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忘年会で新人がお酌しない!知られざるお酌のメリットと方法

2017.5.23

10年以上前の社会では忘年会で新人がお酌をするというのは当然のように行われていました。それというのもお酌をするくらい気を回せるということが出世につながったからですし、そもそもお酌をするのが新人の仕事の1つだと思われていたからです。

しかし今ではお酌しない新人も少なくありません。お酌には明確なメリットがあるのですが、新人にもそれぞれ思うところがあるのです。

忘年会で新人がお酌しないのはお酒を飲めないから

忘年会はお酒の席になることが普通です。しかしお酒が飲めない人がいることも事実です。新人自体もあまりお酒が得意でないということになると、お酌する必要性を感じていないことが多いです。

また自分がお酌してもらってもお酒を飲みきれないことも多いのです。そうなると残ってしまうお酒がもったいないと思ってしまいます。そして上司を見て、同じくお酒が進んでいないことを見ると、上司もお酒が苦手なこともあって、お酌しないほうが良いこともあるのだと思ってしまうのです。

それにマイペースで飲みたい人もいます。そこでお酌をしてしまうとペースを乱してしまうのでそれはまずいと思うわけです。それに実際にお酌をしたことで上司から怒られた人もいます。そうなるとみんなマイペースで飲みたいのだろうと新人は考えるようになり、お酌しないようになるのです。

忘年会でお酌しない新人は男女関係ない

男性でも女性でもお酌をしない人は増えています。それはお酌をする必要性がないと思っているからなのですが、新人では女性のほうがお酌をしない傾向が強いです。

それというのもお酌をしないことを周りが許してしまっているからです。

若いというだけで女性がちやほやされているとその女性はお酌をしなくなります。何もしなくても構ってもらえるからです。男性でもちやほやされればお酌をしないのですがどちらかというと女性のほうがちやほやされてしまうので、新人では女性のほうが周りの影響を受けやすくお酌し難くなると言えます。

また、一昔前ならお酒の席は上司への接待でお酌は常識だったのですが、上司のほうからお酌はしなくていいよと教える場合があります。昔はお酒にも強かったけど、最近はそんなに飲まなくなったという人もいるのでわざわざお酌される必要はないと思っている人も多く、上司のほうからお酌を断ることで新人は男女問わずお酌をしなくなっているのです。

忘年会でお酌しない新人を注意するとパワハラの可能性も

忘年会のなどのお酒の席では新人がお酌をすることが慣例になっている会社もあるかもしれませんが、そこで新人がお酌は楽しくないしメリットがないと考えているとパワハラになってしまう可能性があります。

お酌をする前に、名前をいってお酌して良いか尋ねるだけでも、他の上司に名前と顔を覚えてもらえるので、新人のためだと思ってお酌することを勧めているというのに、新人はパワハラだと思ってストレスを抱えてしまうことがあるのです。

また過去にお酌をしなかったことで上役の顰蹙を買ってしまった新人の二の舞を演じないように助言したつもりのことも多いです。それにお酌というのは挨拶みたいなもので最初だけやれば良いと思っている上司も多いです。

しかし上司の考えを新人は見通すことができず、仕事以外で上下は関係ないし強要されることも好きじゃないなんてことを考えてしまっているのです。

忘年会でのお酌は挨拶に置き換えてみるとよく分かる

好まれなくなってきているお酌にもメリットは考えられます。まず考えられるメリットは顔と名前を知ってもらうことです。お酌をするだけで印象に残してもらえるというのは出世願望が強い新人にとっても有益な武器になると思います。

またお酌というのは挨拶の道具と考えることができます。新人と上役は席が遠いので挨拶するにしても何か理由があったほうが都合が良いわけですが、お酌を都合にして上役に挨拶にいけるというわけです。

そして挨拶ということを考えれば、普段お世話になっている人だけでなく、出会った人に少しだけ行えば良いです。そのため少人数での忘年会でもないかぎり、わざわざ全員にお酌して回る必要性はほとんどないと思います。

また、挨拶は1度すれば十分でありずっと続けるものではありません。それはお酌も同じで、最初にお酌してしまえばそれからお酌する必要性はなく、お酌の回数は1回と思っておけばだいたい良いでしょう。

お酌すべきかよく分からないのであれば公私で分けて

お酌というのはそもそも悪い意味合いはないと思います。お酌は挨拶の道具として都合が良いですし、お酌したことで今後の仕事がスムーズに進むことも少なくないですし、お酌して顔を覚えてもらったことで会社全体に親しみやすくなります。

しかしそのような効果は現在ではあまり重視されていないことも事実です。それも効果を実感する前に退職してしまったり、効果を説明されないと分からない人が増えたり、そもそも効果を知らずに習慣化してしまってとりあえずお酌しているということが増えてしまったからです。

そのため現在ではお酌をするグループとお酌をしないグループに分かれています。会社によって異なりますし、部署によって差があるので、それぞれに合わせていかなければなりません。

しかしそれでは1度は飲み会で様子見しなければならないのでスタートダッシュが遅れてしまいます。そこで公私で分けることを目安にすると良いでしょう。つまり私的な要素が強い場合はわざわざお酌することなく会話するでしょうからお酌は不要であり、お得意様との席や会社全体の席などの公的の要素が強い場合はお酌をすると良いでしょう。

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