仕事のお悩み解決所

やっと見つけた事務のパート、でも辞めたい…主婦はみんな悩んでる!

2017.6.12

机に座ってコツコツ書類相手に事務仕事。コンビニバイトは近所のママに見られるし、宅配パートは雨の日大変。工場のベルトコンベア相手じゃ時間がちっとも経たないし、事務に絞って仕事を探して3か月。ようやく採用されたのに、どうしても辞めたい…。

こんな思い、抱えたことがある人は多いはず。でもせっかく手にした専業主婦からの卒業キップ、そんなに簡単に手放して、いいですか?

事務のパート、ホントに辞めたい理由とは

パートで勤務する理由はいくつかあると思いますが、やはり、子供がまだ小さくてフルタイムで働けないという声は、授業参観に行けば教室のどこからでも聞こえてきます。

子供が小学校に入学し、学校や放課後の過ごし方にも慣れてきた2年生にあがる頃、ママ友のメールの返信が遅いと思ったら、「仕事でメール見れなくて。遅くなってごめんねぇ」という言葉に、初めて仕事をしていることを知り、一人、社会に取り残された感であわてて仕事を探し始める人、まわりにいませんか?かくいう、筆者も、その一人でした。

小さな子供を持つ主婦が探すパートといえば、スーパーのレジ、品出し、工場の検品、宅配、コンビニ、託児施設での補助、ファミレスのフロアなど、どちらかといえば体を使う系がまっ先に思い浮かびます。

そんな中、かつて正社員や派遣社員として事務をしていた、あるいは頭脳系ワークで稼いでいた人が久しぶりに仕事を復帰しようという時、まだ頭で勝負できるうちはそっちで勝負しようと思うのは当然といえるでしょう。

子供の学校行事、PTA役員の仕事、習い事の送り迎え、多くの障壁を乗り越えやっとつかんだ事務の仕事。コツコツ作業、仕事自体が嫌で辞めたいという人は、実はほんの一握りではないでしょうか。

あなたの辞めたい理由はなんですか?
人間関係というなら、ちょっと一呼吸おいて、もうひと踏ん張りしてみるのも選択肢のひとつかもしれません。

ズバリ、人間関係で事務のパートを辞めたい!そんな時は

パートに限らず、事務に限らず、老若男女、仕事をしている人ならば、職場の人間関係で悩んだことのないお気楽な人など、皆無に等しいのが社会というもの。大なり小なり、人が生きていくうえで、人間関係の悩みというのは尽きないものです。

とはいえ、こちらは一生懸命覚えようとしているのに揚げ足ばかり取る、相手を否定ばかりして自分が間違うと言い訳ばかり、そもそも最初から敵対意識丸出し、なんて人が目の前にいたとしたら。職場という限られた空間で毎日顔を合わせ、業務上無視するわけにもいかず、お先真っ暗な気分になるのも無理もありません。

ここで、経済的にも、自分のやりがい的にも問題ないのであれば、スパッと辞めるのも一考です。勤続年数ばかりが長くて仕事もできない、理不尽な要求ばかりする、新しく入社してちやほやされる人を見ると、それがたとえアラフィフのどこにでもいるフツーのおばさんであっても本気になって焼きもちを焼く。そんな人を相手に腹を立てていても、時間の無駄です。体調を崩す前に、自由気ままな主婦生活に戻りましょう。味気ないと思っていた主婦生活のありがたみが身に染みることでしょう。

では、経済的に問題がないわけではない人はどうしたらよいでしょう。子供の習い事の月謝もかさむし、来年からは塾通い、だんなの給料もあてにならないし、住宅ローンなんてウン十年。今すぐパートを辞めるわけにはいかないけれど、かといって、目の前に鎮座するあの人だけは、どうにも我慢ならない。そんな時こそ見る方向を、目の前からちょっとだけ変えてみましょう。

人間関係は自分次第!辞めたい気持ちを抑えて事務のパートを続けてみよう

人間関係において相手に変わってもらう、ましてや良い方向に変わってもらうことは不可能です。相手が変わったと思ったのなら、それは相手を見るあなたの目、とらえ方が変わったのです。自分の見方をちょっと変えたら、目の前にいる人が実は裏表のないサバサバした付き合いやすいおばさんだった、ということもあるのです。

例えば、新しく入った職場でのお昼休み。先輩社員がおしゃべりしながらお弁当を広げ、笑いながらこちらを見ています。あなたはどう思うでしょうか?
あの輪に入れないかもしれないという不安を感じたのはあなたばかりではありませんのでご安心を。では、どうして不安を感じたのでしょうか。

みんな仲良さそうだから?笑い声も話す声も大きくてあの調子についていけない?毎日、お昼にみんなでご飯を食べなければいけないの?
どれも痛いほど理解できます。そう思うからと言って、決して、悪いわけでも、消極的なわけでもありません。むしろ、知らない人に話しかけることに緊張と不安を感じない人の方がまれといえるでしょう。

