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社会保険の産休手当をパート先で貰う方法と条件に付いて

2017.6.27

パートをしている間に、妊娠が発覚した時、あなたはどのような行動に出ますか?

パートは正社員じゃないから…と仕事を辞める覚悟をする人もいるでしょう。
しかし、パートでも産休を取ることは可能で、手当を貰うことも可能です。

産休は、労働基準法の第65条で認められている休暇です。

辞める選択肢を選ぶ前に、「社会保険で産休手当を貰う方法」について詳しく見ていきましょう。


パートで働いている場合の「社会保険と産休手当」について

まずは、社会保険と産休手当についてしっかり把握しておきましょう。

・社会保険について
社会保険とは、日本の保険制度の一つです。
民間企業が運営する個人保険の事ではなく、条件を満たしている国民全てが加入して支払う義務がある保険の事です。
様々な保険を1つにまとめたものを社会保険と言いますが、会社やお店から加入してほしいと勧められた保険や厚生年金のことも社会保険と言います。

・産休手当について
妊娠中に仕事をするのは、母子ともに危険があり、ほとんどの場合は、一定期間産休と言って仕事を長期休暇する必要があります。
その間、給料が発生しないため、保険で手当てを貰うことを産後手当と言います。
産後手当は、会社で加入している保険など社会保険に加入してるが手続きを行うと支給されます。

会社によっては、社会保険がない場所もあります。
社会保険がある会社の場合は、パートでも加入する必要があります。
もし、社会保険に加入している場合は、産休手当の手続きをしましょう。

パート先の社会保険で産休手当を貰うために大切な条件と期間について

パート先の社会保険で産休手当の手続きをするためには、条件だけでなく期間も重要です。
条件と言うのは、勤務先で保険に加入していることや出産予定のある妊婦さんであること、産休をするため給料が発生しないことを指しています。

産休手当を貰うためには、保険に加入している会社で産休をすることが条件と言う事になりますね。

産休と言うのは、産前休暇と産後休暇の2つがあります。
産前休暇というのは、会社が労働者に言うのではなく、労働者が会社に申し出ることで休暇が貰えます。
産前休暇とされる期間は、出産予定日の42日前(双子などの場合は98日前)です。
予定日がずれた場合は、予定日を変更して休暇を伸ばすことが出来ます。

産後休暇と言うのは、労働者が言わなくても会社側から休暇を与えるようになっています。
産後休暇とされる期間は、出産翌日から56日までとされていますが、後半14日は本人が働きたい場合は働くことが可能です。

パート先の社会保険で産休手当を貰うための手続きの方法

条件と期間を分かったところで、次に知りたいのは手続きの方法ですよね。
産休手当を貰う手続きの方法は、以下の通りです。

1.会社に、産休手当を貰う条件に自分が当てはまるか聞く。
会社が加入している保険によっては、産休手当がない場合があるので、必ず早めに聞いておきましょう。

2.産休前に引継ぎなどをする場合は、早めに終わらせておく。
妊娠後期は、忙しい動きをすると胎児が下りてきやすくなります。
あまり無理をしないでいいように、引継ぎなどが簡単に終わる準備をしておきましょう。

3.産休前に会社から「健康保険出産手当金支給申請書」を貰いましょう。
申請する際に郵便でも可能か、注意すべき点はないか、気になることはすべて聞いておきましょう。

4.出産の時に入院する場合は、必要事項を記入した申込書を病院に持っていき、医師に証明を記入してもらいましょう。
証明を記入する際に、料金がかかる場合もあるので注意しましょう。

5.もし予定日がずれた場合は、会社に連絡をして変更届を貰って予定日の変更を保険先に伝えてもらいましょう。

6.退院前に、「出産の証明欄」などを医師に記入してもらいましょう。

7.産休前に申請できなかった場合は、産休後に勤務先や保険先に提出しましょう。

8.申請書にミスがなかった場合、記入した銀行にお金が振り込まれます。

申請はとても難しいように見え、提出期間を間違える大変なことになると思われる人もいると思います。
しかし、大切な期間と言うのは産休している間の期間のみです。
申請書の提出は、過去2年間をさかのぼることが出来るので、「産後出し忘れた」とガッカリしなくても2年以内なら提出することが出来るのを覚えておきましょう。

気を付けて!産休手当で気を付けるべき注意点について

産休手当で気を付けるべき点は、沢山あります。

1つは、会社の保険などに入っているからと言って必ず貰えるわけではないことです。
会社が指定している保険に産休手当が入っていない場合があります。
この場合は、どんなにお願いをしても休むことは出来ますが、手当金が入ってくることはありません。
妊娠がわかったら、すぐに産休手当の制度があるかを確認しましょう。

2つめは、申請後、手当金が支給されるのに時間がかかることです。
申請後すぐに振り込まれるのではなく、2週間〜2か月ほど掛かる場合があります。
機関によっては手続きで遅れる場合もあるので、すぐにもらえると思って予算に含まないように注意しましょう。

3つめは、申請書は慌てて書かない、変更書なども忘れない!
申請書に慌てて書いて、記入ミスなどを起こすとその分遅くなります。
また、予定日が変更になった場合は変更書を提出する必要があります。
こちらも、慌てて書くと記入ミスで変更が遅くなる場合があるので注意しましょう。

パートでも加入している保険によっては産休手当が貰えます!

パート中の妊娠は、正社員とは違うために辞める選択肢が最初に浮かぶ人が多いと思います。
しかし、どんな雇用形態だとしても労働基準法で産休は取ることが可能です。
また、パートでも会社の指定した保険など社会保険に入っている場合は手当てを受けることが出来ます。

社会保険で産休手当を貰う場合は、勤務先で「健康保険出産手当金支給申請書」を貰い記入する必要があります。
入院や退院前に医師に記入してもらったり、予定日が変わった場合は変更書を提出するなど大変なことが多いです。
しかし、申請は過去2年までさかのぼることが出来ます。
つまり、提出期限がギリギリで慌てて書かなければいけない書類ではないのです。
慌てず焦らず間違いのないように申請書に書き込んで提出しましょう。

申請が通った後も、機関の手続きなどで指定の口座に振り込まれるのが2週間〜2カ月など時間を要することが多いです。
「産休中の手当で生活しよう」など、予算として計算しないように注意しましょう。

妊娠後は、悪阻や胎児への環境などとても神経質になり、不安になることも多々あります。
産休でパート先への不安感がある場合は、上司にしっかり聞いてみましょう。
辞めるという選択肢ではなく、産休手当を貰い産後も復帰できる環境になるといいですね。

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