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「もしかして私も…?」 自意識過剰な女性は、職場にとって毒!

自意識過剰な女性というと、職場で嫌われる人の代名詞と言っても過言ではありません。

問題は、こうした女性は、自分の主張が他人の目にどのように映り、その上でどのような評価をされているのかを理解していない、そしてその評価を更に理不尽だと思うところにあります。

あなたは職場で”自意識過剰な女性”と思われていませんか?

もし、そんな覚えがあるならば、自分の意識を変えていかなければなりません。

職場で浮いている私 もしかして自意識過剰な女性になってる?

女性の社会進出が珍しくなくなる一方で、未だ、女性が働くことに対して否定的な見方をする人も、決して少なくありません。

これは、「女性は結婚して家庭を守るもの」という日本に強く根付いた価値観が、未だ払拭されきっていないことが一番大きな原因です。

しかし、女性が職場で働くことによって起きる様々な問題が、こうした価値観の塗り替えを遅らせていると言っても過言ではありません。

例えば生理休暇、産休、育休といった”働く女性を守る・支援するための権利”のように「男性社員であれば無用なもの」を、認めなければならない点もその一つです。

ただ、問題が女性自身にある場合も、少ないとは言えないのが現状です。

同僚として働き辛い、そう思われる女性の筆頭として挙げられるのが”自意識過剰な女性”です。

自分は当たり前に振る舞っているつもりなのに、周囲からの視線が冷たい、そんな経験はありませんか?

身に覚えがあるのならば、あなたはもしかしたらこの”自意識過剰な女”になっている可能性があります。

自意識過剰な女性は、職場では迷惑な存在だと思われている!

自分に自信があること自体は、絶対に悪いことではありません。

むしろ、自己肯定が出来る人は、周囲に対しても、そのボジティブな考え方や態度がプラスに働く場面が多くあります。

また自分に自信がある人は、とても頭の回転の速い傾向もあるため、職場というシリアスな場面においては、とても頼りになる存在になり得ます。

が、問題は、それが行き過ぎてしまうと、周囲に対して毒にしかならない、という点です。

自意識が過剰になりすぎると、自分が特別な人間だと勘違いしてしまい、他者に対して横柄な態度として映るようになります。

それを嗜められても、忠告だとは思わず「私に対する嫉妬だ」と思い込み、聞く耳を持とうとしません。

こうした自分勝手な態度は、人を不快にさせるばかりか、特に職場という”利益を上げるために集まっている他人の集団”においては、人と足並みを揃えられない迷惑な人間だと評価されます。

しかも、女性の場合、その性質的に男性よりも感情的になりやすい傾向が強いため、自分に対する評価が低いことに対して苛立ちを覚えると、更に自分勝手な態度を取るようになっていきます。

職場で自意識過剰な女性になっていないか その共通点とは

自意識過剰な女性は、以下のような共通点を持っています。

  • 容姿に自信がある
  • 他人のことを心の中で格付けする
  • 自分より格下だと思う相手に対して高圧的な態度を取る
  • 他人をやり込めることに強い喜びを感じる
  • 悪口や陰口、言い訳や愚痴が多い
  • 常に話題の中心に自分がいないと気がすまない
  • SNSなどに執着している
  • 周囲の評価が気になり、自分に対して否定的な態度を取る人を敵認識する

もし、この中の複数に心当たりがあるなら、あなたは職場の人から”自意識過剰な女性”と思われている可能性が高いと言えます。

あなたがそのことに危機感を覚えるならば、まだ、自分の意識を変えることで、このレッテルを剥がすことは可能です。

しかし、「それがどうしたの」と鼻で笑うような人は、要注意。

他人を不快にさせるほど肥大化してしまった自意識は、いつか必ず自爆という形で自分にのみダメージを与える形で壊されます。

それでもいいと思うのであれば、それもあなたの選んだ道。そのまま突き進んで下さい。

あなたが思うほど、他人はあなたを特別だと思っていない

あえて少し厳しいことをお伝えすると、

  • あなたは他者にとって特別な存在ではない
  • 本当に優れた人は、自分から誇示せずとも他人がそれを褒める
  • 自意識過剰な女性ほど、他者から見て哀れな存在はいない

まず、この事実を直視しましょう。

自分を特別だと思うことは、何も不自然なことではありません。何故なら、人は自分を中心にした世界に生きているからです。

ですが(家族や友人といった親しい人を除き)あなたは、誰の人生においても特別な登場人物ではありません。

他人に認められたいと思う気持ちも、社会で生きる上では誰もが持っているものですが、無理矢理人の中心に立とうとしても、あなたが本当に優れている何かを持っていない限り、それは無理な話です。

あなたが自分から誇示してやっと認めてもらえている状態ならば、それはあなたが思うほど優れているわけではありません。

そして、自意識を振り回し、他人を傷つけている女性の姿は、例えあなたが本当に優れたものを持っていたとしても、他者には見苦しく映ります。

気付いたら自分ひとり取り残されている、そんな女性は決して少なくありません。

肥大化した自意識を上手に操作して、真に認められる人になろう

自意識過剰になっている人は、自分の価値を高めたいために、他者を否定しがちです。

なので、あえて、他者を否定する前に、相手のいい所をまず探してみて下さい。

そのトレーニングとしてお勧めなのが、テレビや雑誌などです。テレビに嫌いなタレントが映っても、嫌だと思う気持ちを押し殺し、「(顔は嫌いだけど)演技は上手い」や「(滑舌は悪いけど)ダンスはいい」などいい部分を探してみて下さい。

それが出来るようになってきたら、今度は、他人が自分より秀でている部分を見つけ、それを認めるトレーニングに進みます。

「あの人は私よりも丁寧に仕事をする」、「あの人の元気な笑顔は自分よりも人を和やかにさせる」と、周囲の人のことをよく観察してみて下さい。

こうしたトレーニングは、最初は苦痛に感じるでしょう。

ですが、それは自意識が破裂寸前まで大きくなっていたことの現れです。

ゆっくり大きく深呼吸をして、苛立ちをうまく逃していきましょう。

他人を認めることが出来る人は、他人に受け入れられやすい人であり、周囲に自然と人が集まります。

そうした人になることが出来れば、無理に自分を誇示しなくても、あなたのことを正しく評価し、認めてもらうことが出来ます。

自分の自意識を上手にコントロールして、職場でも、同僚といい関係を築けるよう、是非自分の意識を変えていきましょう。

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