では、ここでちょっと踏ん張って見方を変えてみましょう。仲良さそうだけど差し障りなく、とりあえず話を合わせて適当に笑っているだけかもしれません。わざわざ全員が大きな声で面白おかしく話をまくしたてる必要もありません。世の中は話す人と聞く人がいてバランスがとれている、私は聞き上手と思いましょう。

みんなと一緒にご飯を食べなければいけないと思う理由はなんでしょう。一人でご飯を食べるのは寂しくないけれど、一人で食べているのを見られるのが嫌?いえいえ、みんなが集まって食べているわけではありません。12時キッカリに散歩がてら一人で外へ飛び出していく人に気づかなかっただけです。

苦手だった先輩社員が一人で机でお弁当を食べていたとします。片手にはスマホではなく、単行本を持って。ああ、あの人は口うるさいけれども、本を読むんだ。こんな小さな発見で相手の見方が変わることもあるのです。

相手が理解できない行動をとった時は、相手の立場に置き換えて考えてみましょう。みんなに聞こえるような大きな声で、こうすれば早くできるとか、いちいち細かいことを繰り返す先輩社員。でも相手は職場で自分の立場を確立している必殺技を披露しているのかもしれません。あるいは、本当に親切心からあなたが少しでも仕事が楽にこなせるように教えているだけかもしれません。

辞めたい理由が深刻な時はどうする?

人間関係が理由で辞めたい時は、相手が変わるのを待つのではなく、自分の見方を変えて、しばらくがんばってみましょう。

それでもなお、辞めたい。どうしても、苦痛。仕事に行くのも嫌。考えただけで不安になる。実際に朝起きられないなど、心の奥深くでストレスになり、それが回復せずに募るばかりの時は、無理せず辞めることも考えたほうがいいかもしれません。仕事はまた探せば見つかります。あなたの心はひとつです。心は体とも密接につながっています。体調を崩す前に、心をほぐしてあげましょう。

仕事そのものが苦痛になっている時は、具体的に仕事の何が嫌なのか。仕事がわからない、説明されても覚えきれない、できるかどうか不安。これも、入ったばかりの頃はだれもが感じることです。初めて聞いた時はとてつもなく難しい専門用語に思えた言葉も、3か月ほど経てば仕事の流れから言葉の意味もすんなり覚えてしまうでしょうし、わからないことはそのままにせず、しっかり先輩社員に質問しましょう。

聞かれた方は、案外うれしいものです。相手が忙しくてぞんざいな態度をとられることがあるかもしれませんが、それはまたタイミングを見計らって出直しましょう。質問することが悪かったのではないのです。タイミングが悪かったのです。

事務という仕事自体にやりがいを感じられない時はどうしたらいいでしょう。書類相手の仕事、結局は誰がやっても結果は同じ。あるいは、書類よりも人を相手にしたい。ルーティンワークではなく自分らしさが出せる仕事がしたい。机にじっとしているのではなく体を動かしたい。

これは仕事を探す時点で気付いていれば仕事のミスマッチを防げたかもしれませんが、仕事も人生も、実際にやってみて初めてわかることも多々あります。そうかといって、仕事に就くたびに、こういう仕事は自分に向いていないと職を転々とするのも考え物です。

パートとはいえ、やりがいを感じたいもの。本当に事務には向いていない、他のことがしたいと思うならば、辞めて方向転換するのもアリですが、次は何年か先にもやっているであろう長期的な仕事のビジョンを描き、実際に働いたことのある人の話なども聞いて、慎重に業務、業界を選びましょう。

人生はいつでも何度でもやり直せる!

事務のパートを辞めたいと悩んでいる人の立場は人それぞれ。

子供の教育費のため、夫の給料の足しに、あるいは突然シングルマザー。経済的な不満があるわけではないけれどこのまま何もせず専業主婦で埋もれてしまうのはイヤだ、どんな形であっても社会と関わりたいと思っている人もいるでしょう。どの人のどんな悩みも、それぞれ大きな悩みなのです。悩んでいるのは自分だけではないし、変わりたいと思っているのも自分だけではないのです。

仕事は事務のパートだけではありません。リーマンショックの頃に比べたら、駅の構内に置いてある求人誌の厚さもずいぶん分厚くなりました。働き方改革で、みんなが活躍できるよう、これからの時代は思ってもみなかったような働き方が出てくるかもしれません。また、国をあげて子育て支援に取り組んでいます。経験豊富な主婦の力が必要とされる時代は、もう来ています。

パートで事務の仕事をしている人は、働くこと、社会に出ることに敏感な人が多いことでしょう。仕事を続けるにしても、よりよく、気持ちよく、どうせやるなら精一杯取り組みましょう。そこからまた違う景色が見えてくるかもしれません。

思い切って辞めて新しいチャレンジをする人、しばらくゆっくり休む人。そんな人も、今が人生のすべてではありません。挑戦も、休養も、人生には大事な場面です。

これを読んでくださっているみなさんは、少なくとも、どうしたらよいか悩む、前向きな、建設的な思考をもっている方々。みなさんなら、できます!どんな選択であれ、結果として最良なものになることを信じています。

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