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仕事が遅い新人との接し方とは?気をつけるべきポイントを知ろう

2017.8.22

入りたての職場では、それまでどんなことを経験してきたとしても新人です。新しい環境に慣れ、一人前の仕事をできるようになるまでは時間がかかります。しかしそれがわかっていても、なかなか覚えるペースが遅い新人もいますよね。

ついつい口を挟んでしまったり、簡単な仕事ばかり任せてしまったり。新人教育は本人も大変ですが教える側も大変なのです。

仕事が遅い新人に言ってはいけないこと

何度も言ったことがきちんとできていなかったり、こんな事も言わないとわからないのか?と思ってしまったり、教育する側も人間ですからイラついてしまうこともあります。イライラしてつい強い口調で注意してしまうときもありますが、そんな場面でも言っていいことと悪いことの判別を間違えてはいけません。

仕事に関係ない部分を怒る

「こんなこともできないなんて、ちょっとおかしいんじゃないの?」仕事のここを間違えたから怒る、というのではなく人格を否定するような言葉を使う怒り方は避けましょう。

どんな教育をされてきた?今までろくに働いたことないのか?こんな言葉もNGです。

人の前で怒る

注意するときにわざと見せしめかのように人前で怒鳴る人っていますよね。みんなが見ている前で怒られるというのは、たとえどんなに自分が悪いとしても深く傷つけられる行為です。

注意をするのであればなるべく二人きりの状態になり、感情的にならないよう落ち着いて話をしましょう。

新人のうちは仕事の早い遅いさえ分からない

この新人、仕事が遅いなぁ・・・とあなたが思っても、当の本人は気づきません。言われた通りミスなく確実にこなすことを重要視するので、速度よりもいかに正しく仕事ができるかに集中しています。

最初のうちは当然スピードよりもきちんと覚えていくことを優先すべきですが、少しずつ慣れてくれば多少早くこなせるようになることも必要です。しかし一向にペースアップする気配がない、焦りも感じられないということは、この仕事にどれくらいの時間を割くのが適当なのか理解できていないということが考えられます。

同時に何人も並行して同じ業務を教わっていれば自然と競争心が芽生えるものですが、一人で作業をしているとなかなか時間は気にしません。仕事内容を教えるときには「慣れてきたら◯分が目安」と時間配分も細かく伝えていくことをお勧めします。

新人の仕事が遅いのはあなたに原因があるかも?

新人を厳しく指導するタイプの人もいますが、反対に強く言えず悩んでしまう人もいます。今ではちょっときつい言葉を言ってしまっただけでパワハラだと言われたり、異性同士だとすぐセクハラになってしまったり、一昔前の体育会系の指導はもう古く、新人教育は簡単なことではありません。

人手が足りない会社は新人に辞められたら困りますし、上司からも「あまり厳しくしすぎないように」と釘を刺されることもあります。しかしこの優しさをはき違えてしまうと、後々大変な思いをすることになるのです。

フォローしすぎてしまう

やりがちなことですが、大変そうにしている新人を見ていると、ついつい手助けしてあげたくなってしまうものです。しかしこれはせっかくの成長のチャンスを潰してしまいかねない行為です。

あなたはやってあげたと満足するかもしれませんが、仕事は実際に自分でやってみて覚えていくものです。「大丈夫?何か手伝おうか?」と声をかけるのはアリですが、「これやっといたよ!」というのはやめましょう。

先輩からでは新人の心に響かない?後輩の協力は不可欠

たとえ新人がどんなに仕事でミスをしていても、先輩から注意ばかり受けていると次第にやる気がなくなってしまいます。

自分が悪いのはわかっているけど何をしても怒られてしまう、中にはそのうち言うことをあまり聞かなくなる人もいます。最近怒ってばかりかもしれない、そう感じたらちょっとした工夫が必要です。

年の離れた上司や、自分よりも断然仕事のできる先輩より、もっと歳が近くてスキルも同じ同僚からの言葉のほうが心に響きます。誰にでも新人の頃はありますが、だんだんとその頃の気持ちは忘れてしまいますよね。新人の気持ちをわかってあげらるような、近い存在の後輩に協力を仰ぎましょう。

改善してほしいところや気をつけてほしいところなど、後輩から伝えてもらったほうが新人も聞き入れやすいですし、そこでコミュニケーションをとるようになれば職場の雰囲気にも馴染みやすくなるはずです。

新人から信頼してもらえる“いい先輩”とは

新人を指導していくことになれば、二人の間にまず信頼関係を築いていかなくてはなりません。きちんと返事ができる・視野が広い・積極的に質問をしてくるなど、あなたにとって指導のしやすい理想の新人像がきっとあるはずです。これは反対に新人にとっても指導してもらいたい理想の先輩像があるわけです。

自分の新人時代はとても辛かったという人は、新人に対して厳しく当たってしまう傾向があります。これくらい耐えて当たり前、こんなことも乗り切れないなんて社会では通用しない、意識してなくともそういった考えが頭の中にあるのです。

新人からすれば、誰だっていきなりそんな先輩とは関わりたくないでしょう。厳しそうですし怖そうですし、ちょっとでも弱音を吐こうものならどうなるかわかりませんよね。そんな恐怖を感じる先輩相手に信頼関係を築いていくのは大変です。

また反対にゆるすぎる先輩だとどうなるでしょうか。新人をリラックスさせるために、これは適当でいいよ?なんて言ってしまうこともありますが、仕事に不真面目な先輩を信頼しろと言われても難しいですよね。適度なゆるさならプラスに働きますが、いずれにせよやりすぎは禁物です。

どんなに仕事ができる人でも、初めから新人とうまくやってこれた人はいません。みんな試行錯誤しながら自分なりのスタイルを確立しているのです。新人の成長の遅さが気になるときは、新人だけでなく自分のことも一度客観的に見る必要がありますね。

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