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《研修期間中に退職したい・・・》即日辞めるリスクを考えよう

2017.9.28

働きはじめたばかりの研修期間でも「この仕事向いてないかも・・・」と思うことってありますよね。これから先何年も続けていくことが想像できず、退職するなら今のうちと悩む人は少なくありません。

しかしいくら研修期間中だとはいえ、辞めますと意思を伝えて即日辞められるものなのでしょうか。「責任を取れ!」「損害賠償を払え!」なんて言われてしまうことがあるのか考えてみましょう。

まだ研修期間中でも即日退職は認められない?

まだまだ研修がスタートしたばかり、それでも何日か出勤していれば次第に会社の仕組みや職場の雰囲気はわかってきます。まだ慣れていないから疲れるとはいえ、早々に辞めたいと思うこともありますよね。

結論から言えば、研修期間中であろうと研修が終了していようと退職はできます。ただ、会社の規定によって「退職は◯日前までに」と定められている場合は、それに従う必要があります。

規定を守らずに無理やり辞めてしまうと給与が下げられたりと何かしらのペナルティが課せられることも少なくありません。中には業務が本格化する前に辞めるならこのタイミングで辞めてくれと言われることもあるので、あくまで辞める時期は会社との相談になります。

辞めると決めたらもうすぐにでも辞めたい!と思う気持ちはわかりますが、アルバイトでもない限り必ずしも希望が通るとは言い切れません。研修期間中の給与をきっちり頂くためにも、残りの日数を耐える方が賢明といえます。

どうしても即日退職したい、研修期間中の伝え方

何も分からない自分のために時間を割いてくれていると思うと、研修期間中にはなかなか辞めると言い出しにくいですよね。「今日どうだった?」「わからないことがあったら言ってね!」そんな風に優しい先輩たちに囲まれていたらなおさらですよね。

しかし研修期間が終了してからすぐ辞めるのであれば、研修期間中に辞めると決断したほうが会社にとってみればまだマシなのです。

研修期間で新人につきっきりになるということは、その分普段ならかからない人件費が上乗せされることになります。しかしまだ会社に利益を生み出す仕事ができるわけでもないので、会社にメリットはありません。

今は新たな人材への投資期間で、この先の事を見越してあなたへ投資をしているのです。研修期間でも給与は発生しますから、がっかりされたくないという気持ちがあれば、決断した時点で辞める意思を伝えましょう。

実際に現場で仕事を教えてくれている人に言うのが一番ですが、難しければ人事部や上司に伝えてみてください。

研修期間に即日退職したら今後の就職が不利になる?

すぐに退職するとなると、心配なのが次の就職口です。どんな理由があれ、一度採用された会社を数日・数週間で辞めたという事実からは良いイメージが浮かびません。もしかしたら何か問題があるのでは?そんな風に面接で思われないか怖くなってしまいますよね。

履歴書にどこまで職歴を書くですが、数日程度で辞めてしまった仕事は記入しないことがほとんどです。その程度では保険も年金も加入していませんし、ただ日雇いのバイトを何日かやったのと変わりません。

しかし短期間での離職が何度も続くと不自然な空白が生まれます。前職を辞めてからこれまで何をしてきたのか必ず聞かれますから、そこはありのまま正直に話すしかありません。

確かにすぐの離職は良いイメージがありませんが、かといって嘘をついて怪しまれるよりはマシです。なぜ続かなかったのか親身になって話を聞いてくれる、履歴書だけでなく実際に会って人柄を見てくれる、そんな会社が世の中には増えてきているので、自信がなさそうに面接に行くのはやめましょう。

研修期間中でもこれはダメ!辞める時もマナーが大切

たった数回の出社といえど、面接を受けて採用されたことには変わりません。あなたなら頑張ってくれるだろうと期待を込めて採用した人事部や自分の仕事がありながらも世話を焼いてくれた先輩、入社してくるあなたのためにデスクを用意したり手続きをしてくれた上司、あなたのために何人もの人たちが動いてくれています。

「辞めてしまえばもう二度と関わらないし」確かにそうですが、だからと言ってマナー違反の辞め方をするのは社会人としてどうなのでしょうか。会社に行きたくないからといって無断欠勤をしたい、そんなこと誰だって思うことはあります。しかしそれでは自分のせいで迷惑をかけてしまうことになりますよね。気まずいからとメール一通で一方的に辞めるのではなく、せめて電話でしっかり自分の気持ちを伝えるようにしてはいかがでしょうか。

人は良いことも悪いことも繰り返すと癖”になってしまいます。自分勝手なことをしても罪悪感を感じない、そんな大人にならないために最低限のマナーは守りましょう。

即日退職した場合の注意点、返すものと返してもらうものを忘れずに

入社するためにさまざまな手続きが必要なように、退職するためにも手続きが必要です。入社時に提出するよう求められた年金手帳や発行された保険証など、返してもらうものは返してもらい、返すべきものはきちんと返しましょう。

会社から支給されるパソコンや携帯電話は、そのまま持って辞めてしまうと後から代金を請求されることもあります。制服がある場合も忘れがちなので注意が必要です。そのまま返していいのか、退職の時にはクリーニングが必要なのが、思わぬところで金銭を請求されないように気をつけましょう。

またすぐ辞めることに対して責任を取れと言われないか心配する人もいますが、よほどの理由がない限り不当な請求なので取り合う必要はありません。ただ夜の仕事を中心にそういった契約書にサインを要求されるなどのトラブルも少なからずあるので、最初から辞めるつもりなんてないにしても契約関係の書類は熟読しておくようにしましょうね。”

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