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上司必見!会社でミスを隠す部下の心理とその対応

上司のあなたは、会社でミスを隠す部下に手を焼いていませんか?叱っても注意しても一向に変わらない。同じミスをして、またそれを放置したり、隠したりする。

そもそも何故部下はミスを隠そうとするのか?

どうすれば、こういう部下に「報・連・相」を身に着けさせる事が出来るのか?

上司でもただ叱ってばかりでは、部下の問題は一向に成長しません。ミスを隠す部下の指導方法についてご説明いたします。


会社でミスを隠す部下の心理

ミスは誰でもします。仕事の能力が問われるのは、ミスの対応なのです。そこにはまずミスの報告が第一なのですが、それが出来ない人がいます。

ミスを隠す人の心理として、「恐怖」があります。上司に叱られる恐怖、何かを失うかもしれない恐怖、こういった事が隠す心理へつながります。

ミスを隠す人の行動は多く二つに分かれます。一つ目は、自分で何とかしようとする場合。これは発覚を恐れて自分で解決をしてミスをなかった事にしたいのです。成功すれば、確かに問題解決ですが、そうでない場合は更に問題がややこしくなります。

二つ目は放置です。現実逃避といってもいいでしょう。当人が無かった事にしたいので、そのミスをそのまま発覚まで放置するのです。もちろん、小さなミスであれば、そのままになるケースもありますが、多くの場合発覚します。

会社でミスを隠す人の性格や特徴

ミスを隠す人の性格は「プライドが高い」という場合、「小心者」という場合があります。

プライドが高い人は、ともかく「ミス」をミスと認めません。当人の自己評価と他人との評価が乖離している場合が多く、当人が思っているほど仕事が出来ないケースがほとんどです。そのため自分で何とかしようとして、大災害になったり、「自分は悪くない」と自己正当化してミスを放置する事があります。

そういうタイプだと、ミスが発覚した際に注意をしても、自己正当化を繰り返す傾向があります。

さて小心者の場合は、恐怖のあまり思考が停止してしまうのです。報告しなければ、もっと大変な事になる事は理解しつつ、それでもミスが発覚して、上司から怒られる、自分の信用がなくなる、会社に迷惑がかかるという現実が怖いあまりに口を閉ざしてしまうのです。やはり自分で何とかしようと頑張りますが、上手くいきません。そしてミスそのものから現実逃避して放置するのです。

会社でミスを隠す部下への指導方法

ミスをした部下を叱責したい気持ちは判ります。その後始末をしなければいけないし、手間も時間も取られます。そのミスの度合いによっては自分の評価にも影響がありますから、腹ただしいでしょう。

しかし、そこで自分の感情のままに部下に怒りをぶつければ、ブライドの高いタイプはプライドが傷つけられた事であなたに怒りを覚えて、更に命令を聞かなくなります。小心者の部下は、恐怖を覚えてミスの報告を更に恐れるようになります。つまり状況は悪化する訳です。

ミスは、原因究明、対処、再発防止策の段階に分かれて対応していきます。そして時間との勝負なのです。ミスを報告されたら、まずはその原因究明と影響範囲を確認します。

それから対処をしますが、この場合ミスをした部下に責任を取れせるためにと言って、全ての対応を振ってはいけません。上司の指導の下に学ばせるつもりで対処を一緒にするのです。

再発防止策は何故ミスをしたかを考える段階です。人的ミスもあれば、運用の仕組み上のミスもあります。当人にどうしてミスをしたのか、そしてどうすればミスをしないようになるのかという事をきちんと考えさせる機会です。

ミスは起こるもの、起こった時の対処方法を学ばせる事もまた大切なのです。

そもそもミスは起こるものという事を前提に仕事の運用を考えよう

人間はミスをします。ミスをしない人間はいないからです。ならばそもそもミスをしないように注意するよりも、ミスを早めに発見する仕組みを運用に盛り込んだ方がいいでしょう。

実際の所、医療関係などミスの許されない職場では、ミスをしないように注意も払っていますが、それ以上にミスをした時にすぐ発覚できるように、確認作業を徹底しています。仮にカルテを取り間違えても、患者当人に何かの処置をする前に必ず本人確認をする事を行えば、カルテが違う事に必ず気づくのです。

例えばメールの送信もそうです。メールアドレスを間違えない事も大切ですが、メールを送る前に必ず確認行為を入れれば、ミスに気付いてすぐに修正する事ができます。

ミスが見つかるたびに、運用を見直して、ミスを防ぐもしくは発覚を早くするようにしていけば、部下も「ミスを隠す」事はなくなるでしょう。何故ならそのミスは小さなうちに発見され、そのミスでまた仕事の間違いが減っていく事が判るのですから。

注意すればミスをしなくなるという事はない

ミスをするたびに部下を叱責していても、一向にミスがなくならないと悩んでいる方。そもそも部下の指導方法が間違っているのです。

人間はミスをします。ミスをしない人間はいないからです。叱責するのであれば、ミスをした事以上に放置したり、隠そうとした事についてにしましょう。

ミスを隠そうとする部下の性格は「プライドが高い」「小心者」というタイプが多いようです。それぞれ考え方は違いますが、ミスを隠そうとして、「自分で解決しようとする」「放置」するような行動に出ます。

部下にミスの後始末をそのまま無茶ぶりするのではなく、ミスの対処方法を学ばせるために、上司が必ず指導しましょう。ミスの対応の大変さを学べば、ミスを隠すよりも、報告した方がましという事の理解にもつながります。また、ミスの対応の最終段階は、ミスの再発防止策ですが、これは当人に考えさせることにより同じ間違いを防げるかもしれません。

またその部下がミスをしたという事は他の人だってミスする可能性があるので、ミスを防止もしくは早期発見できるように運用を変更する事も視野に入れましょう。

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