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女性が定年まで働くには?事務職のメリットとデメリット

2017.5.26

女性は家を守り、男性が働きに出る。今やその考えは崩れつつあります。

出産や育児に専念するために女性は仕事を休まざるを得なくなりますが、育児休暇を取得する男性も徐々に増えつつあるため、女性が職場復帰するケースが増えてきています。

子供が手を離れたら定年まで働く意思のある女性も多く、中でも人気なのが事務職です。プライベートと両立しやすいようなイメージがありますが、続けていくメリットとデメリットを考える必要があります。

女性が事務職を選ぶのはなぜ?定年まで働く意欲との関係性

学校を卒業するとそれぞれの希望する道に進みますが、3年5年と経つと転職を考える人がちらほらと出てきます。理想としていた職についたけどイメージと違った、結婚や妊娠をきっかけとして仕事が続けづらくなったなど考えられる理由はさまざまです。

女性が次の仕事を探そうとした時に、よく候補に選ばれるのが事務職です。転職サイトをみても「人気の事務職!」「安定なら事務!」なんてキャッチコピーをよく目にします。

確かに事務職を探しているのは男性よりも女性に多いイメージですが、それは男女で仕事に求めるものが異なるからです。

すべての人に当てはまるわけではありませんが、男性は仕事にやりがいを求める一方で女性は安定を求める傾向があります。常に数字と戦い周りと競い合う営業職は男性に好まれ、毎日決まった時間に決まった業務をこなす事務職が女性に好まれるのです。

女性が定年まで働くには多くの壁が!事務職に就くメリット

そもそも女性は定年まで勤めようとするとさまざまな問題が出てくる可能性があります。

大きな出来事といえば結婚と妊娠です。会社側はいずれ女性が産休や育休を取得することを予想しているので、面接の段階で結婚が近いことを話したりすると採用してもらえないということもあります。

せっかく働き始めるのに長期間穴を開けられたくないという会社の言い分はわかりますが、まるで子供を産むことに対して反対しているみたいで良い気はしませんよね。小さな会社や少数精鋭の会社であればなおさら、いつ戻ってくるかもわからないなら退職をすすめられることも多いようです。

しかし事務職というのはあまりスキルを必要としていない場合が多く、悪い言い方をすれば代わりになる人はたくさんいます。そのためブランクがあっても復職しやすく、会社側も採用しやすい職業といえます。

事務職だから定年まで働くことができるというのは間違い?女性にとってのデメリット

復職しやすく、再就職をするとしても働き口を見つけやすい事務職ですが良いことばかりではありません。

特別なスキルを必要としていないということは、自身のスキルアップやキャリアアップを望む人には物足りない職場となりそうです。事務職で扱う仕事は基本的に代わり映えもしないので、長く勤めていてもそこまで大幅な昇給は見込めないでしょう。

旦那さんが働きに出ていれば家計に問題はありませんが、給与面を考えると育児休暇を取得するのは女性の方が良さそうです。

そして女性が多い職場である分、人間関係で悩みを抱える女性が多いのも事実です。地方になればなるほど働き口は限られるので、ママ友同士同じ職場で気疲れしてしまう・・・なんてこともありそうですね。

そしてこれからの急成長が予想されているA.Iをはじめとしたロボット産業により、単純な事務作業は機械によって処理される時代がくると言われています。経費削減の面から考えても、将来性があるとは言い難いのが現実かもしれません。

徐々に引き上げられている定年、将来の選択肢を増やすために

一昔前と比べると、会社によって定年を引き上げているところも多く、定年を迎えても契約社員として働く人たちが増えています。

税金は上がっているのに給与は下がり退職金は消え、定年退職をしたら悠々自適な年金生活を送れる可能性が非常に低くなっているためです。ギリギリの質素な老後生活を余儀なくされる「下流老人」は一部だけの話ではなく、そうならないためにみんな必死に働き貯蓄をしているのです。

しかし昇給の見込めない職場とあってはこのまま働き続けても一生で貰える額は変わりません。さらにいつ職を失うかもわからないのに続けていくなんて馬鹿らしくなってしまいます。

しかし長い間その仕事しかやってこなかった人にとって全く違う仕事をするというのは難しく、年齢が上がるにつれて転職も厳しくなってきます。そうなる前に将来選択できる職の幅を広げるためにも、今のうちから未経験の業界について勉強をしていくことが大切です。

多くの女性が気になる、未来の新しい働き方とは

いくら女性の社会進出が進んでるとはいえ、相変わらずほとんどの女性が家事をこなしながら仕事をしています。

学校行事にも参加し、子供が体調を崩せば急遽休みを取って看病したり、仕事だけに専念できる環境にいる女性は少数でしょう。

今しかない家族との時間を大切にしたい、家族のこととはいえ急な休みをとって会社に迷惑をかけたくない、そう考える人が増えてきたことで、新しい働き方を取り入れる会社が増えてきています。

具体的には完全に在宅で仕事をする委託業務や、週に1度程度出社してあとは在宅で仕事をするリモートワークなどです。フリーランスという完全に個人事業主として働く方法もありますが、安定を考えるのであれば会社勤めという扱いになる委託業務やリモートワークがおすすめです。

まだまだ数は少ないものの、子育てや家のことに専念しながら働くというスタイルを推奨する会社が少しずつ登場してきているので、仕事を探していく上で一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

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