仕事のお悩み解決所

自己愛性人格障害の上司がいると部下はうつ病に追い込まれる

2017.5.31

自己愛性人格障害の上司というのは、会社にとって害毒みたいなものです。触るもの皆傷つけますがティーンエージャーのように成長もしないし、過去を悔いる事もありません。

しかし、そこそこ仕事が出来る人が多く押しが強いので、上手くごまかしています。しかしその被害にあうのは部下たちです。人格を否定されて「うつ病」を発症する人も少なくないのです。

あなたの会社には自己愛性人格障害がいないかよく考えてみましょう。

自己愛性人格障害の上司の周りにはうつ病の部下がいる

あなたが人事部の人だとします。

ある部署だけと飛びぬけて、退職やうつ病で休職している人間が多い部署はもしかしたら、その部署の上司に問題があるかもしれません。

自己愛性人格障害というのは、自分が特別だと思っています。そして理想が高いのですが、実際自分で認識しているほど仕事が出来る訳でも、特別でもないので、自分を上げる努力をせずに、周りを落とす事で、自分の立ち位置を確認します。

その被害者は部下たちです。

部下は上司だから口答えも出来ず、唯々諾々と命令に従っている人が多くいます。それが多少理不尽であってもです。自己愛性人格障害は精神的に弱い人を見つけるのがとても上手で、そういう人を攻撃するのに長けているのです。

退職やうつ病で休職している人間の多い部署に関しては、業務の見直しだけでなく、その上司の言動もきちんと監視した方がいいでしょう。

自己愛性人格障害の上司は部下とどうやってうつ病にするのか

自己愛性人格障害は他人に共感できる能力が欠けています。

だから自分が踏みつけにしている部下の気持ちは全く判らないのです。ただ共感できなくても相手がどやれば傷つくかは知識としてあるために、罪悪感もなくそれを使って相手を傷つけることは出来ます。

目的は自分の気持ちを満たす事です。相手を支配下に置く事で自分の満たされない気持ちを満足させているのです。

そのため部下を心理的支配下に置くために、相手の人格を否定する事を繰り返し行います。ターゲットになるのは、権威に従順で大人しいタイプ、または口答えをしない人などです。こういう人を追い詰めて自分が万能感を得るのです。

一見仕事の指導や叱責の形を取っていますが、内容は単なる嫌がらせです。上司当人は嫌がらせをしているという自覚はないかもしれません。だから当人に質問しても意味がない事が多く、被害者か周りの目撃者に確認しないと、実際何か行われているか判らないかもしれません。

自己愛性人格障害の上司にこれ以上うつ病の部下を出させないために

モラハラに関する罰則規定を設けるようにしましょう。

そして、自己愛性人格障害の人が被害者を出した場合はそれなりに罰則を与えるようにするのです。また部下が訴えてきて、モラハラの確証が得られなくても、その部下は他の部署に異動させるべきです。

うつ病の部下が出たからと言って、その上司が自己愛性人格障害とは限りません。またその判断は素人がすべきではありません。

しかし会社で一番費用がかかるのは人件費と言われています。その上司が仮に自己愛性人格障害だとして、仕事がいくら出来るだとしても、その人が部下をうつ病に追い込めば、また新しい部下を付ける必要があります。それはブラックホールにいけにえを放り込んでいるようなものです。

いくら部下を捧げても、何の意味もなく吸い込まれて終わります。そして人件費だけ嵩んでいき、会社をむしばんでいきます。

自己愛性人格障害の上司に注意だけでは意味がない

部下からモラハラ被害の訴えがあった時は、とにかくその上司と部下を引き離す必要があります。

お互い大人なんだからと言って、上司に注意して終わりにすると、自己愛性人格障害の場合は報復行為に出る可能性が高いです。頭はいいので、もっと巧妙にそしてもっと陰湿になる可能性が高いです。

追い詰められた部下は最悪の場合「自殺」を選ぶ事もあります。

そうすると、企業にとってはかなりのダメージを受ける事になります。まず、モラハラに関して立証されれば、遺族から損害賠償を請求される事もありますし、こういった事件になれば、マスコミが飛びつきます。その結果企業のイメージが地に落ち、上場している株式会社であれば、株価にも影響が出るでしょう。

まして失われた人命は戻ってこないのです。

モラハラの訴えに関しては、あった場合は企業としてそれなりに腹をくくって対応をしないと、測り知れないダメージを負う事になります。

企業はメンタルヘルスマネジメントをもっと考えるべきである

メンタルヘルスマネジメントというのは、企業が体だけでなく社員の心の健康守るための手段です。

最近のうつ病は日本では2%いると言われていますから、1000人に企業では20人いる計算になります。

しかし、もしある特定の部署がずば抜けてうつ病の発生率が高い場合、会社としてはどうしてうつ病の発生率が高いのかを考える対処する必要があります。

例えば勤務内容、仕事の量、勤務時間などの要因もありますが、そこに上司という視点を入れてもいいでしょう。

自己愛性人格障害は自分を保つために、気の弱い部下を喰いものにします。そして何の罪悪感もなく人を追い込むのが得意です。

もしモラハラの訴えがあった場合、企業は真摯にその対応をしないと、対応を誤って最悪部下が自殺に至った場合、企業が受けるダメージは計り知れないものとなります。そのためにも事前にモラハラの訴えに関する窓口の設置及び、教育が急務と言えます。

 - 上司に対するお悩み