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結婚後に会社に報告しないのは違法?会社への結婚報告について

2017.7.3

結婚をしたら会社に報告することが一般的ですが、中には報告したくない人もいるようですね。
言いたくない理由は色々あると思いますが、秘密にしていることで会社との関係で悪くなることはないのでしょうか?

会社に秘密にしていたせいでトラブルになったり関係が拗れてしまわないか不安な人もいると思います。

今回は、「結婚後に会社に報告しないと違法になるのか」をお話します。


会社に結婚したことを報告しない理由とは?

会社に結婚したことを報告したくない人の理由は様々ですが、女性の場合は以下の理由が多いようです。

1.退職勧奨が怖い

結婚をすると、妊娠・出産・育児と会社から離れてしまう印象が多いです。
いつ退職するか分からないからと言って、仕事を減らしたり退職勧奨をする会社もいるようです。
まだ子供を授かっていなくて、働ける状態なのに退職勧奨されたらとてもつらいですよね。
働けるのに結婚したせいで扱いが酷くなるという印象があって隠したい人もいるようです。

2.お局さんからのいじめ

お局さんと言うのは、会社に長年勤めていて毒舌の独身女性のことを言います。
お局さんからすると、お祝い事は不機嫌になるキーワードなので、妬ましい気持ちでイジメのターゲットになってしまいます。
お局さんが会社にいる人にとっては、祝ってほしい反面お局さんに隠していたいという気持ちで報告できない人もいるようですね。

3.自分のイメージを壊したくない

逆にお局さんタイプが結婚をする場合は、周囲の目が気になることがあるようです。
今まで妬んだり、若い子にビシバシしていた分、好奇の目で見られないか不安があって不安になるようです。

④社内恋愛からの結婚
社内恋愛からの結婚は、会社では1番注目されるので言いたくない人も多いです。
慣れている会社で働き続けたいけど、好奇の目で見られる不安で秘密にしたいと思うようです。

結婚後、会社に報告しないとどうなる?

会社に結婚したことを報告しないと以下のようなデメリットが発生します。

1.結婚のための慶弔休暇などが得られない

法律上、必須の休暇制度ではないために、会社によってはない場合もあります。
基本的に、結婚する場合は5日ほどの休暇を取ることが出来ますが、報告しないことで休暇を貰うことが出来ません。
結婚式の準備や新婚旅行などに支障が出るのでデメリットと言えるでしょう。

2.夫の扶養に入れない。

妻の年収が103万以下の場合は、扶養配偶者控除に適応されるので所得税が安くなりますが、扶養にならない場合は安くなりません。

130万以下の場合は、健康保険料や国民年金保険料を支払わなくてよくなる可能性がありますが、こちらも適応されなくなります。

旦那の会社によっては、家族手当が出る場合もありますが、これも適応されません。
金銭面でも、報告しないことで損をする可能性がとても高くなります。

3.給料支払いにトラブルが起きる

銀行の名義を結婚後の名前に変更すると、会社に伝えてないために振り込みが出来なくなる可能性があります。

4.子どもを授かりにくい

結婚を秘密にしている場合は、会社に理解してもらえないために妊娠をすると
「結婚していないのに?」と思われてしまいます。
妊娠や出産まで隠すことが出来ないので、子供が欲しい場合が秘密にすることはお勧めしません。

5.就業規則によっては解雇される。

結婚したら報告することを規定にされている場合は、規定を破ったことになり、懲戒処分になるかもしれません。

給料が正しく貰えなかったり、懲戒処分などはリスクが大きいですね。
秘密にすることで、バレた時のことを考えながら勤務することになります。
リスクを考えてから「報告をするか・しないか」を決めましょう。

会社に結婚したことを報告しないと、バレる?

結婚後に報告しなくても、会社にバレることはありません。

しかし、銀行の名義を変更した場合は名義が違うために給料が振り込めずにバレてしまいます。
結婚後に名義変更をしなくても使用することは可能です。
しかし、名義変更をしないことで銀行側に何かあった時に保証してもらえません。
保証されなくてもいい場合は、銀行から促されるまではそのままでも大丈夫でしょう。

また、年末調整でもバレる可能性があります。
11月〜12月に会社は年末調整を行います。
会社が年末調整の面倒な手続きをしてくれるため、書類を書いて提出するだけで済みますよね。
しかし、その書類の中には「配偶者」について記入する場所があるのです。

配偶者がいないと記入しても、税務署から連絡が来ることはありません。
しかし、年末調整で嘘を記入すると言うことは、虚偽報告になるのでお勧めしません。
年末調整をする際に「自分で確定申告をする」と言って個人ですることで回避することも出来ますが、個人で申告したことを知られると「裏がある」を思われる可能性もあります。

本当に秘密にする必要がある?もう一度考えてみましょう。

結婚したことを報告しないと、どんなことがあるのか気になると言う事は少しばかり不安なのではないでしょうか?
改めて、報告をしないことでどのようなトラブルが起きるのか、自分で対処できるのかを考えてみましょう。

1.就業規則などを見返す。

結婚報告をしないことで、ペナルティや解雇される可能性がないか確認しましょう。

2.妻を扶養に入れれないことへのデメリットを考える。

妻を不要に入れることで、保険料などを節約することが出来ます。
しかし、妻が130万以上稼いでいる場合や会社で保険に入っているために適応されない場合は扶養に入れる必要は少ないでしょう。
130万以下の場合は、今後の貯金などを考えて後悔しないように計画を立てましょう。

3.銀行の名義変更について

報告したくないのが女性の場合は、名義変更をする必要があります。
メインバンクを変更して、給料が振り込まれる銀行はトラブル時に保証が効かなくても損しないように工夫をしましょう。

4.確定申告を自分で書けるか考える。

確定申告は、2月〜3月までに自分で年収などを記入して税務署に持っていく必要があります。
確定申告が始まる頃になると、無料相談などが開始されるほどややこしい書類です。

会社勤めの場合は、会社がしてくれているために簡単そうに見えますが、少しでも書き間違えると支払いに変化が起きたり、トラブルになる可能性があります。

正確に書ける自信があるか、計算しながら書く時間があるか、期間内に税務署に持っていく時間があるかを考えてみましょう。

他のデメリットについても、しっかり考えてみてくださいね。

結婚報告を会社に報告しないのは損をします。

結婚報告を会社にしないのは、様々な理由があると思います。
しかし、周りの目を気にしているだけの場合は、将来後悔する可能性が多くあります。

結婚することで会社から家族手当や結婚休暇がも貰うことが出来ますが、報告しないと貰うことが出来ません。
国の制度でも、結婚を秘密にすることで妻を扶養に入れることが出来ないので損をする可能性があります。
また、バレた時には責められる場合もありますし、懲戒処分になる恐れもあります。

秘密にすることでメリットがあるかと言うと、ほとんどありません。
デメリットのほうが大きいので、報告したくない場合は今後のことを考えてみましょう。
今後のリスクと報告したくない理由を天秤にかけて考えてみることが重要です。

報告しないことで違法になったり、捕まることはありません。
しかし、デメリットが大きいので後悔しないように考えてから行動してくださいね。

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