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職場の愚痴が多いのは、職場にとってよくないことです

2017.5.22

会社に勤めていれば、例えば会社の方針について、職場の環境について、上司について、また同僚について、必ず誰でも少しは不満を持つものです。そんな時思わず愚痴が口を突いて出るのも仕方のないことです。

しかし忘れていけないことは、職場であまりに愚痴が多いと、それが会社を蝕んでいくことです。会社全体から働く喜び、意欲、創造性を奪い取っていきますから、それが起こっているところでは、適切に対処しなければなりません。

愚痴の多い職場は、いずれひどい場所になっていきます

あなたの会社にも態度が横柄で、愚かなところがあり、決断力がなく、そのくせ仕事はいつも干渉してきて、誰にも人気がない、みんなから嫌われている上司がいるかもしれません。

そうした上司について日頃から愚痴をこぼしていると、そのうちに会議の時も、食堂でお昼を食べているときも、同僚とビールを飲みに行ったときも、30分は上司の愚痴をこぼすことが習慣になってしまったりします。

それほどフラストレーションが溜まるなら、同僚の間で愚痴を言っているだけではなくて、上司に直接不満を伝えるのはどうでしょうか?恐らくそれで何かが改善することはなく、単に物事を悪化させるだけでしょう。

そのように職場で慢性的に愚痴をこぼすのは、もっともな理由があるかないかにかかわらず、事態の改善につながりません。実際には完全に毒性があり、その部署や、ひいては会社全体を恐ろしい場所に変えてしまうことがあります。

愚痴の多い従業員は、職場への帰属意識が薄いのです

今日の典型的な職場では、会社に帰属意識を持たない従業員も多くいるのが実情です。実際、世論調査によれば、世界中の従業員の13%しか会社に帰属意識を持っていません。そして誰でも知っている通り、帰属意識の低い従業員がいるところでは、通常、不満、ゴシップ、愚痴が渦巻いています。

職場には失望、怒り、いらだちなどの居場所はないということではありません。しかし保証してもいいですが、愚痴をこぼすことは決して自分や自分のキャリアのためになりません。もしそうなら、それは「提案」、「交渉」、「解決策」と呼ばれることになるでしょう。

次に反射的に愚痴をこぼしたい衝動を感じたときは、職場の泣き言を言う人がどのような目で見られるかをよく考えてください。それが愚痴をこぼしたいと感じたときに、一番の抑止力になるかもしれません。

職場で愚痴の多い人は周囲の人をみな敵に回します

愚痴ばかりこぼしていると、周りの人からは仕事の出来ない人と見られてしまいます。バリバリ仕事をこなしながら、同時に絶えず愚痴をこぼす時間を見つけるのは難しいからです。

食堂で同僚に愚痴をこぼしているあなたを見た周りの人は、あなたは責任を任された仕事よりも、意識的にそちらの方によりエネルギーを注いでいると思うでしょう。また他の人から見れば、愚痴をこぼす暇があれば、問題を解決したり、状況を改善する方法を調べたり、もっと本質的なことに取り組むことができるのは明らかです。

周りの人は自分に対しても同じように、あなたが愚痴をこぼしているのだろうと思います。同僚の悪いところばかりを見て、頻繁にそのことを口にしていると、周囲の人からは同情心がなく、批判ばかりする人間と見られます。

また当たり前のことですが、あなたの愚痴を聞かされた人は、隣のデスクに座っている人の悪口を言っているなら、恐らく自分の悪口も言っているだろうと思うはずです。何に対しても喜びを感じることの出来ない人間と自分を見せることになり、さらにあなただけが完璧な人間であり、他の全員には欠点があるというメッセージを送ることになります。

愚痴をこぼしても会社で出世はできません

私たちがオンラインレビューは事実で、公正、バランスが取れていると、最も信頼する傾向があるのには理由があります。同僚の誰を最も信頼するかも同じことで、不平家の意見は、公平に全ての角度から考える人のそれよりも会議で尊重されません。

愚痴をこぼしすぎると、信頼性を徐々に失い、世界に対して、「私の考えを真剣に受け止めてはいけません。おそらく否定的で、偏っていて、一方的です」と宣言することになります。

ビジネスでも人生でも、状況の変化に応じて臨機応変に対応できることが競争で優位に立つコツです。頑なで曖昧さに不寛容な人間が周りの変化についていけずに愚痴をこぼすのです。周りの人からは、適応が遅く、のろい人間だと受け取られます。

私たちが愚痴をこぼす主な理由の1つは、他人のせいにすれば自分自身の行動を見る必要がないからです。しかし会社では役職が上になるほど、自分の行動や結果に個人的責任を取る必要がますます高まります。年季の入った不平家でそうした地位に昇る人がほとんどいないことから、そもそも愚痴に何の力もないことが分かります。

しばしば、あるグループに向かって愚痴をこぼすとき、そこにある暗黙のメッセージは、自分の考え方に賛同し、支持して欲しいというものです。他の人はあなたの話を聞くと健康に悪いだけでなく、あなたと話をすることさえ躊躇するようになるでしょう。クライアントプロジェクトであれ、新しい仕事であれ、社内の委員会であれ、コップには水が半分しか残っていない的な考え方の人とパートナーを組んでも、得るものは多くないのです。

愚痴で職場を毒されないためにすべきこと

職場では一切愚痴をこぼすべきではないということではなく、不満があるなら、それに対処できる人にそれを伝えるべきです。

しかし全力で避けるべきなのは、常に同じこと、同じ人に対して、同じような愚痴を来る日も来る日もこぼし続けることです。

では、どうすればいいかといえば、まず第一に、私たち一人一人が建設的に不平を言うことを学ぶことです。ただ愚痴をこぼすのではなく、問題が解決されるように正しいチャンネルを通して苦情を申し立てるのです。

第二に、職場で出会う慢性的な不平家に対処することを学びましょう。残念ながら、励ましたり、問題解決のための解決策を提案したりするといった伝統的な戦略は、不平家は解決策を求めていないためうまくいきません。

最後に、あなた自身の前向きな姿勢を養いましょう。愚痴をこぼすのが習慣になるように、感謝や楽観的な姿勢も習慣にすることができます。今日はよい1日にするぞと宣言し、仕事が終わったときにその日あったよいことを5つ書きとめてみましょう。

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