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事務員でも仕事ができると高評価。その人には特徴があった!

事務員には、長く働きやすい、しかし給料が低い、そのようなイメージがあるのではないでしょうか。そうなると仕事のモチペーションが上がらないことがあるもしれません。

しかし世の中にはスーパー事務員といってしまっても良いような仕事ができる事務員がいます。

どうして評価が高いのか、どうして頼られるのか、どうしてモチペーションが高いのか、その答えは仕事ができる事務員に振る舞いにありました。

仕事ができる事務員は100点を越えている

仕事ができると思うのはたいていの場合は、基本的な仕事以外のときです。つまり電話対応ができるようになったとか、パソコンの操作ができるようになったとか、そういうことでは仕事ができるとはあまり感じません。

それに、英会話などの特技があれば別なのですが、仕事ができる人は特別な技能を持っているわけではないことが多く、能力が秀でて高いということはありません。仕事ができるというのは能力以外のところにあります。

それでは仕事ができる人がどのような人なのかというと、自分で仕事を見つけて、予想以上の成果を出している人だと思います。

つまり仕事は100点で良いのではなくて101点以上で評価されます。しかも100点を越えることができるとものすごく評価されます。

言われたことをやるのは機械でもできますが、問題を見つけて率先して解決するというのは人間にしかできません。そしてそのようなことができる人は仕事ができる人だと高い評価を得られるのです。

仕事ができる事務員はキャリア形成にも有利!

事務員だからギャリアアップと縁がないと思っている人も多いのではないでしょうか。その認識は少し違います。事務員は地味かもしれませんがどの会社にもあるものです。つまり、どの会社にも欲しい人材です。

キャリアアップや転職ということを考えると資格取得に躍起になる人もいますが落ち着いてください。事務の仕事に資格取得が必要になることはありません。資格取得は不利になることはありませんが事務の仕事にダイレクトに効いてくるのは経験です。

会社独自のマーケティングやルールに長けている人は貴重な人材で、若手の総合職社員の教育係としての活躍を期待できますし、適切な判断を下してくれるので仕事がスムーズに進みます。

また、現代では女性の社会進出や女性の管理職登用が加速しています。そのため事務員であっても仕事ができる人は社会的に重宝されておりキャリア形成に有利なのです。

事務員で仕事ができると思われるためには人柄や気配りが大きく有利!

事務員には多くの雑用があると思います。そしていくつかの対応を考えることができます。簡単に言えば、雑用を雑に扱う場合と、雑用を丁寧に扱う場合です。

コピーを取ってくる雑用にしても、ホッチキスを雑に止めて、そればかりかホッチキスを止める位置もバラバラで扱い難いコピーを作る人がいます。

それでは仕事ができるとは思えないでしょう。

ホッチキスを止める位置など雑用でもしっかりと気配りできる人は仕事ができる人だと評価されやすいです。

さらに人柄も大切です。事務の仕事は様々な人から相談や連絡が来るもので、そこで嫌な顔をしてしまうと頼む人も躊躇して仕事がスムーズに進みません。反対に嫌な顔もせず事務の仕事をこなしていけば、あの人だったら頼みやすいとか、あの人がいるとスムーズに仕事ができるということになって自然と評価が上がっていくことでしょう。

仕事ができる事務員は人柄のスキルのバランスが取れている

実は事務員の人柄が良いと人事担当が頭を悩ませることがあります。職場を気に入ってくれて人柄が良くて一緒に働きたいと誰もが思っているのですが、仕事のスピードやエクセルなどのスキルが低いことがあるからです。

その場合は人事はとても頭を悩ませます。人柄に文句はない。むしろ好ましい。しかしスキルが低めで、仕事のスピード感が気になってしまうからです。

それほど人柄は強力な武器なのですが、スキルはあったことに越したことはありません。つまり人柄だけ良くてもダメなのです。また、スキルさえあれば人事は頭を悩ますことなく評価を高めてくれるはずです。

少しスキルが甘いと自覚している場合は本などを頼りましょう。先生を雇うと高く付くことがあるので入門書を持ってきて、エクセルやパソコン操作を勉強していくことにしましょう。

それでも人に聞くのが一番早いです。可能なら同じ職場のできる人に仕事やスキルについて尋ねると良いでしょう。

仕事ができる人になるために!やりがいは自分で見つける

事務員の仕事をしている人の中にも、事務の仕事はルーチンワークばかりでやりがいが少なくつまらない人生を送っていると思っている人がいます。

しかしそれはあまり正しくありません。そもそも必要とされて仕事を振られているのですから、どのような仕事にもやりがいはあるものですし、事務の仕事は仕事の振り分けなど自分で考えることも多いはずです。

それなのにやりがいを感じないというのであれば日々の仕事を思い返してみましょう。他人の指示で動いているか、自分で動いた仕事はどれだけあるか、それぞれ挙げていってください。

やりがいというのは自分で動いたときに現れるものなので、自分で動いた仕事が少ない場合はやりがいを感じ難いです。

そこで掃除や古いファイルの整理でも何でも良いです。自分で動いて仕事をこなしていきましょう。

自分でやると調べることも増えて自分のためになりますし、自分でやることを増やしてスキルアップしていくので仕事ができるようになってきます。

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