会社の問題児を辞めさせるか悩んでいる!そんな時の対処法教えます!
会社という組織には問題児と呼ばれる人は必ずいると思います。
問題児だから、周りの人に影響するから辞めさせたい、辞めてほしいと思っているのはあなただけではないかもしれません。
しかし、辞めさせるという事は解雇する事になり、正当な理由がない限りできません。
もし、不当解雇になった場合は訴えられる事もあります。
かといって、自分から辞めるように
仕向けたとします。辞めた時はいいかもしれませんが、あなたも周りの人も後で気持ち的に後味が悪いのではないでしょうか。
もしかしたら、その事がずっとすっきりしない気持ちのまま残ってしまうかもしれません。
そうならないように、あなたにとっても問題児と呼ばれる人にとっても、お互いによい結果になるようにしていけるような対処法教えます。
このページの目次
会社の問題児を辞めさせる前に何処が問題か把握してください!
一言で問題児と言ってもどんなところが問題なのか考えてみましょう。
会社を辞めさせると思わせる程ですから、それなりの問題はあるのだと思います。
冷静になって考えることで、今まで凄く問題だと思っていた事がそうでもなかったり、反対に更なる問題がみえてくるかもしれません。
でも、問題児への対処法を考えるためには、きちんと現状を把握することが大切です。
問題児と言われるのは、その人の行動なのか言動なのか、それとも両方かもしれません。
それによって、対処法も変わってくるはずです。
把握することで、会社を辞めさせる程でもなかったとあなたの考えが変わるかもしれません。
いずれにせよ、表面上でしかわかっていないのに、会社を辞めさせるとか問題児と言うのではなく、きちんと現状を把握してみましょう。
多少時間がかかったとしてもよいと思います。
正確な情報を共有することが大事なのです。
今まで敬遠していたかもしれませんが、少しだけ距離を縮めてから次のステップに進んでみてください。
会社を辞めさせる前に問題児と話してみましょう!
あなたは問題児と思っている人ときちんと向き合って話したことはあるでしょうか。
多分、会社を辞めさせると思わせる程の問題児ですから、意識的に避けてきたりしていませんでしたか。
問題児というレッテルを貼られているから、周りの人にもそういうイメージがついてしまい、あえて話さないようになっていたかもしれません。
表面的なものや噂だけで問題児と決めつけるのではなく、なぜ周りから問題だと思われるような行動をしてしまうのか、発言をしてしまうのか。
もしかしたら、問題行動や発言をしたくてしてるのではないのかもしれません。
また、その人なりの考えがあってしているのかもしれません。
まずは、問題児と呼ばれる人と話してみてください。
話しをすることで、もしかしたら、あなたの考えにも変化があるかもしれませんし、その人にも変化があるかもしれません。
そうすることで、辞めさせるということ以外の他の選択肢が見えてくるのではないでしょうか。
まずは、声をかけてみてください。
あなたが話しを聞いてくれるのを待っているのではないでしょうか。
問題児を会社から辞めさせることで全てが解決するわけではないです!
問題児だから会社を辞めさせる事で、全てがおさまるのではないと思います。
たとえ、今あなたが悩んでいる問題児と呼ばれる人を辞めさせたとしても、それで解決するでしょうか。
また別の問題を抱えた人が現れるかもしれません。
今まで、目立たなかった人が目につくようになって、また辞めさせるべきか悩む事になる可能性があります。
全てがパーフェクトな人なんていないと思います。
ですから、多かれ少なかれ問題が大きいか小さいかだけで、それが他に影響を及ぼすことで、問題児と呼ばれるか呼ばれないかではないでしょうか。
悩んだ末に会社を辞めさせる。しかし、また問題児が現れて悩まされる。
そんなことを繰り返しているのでは、あなただって嫌になってしまうし、仕事だって上手くいかなくなってしまうのではないでしょうか。
ですから、辞めさせるという事よりもいかに理解してあげられるか、尚且つ、良いところを活用することができるかが大切ではと思います。
問題児だからと言って、問題なところばかりではないと思います。
悪いところばかりに目を向けると、そこばかりが目についてしまいます。
問題児は会社を辞めさせるという考え方をあなたなら変えることができるでしょう。
問題点を共有化し、指導すべきところは指導しましょう!
あなたが把握している問題行動や言動などは、問題児と呼ばれる本人がきちんと認識しているでしょうか。
もしかしたら、周りから思われている問題行動や言動に対して、本人にしてみたら問題ないと思っているかもしれません。
今まで、色々話しかけたり、聞き取りしたことで得た情報をお互いに共有化することが大事です。
そして、その問題の内容に関しては指導することが必要ではないかと思います。
例えば、仕事をしないなど本人だけの問題でしたら指導でよいと思いますが、言動などで他人を不快な気持ちにさせる、怒鳴ったり手を出そうとしたりするなどがあるときは、注意する必要があります。
万が一他人に怪我などさせてしまったりしたら、本人だけの問題ではなく会社としての問題になってしまうからです。
会社を辞めさせることを回避し、問題児と上手くやっていくには、今まで誰も触れることのなかった指導をしていく必要があると思います。
それは、この後も会社にいるにせよ、辞めるにせよ、本人にしてみたらありがたいことなのではないでしょうか。
本人もわかっているのであれば、誰かの助言を待っているのかもしれません。
本人にとって、唯一自分を変える事ができる、きっかけですから。
個人の個性を尊重して受け止めてください!
人それぞれには、個性というものがあります。
色々な人が集まっている会社には、色んな個性があるでしょう。
問題児と呼ばれる人の意見を聞いて、受け入れようとしていたと思います。
受け入れる事で、全てが解決する、そうすることで周りの人にも受け入れるように言えば全てがおさまると。
でも、それは違います。
そもそも、違う意見や考えを受け入れるのは無理があると思います。
ですから、受け入れるのではなく受け止めてみましょう。
受け止めるとは、その人の意見や考えをとりあえず聞いてみることです。
そして、受け止めたことについて、改善した方がよいところは、一緒に考えればよいし、アドバイスしたりするのもよいのではないでしょうか。
もし、色々話していくうちに、今の部署より向いている部署があれば異動してもよいです。
そうすることで、今まで問題児と呼ばれていた人が、力を発揮するかもしれません。
また、色々な個人の個性、意見や考えを受け止めることで、イノベーションとなり会社の発展に貢献できるのではないでしょうか。
問題児だから会社を辞めさせると考えてしまうのは仕方ないかもしれませんが、辞めさせる前に色々な対処法があることを実践してみてください。