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仕事に対して責任感がない部下のマネジメント方法

2017.5.18

大人と子供の違いは何でしょう?

色々定義はありますが、その一つには「責任が取れるか否か」という事があります。

しかし、年齢だけは大人でも仕事に対して全く責任感のない部下を持ってしまった場合、上司は何らなの手段をとって、部下をマネジメントしなくてはいけません。

責任感がない部下のマネジメント方法についてご説明いたします。

仕事に責任感がない部下に当たってしまったら?

ホウレンソウをしない。

仕事の納期を守らない。

遅刻や欠勤をする。

やりかけの仕事ばかりで、仕事を完了させられない。

そしてその点を叱責しても、同じことを繰り返す。

責任感のない部下の特徴です。

これが新入社員であれば、まだ希望がありますが、入社〇年目であれば、かなり状況は深刻です。

限られた人数と限られた時間で仕事を熟すには、この部下にも仕事をしてもらう必要があるのです。

この部下をどう使うかにあなたのマネジメント能力がかかっています。他の部下と同じ方法でマネジメントしても無理です。それで出来れば、とっくに責任感のある仕事をしているはずです。

責任感のない部下はそういうモノだとして受け入れるしかありません。その上でその人にあったマネジメントをしていかなくてはいけません。

責任感のないタイプ別のマネジメント方法についてご説明いたします。

プライドが高いがゆえに仕事に責任感がない部下のマネンジメント方法

プライドが高い人というのは、人に教えを乞うのが苦手です。だから仕事を理解していなくても、知ったかぶりして仕事を推し進めたりします。その結果ミスをする訳ですが、ミスをしても「ミスした自分」という自己イメージを受け入れられないので、そのミスを自分以外の人の所為にします。

叱責しても、自分に非がある事を全く理解しません。「教わっていなかった」「〇〇さんから仕事が回ってくるのが遅かった」等々、ミスした理由と言い訳の区別ができないのです。

こういったタイプは逆にいくら叱っても「自分の能力を認められないバカな上司」というレッテルを張られてしまえば、もうその上司の言う事に耳を貸しません。

一番早いのは「仕事の出来る自分」という自己イメージが現実ではないと相手に理解させるのです。それには、仕事を失敗した時にミスの処理をあなたの管理下で実践させて、その上で何かいけなかったのかをよく話し合ってみてください。ここで自分のイメージを壊す事が出来る人は、やがて責任感のある部下へと育っていくことができます。

仕事に責任感がない事を自覚しているタイプの部下のマネジメント方法

責任感のない部下でも前述したように、自分が仕事を出来るけどそれを証明するチャンスがないだけと考えている人もいれば、責任感がない事を自覚した上で「できるだけ楽をしたい」と望むタイプがいます。

無責任であるという自覚があるだけで厄介ですが、逆に割り切ってしまっているのでお互いに楽かもしれません。どこの部署にも、単純作業だけど、量が多くて手が付けられない仕事というのはあると思います。そういった仕事を回してしまいましょう。また、他の人の仕事の下請けのような仕事です。

外線を一番にとってもらうのもいいと思います。仕事の量はそれなりにあるので、一定数他の人のリソースを取ってしまう仕事です。しかし、それを一括して当人にさせてしまえば、他の部下のリソースは空く訳です。当人がそういった仕事に内容を気にしないタイプであれば、おまかせしてしまいしょう。

仮にその人がいなくなっても、仕事は相変わらず回すこともできます。当人にとっても部署全体にとっても悪い事はないでしょう。

遅刻や欠勤、離席の多い部下のマネジメント方法

最近は遅延証明を簡単にネットでダウンロード可能です。やたら遅刻して遅延証明を出す部下っていますよね。また、気が付くと離席している。トイレに行っているのか、たばこを吸っているのかわかりませんが、チョコチョコ出入りが多い部下というのもいますね。

また何故か肝心な時に限って病欠ばかりする人もいると思います。

これらの勤怠や勤務態度に問題のある部下の場合、やはり放置はしていると部署全体の指揮に関わります。そもそも仕事の責任感以上に社会人としての自覚にも欠ける部下の場合、それなりに厳しい対処が必要です。実際のところ、遅刻や欠勤が多い人は、注意しても治らなければ解雇理由にする事は可能です。

一度人事に相談して当人に対して改善するよう告知しましょう。それでも改善されないようなら社則に基づいて処分を検討してもいいでしょう。

部下の性格を変える事は不可能である事を知ろう

部下に責任感をもたせたいばかりに、叱責したり脅したりしても、実際の所それでは改善されないでしょう。相手は成人した人物です。子供のような性格だったり、考え方をしていても相手は年齢的には大人なのです。だからそれなりに人格を尊重する必要があります。

人間的に問題があるとしても、部下の性格を変える事はできません。そしてそれは上司の仕事でもありません。要は自覚を持ってもらえればいいのです。

その方法として、プライドの高い部下には、自分が仕事が出来るという偽りのイメージから脱却できるように手助けしてあげましょう。また責任感のない事を自覚した上で仕事をしている部下であれば、こちらも単純で責任感がないような仕事を担当させるのも一つの手です。

ただし勤怠関係の問題については、他の部下にも示しがつけないので、人事部と相談した上で毅然とした態度で臨みましょう。

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