飲み会でのパワハラ行為がお酌させることの意味と対策とは
会社で飲み会をする時に昔からの風習で部下にお酌をさせることがありますが、これはパワハラ行為に当たると言ったことは知られるようになりました。
しかし飲み会ではお酌をすることはよくありますし、自ら進んで上司にお酌をしに行く人も多いでしょう。
そこで会社の飲み会でのお酌がパワハラになる理由と対策について紹介します。
このページの目次
飲み会でお酌をさせるのはパワハラ行為になるので注意
会社の飲み会では仕事の業務とは違うので、部下にお酌をさせる行為はパワハラになります。
昔からの慣例で女性がお酌をすることが多かったのですが、時代の流れと共に男女平等という考え方が浸透してきました。
そのため女性がお酌をする行為が接待行為になり、女性蔑視をするのと同じように考えられるようになったのです。
会社の飲み会でお酌をさせることは、自分の部下をコンパニオンと同じような扱いをしているのと同じだと考えられるようになりました。
また女性の地位が上がったことによって、なぜ上司にお酌をしなければいけないのかという疑問を持つ人も増えてきたことが要因となっています。
お酒の席では誰もが楽しく飲みたいと思っていますが、昔から会社の飲み会は楽しむためよりも、交流を深めるために行うことが多いです。
お酌をすることは話をするきっかけ作りにもなりますが、強要するのはパワハラとなるので、自ら進んでお酌をしなければパワハラとなるので注意しましょう。
飲み会でのお酌がパワハラだと思っているのは自己中心的な新人
会社の飲み会は個人が行う飲み会とは違った目的で行います。
普段交流の少ない人ともお酒の席では話しやすいので、交流を深めるために飲み会を開催します。
しかし若者の中には飲み会は自分達が楽しむためのものだという考え方が多く、会社の飲み会は気を遣って楽しめないので嫌だと思っている人も多いです。
飲み会では上司に対して機嫌をとったりお酌をすることが、昔からの慣例でしたが、強要されるのはパワハラだと考える人が多くなりました。
お酌がパワハラだと考える人の多くは、自己中心的な考え方の人が多く、会社の人との付き合いは仕事の時間だけしか付き合いたくない人が多いです。
そのため無理やり飲み会に参加させられて、やりたくないお酌をしたり上司に気を遣って楽しめない飲み会は、時間の無駄だと考えています。
嫌なことをさせられる飲み会はパワハラだと考えている人は、自己中心的な考え方で、プライベートを重視して会社の人とあまり付き合いを持ちたくないという人が多いです。
お酌はパワハラではなく飲み会を盛り上げる行為だと思えばいい
会社に入社したら定期的に飲み会をすることもありますが、全ての飲み会をキャンセルするのは気が引けてしまいます。
飲み会に参加したくない人の多くはお酌をしたり、気を遣うのが嫌だというのが理由でしょう。
確かに仲間内だけで飲み会をした方が楽しいですが、普段話をしないような人とも飲み会では話す機会を持つことができます。
仕事でキャリアを積むには多くの人と顔見知りになっていた方が有利ですし、いつか助けになってくれるかもしれません。
もしも飲み会が苦手だと思っているのであれば、お酌や気を遣って話をするのは場を盛り上げる行為だと思っていればできるはずです。
友達通しの飲み会でも場の空気を読んでやりたくもないことをすることもあるので、会社の飲み会でも盛り上げる行為だと思ってやってみましょう。
お酌をすることがパワハラだと思わず、自ら進んでお酌をすれば上司の機嫌も良くなり、お互いの関係性も良くなります。
どんなことでも嫌だと思ってやるのではなく、何か役に立つと思ってやれば会社の飲み会でも楽しめるはずです。
会社の飲み会の意味を理解していない人が多い
会社の飲み会でお酌をするのがパワハラだと言うことは、一般常識となりつつあります。
確かに強要するのはいけないことですが、プライベートの飲み会と会社の飲み会を一緒に考えている若者が多いのも事実です。
会社で飲み会をする理由は、普段知り合えないような人とも話す機会を設けることができ、お酒を飲むことで気が楽になって話しやすくなれます。
若い世代ほど飲み会では盛り上がるものだと思っているかもしれませんが、会社の飲み会では顔を売ることが目的のひとつでもあります。
普段職場では大人しくて不愛想な人でも、お酒を飲んで素になった時は明るいキャラだと知ることができるかもしれません。
一緒に働く仲間のことを知ることは、今後の付き合いでも大きなプラスとなります。
会社の飲み会は自分が楽しくなるためのものではないという趣旨を理解することが大切です。
お酌をしたりパワハラ行為をネガティブに捉えるだけでなく、自ら進んでやればパワハラにはならないですし、交遊関係も広がるので仕事にもプラスになるかもしれません。
飲み会で上司にお酌をすれば顔を覚えてもらいやすい
会社の飲み会では上司が部下にお酌をさせることはパワハラになりますが、自ら進んでお酌をしに行けば顔を売ることができます。
会社で出世したいと思った時に能力が高いだけではなかなか出世もできないので、顔を売っておくことは大切な要素のひとつです。
上司に気に入られれば優遇されやすいのは当然ですし、お酒の席でしか話ができないような人とも会話ができます。
会社の飲み会は自分を売り込むチャンスでもあるので、キャリアアップを目指している人は効果的に活用しましょう。
ここまで書いてきましたが、会社の飲み会でお酌をさせる行為はパワハラとなりますが、必ずしも悪いことだけではないということは理解しておきたいものです。
お酌をしてくれる人がいれば気持ちがいいものですし、好感を持てるので友好関係を築きやすくなるのも事実です。
最後まで読んでくれた方もパワハラはいけないことですが、上手く対処して自分を良く見せるようにするのもひとつの考え方ではあります。
会社の飲み会でお酌をさせるのがパワハラですが、だからこそ自分からお酌をすれば顔を覚えてもらうことができます。