほんの少し相手に対する思いやりの気持ちがあれば、納得しなくても理解して仕事をすることができるはずです。
ここまで書いてきましたが、営業と内勤のどちらかの仕事をしたことがある人は、実際に社内で対立を目の当たりにしたことがあるかもしれません。
最後まで読んでくれた方が対立しているのであれば、営業と内勤が対立して争うのではなく、協力し合って良い関係を築いて会社に貢献できるようになることを応援しています。