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退職するのに引き継ぎ作業が終わらない時にやるべきこと

会社を退職する時には自分の仕事を後任に引き継ぎをしなければいけませんが、退職するまでにしっかりと教えられないこともあります。

時間的や人為的な問題など様々な要因によって業務の引き継ぎが終わらないこともありますが、無責任に辞めることはできません。

そこで引き継ぎ作業が終わらない時にするべきことを紹介します。


退職するのに引き継ぎが終わらない時はポイントだけを説明する

自分の退職する日が決まっているのに業務の引き継ぎ作業が終わらない時は、重要なポイントに絞って引き継ぎをしましょう。

自分が仕事を覚えた時も初めは大雑把な仕事の流れを教えてもらい、仕事をしながらしっかりと覚えていったはずです。

それから徐々にスキルアップをして、何年も仕事をしたからこそ今があります。

今の自分の知識やスキルは何年も仕事をしてきたからこそなので、今の自分のレベルの仕事を引き続くことはできません。

どんなに有能な後任でも仕事はある程度やらなければ覚えられないので、重要なポイントに絞って引き継ぐようにしましょう。

ポイントさえ分れば自分なりにやっている仕事を理解することがえきるので、分からないことがあればすぐに聞くことができます。

引き継ぎでダメなパターンは、仕事は教えていても相手が何をしているか分かっていない状態です。

後任の人にやっている仕事を理解してもらうことが大切なので、ポイントに絞って引き継ぎをしましょう。

引き継ぎが終わらない時は退職までの時間管理を徹底する

自分の退職日までに引き継ぎが終わらないと感じたら、退職日までを逆算して時間管理を徹底して教えましょう。

いろいろな業務を行いながら仕事の引き継ぎをするので、完璧に引き継ぐことは難しいでしょう。

しかし退職日までには一通りの引き継ぎ作業はしておかなければならないので、相手が理解するまで教えるのではなく、時間管理をしてスケジュールを組みましょう。

それぞれ教えることを最低限の時間を確保すれば、重要なポイントを絞って教えることもできます。

自分が退職するまでに計画的に引き継ぎをすれば、終わらないと思っていた引き継ぎも終わらせることができるはずです。

すべてを完璧に教えるのは難しいので、計画的にポイントに絞って教えるスタイルに変えましょう。

重要なのは相手が仕事内容を理解することなので、自分も分かりやすく仕事の重要性やポイントを教えられるように工夫することも大切です。

退職するのに引き継ぎが終わらないのであれば半分見捨てる

自分が退職することを会社にしっかりと伝えていれば、引き継ぎ業務の日程もしっかりとってくれるはずです。

しかし実際には引き継ぎ期間が短すぎて教えることができなかったり、後任になる人を探すのに時間が掛かってしまうこともあります。

自分の仕事内容が重要なものであれば、退職日から3ヶ月前には退職願いを提出すればいいでしょう。

しっかりと余裕をもって退職願いを出しているのにも関わらず、退職日が近づいても引き継ぎが終わらない状況ならば、半分諦めてもいいでしょう。

自分が引き継ぎできないのが悪いのではなく、会社の体制が悪いのであれは、引き継ぎが上手くできなくても責任はありません。

引き継ぎをしろと当然に様に言われるかもしれませんが、そんな会社だからこそ退職することを決めたと開き直りましょう。

自分ができる引き継ぎ作業はしっかりとやらなければいけませんが、完ぺきに引き継げなくてもある程度引き継げればいいと思うようにすれば十分です。

完璧に引き継ぎ作業をすることは難しい

実際に退職するまでの自分の仕事を完璧に引き継ぎすることは難しいですし、引き継ぎが終わらないことはよくあります。

今まで何年もやってきた自分の仕事は、自分のスキルと経験があるからこそできる仕事です。

その仕事を後任に短い期間で完璧に引き継ぐのは無理ですし、完璧に引き継げたとすれば自分のプライドも傷つくでしょう。

自分が今まで苦労してきた成果があるからこそできる仕事ですし、仕事を覚えるには苦労しなければ覚えることはできません。

自分も苦労して覚えたからこそできるようになったので、引き継ぎは中途半端でもかまいません。

ただし仕事ではそれぞれ大切なポイントがありますし、作業を理解していなければなりません。

引き継ぎの時には大切なことはしっかりと教えて、後は自分で苦労して身につけてもらうの方法もあります。

引き継ぎが終わらないと思うのは完ぺきに教えようとするからなので、重要なことだけをしっかり教えるように意識すれば、退職日までに引き継ぎを終わらせることができるはずです。

退職しても業務に支障がなければ問題ない

退職日が近づいてきているのに引き継ぎが終わらない時は、開き直ることも大切です。

実際に時間が足りないことはよくありますし、しっかり引き継ぎができなくても何とかなることは多いです。

後任の人材も無能ではないので、ある程度の引き継ぎが終わっていれば、自分で何とかすることができます。

結局は後任が業務に支障がなければいいので、完璧に引き継ぎをしようと思わなくても大丈夫です。

自分も仕事を覚える時には分からないことだらけでも、何とか自分で調べたりして覚えてきたはずです。

引き継ぎも仕事を覚えることと同じことなので、後任の人は実際に仕事をしながら覚えることになります。

その時にある程度の仕事の流れを教えておけば、実際には業務に困ることは少ないので、不安に思うことはないでしょう。

自分が退職しても会社はいつも通りに仕事をしますし、引き継ぎは支障がなければ問題ないので、ポイントだけに絞って教えるようにしましょう。

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