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多め?それとも一律?飲み会の会費、上司からはどう徴収するか

2017.6.22

会社の飲み会を企画した時、幹事としては如何に少しでも安く、その上で全員が満足いく内容にできるかの手腕が試されます。

そのため『部下の手前ということで、上司から多めに会費を頂きたいな…』という思いがチラリと過ることもあるでしょう。

しかし、それを口に出してしまうのは、NG行為!

上司には上司の懐事情があり、そして何よりメンツというものがあります。

果たして、上司から飲み会の会費をもらう時は、多めに頼んでいいのか、それとも一律にすべきなのか、どっちなのでしょう?


飲み会の会費、上司からは多めに徴収しても問題ない?

会社の飲み会の幹事をすることになると、会場の選定から、料理のチョイス、飲み放題はつけるか、会費はいつ徴収すべきか――と、様々なことで(時に仕事以上に)頭を悩ませることになります。

特に会費については手腕が問われる場面といっても過言ではありません。
 

安ければ良いわけでもありませんし、高く設定しすぎると、今度は参加者が少なくなってしまったり、「金額の割に料理が…」といった不満が出やすくなってしまいます。

そうした不満を少しでも和らげるため、「上司から少し多めに徴収できればいいんだけどな…」という気持ちが生まれてしまうのも、致し方ないことかもしれません。
 

ですが、それを口に出してお願いすることは、あまりに不躾な行為と言わざるを得ません!
 

上司には上司の懐事情というものがあるにも関わらず、他の部下の手前、「多めに金額を出して下さい」と言われてしまったら、断ることは出来ません。

加えて「無理なら断って下さい」なんて言われたら、余計にその自尊心を傷つけることになってしまいます。

飲み会の会費を上司から多めに出してもらうためのテクニック!

飲み会の会費を上司が多めに出してくれるかどうかは、まず上司の懐に余裕があるかどうか、その点にかかっています。

”無い袖は振れない”のですから、本当に出すだけの余裕があった時にしか、期待はできません。

ですからまず第一に「出して貰えたらラッキー」という心づもりでいることが大切です。
 

その上で、飲み会の場所やメニューを決めた辺りで、一度上司に相談を持ちかけてみるといいでしょう。

この時に上司にだけ上乗せをお願いする――というわけでは、勿論ありません。
 

「今度の飲み会の場所と会費について、こんなコースを考えていますが、どうでしょう?」と、先に相談してみるのです。

勿論、この時点では、上司の追加を期待した金額ではなく、全員平等の正直なプランを報告しましょう。

ここで先に金額等を伝えておけば、上司も可能な場合には、前もって多めの金額を用意してくれるでしょう。
 

過剰な期待はせず、あとは当日、参加者全員に同じ金額の徴収を行いましょう。

上司が飲み会の会費を多く払ってくれた時には、どう対処すべきか

もし、上司が会費を多く払ってくれた場合には、どのように対処すべきなのかを見てみましょう。
 

一番大切なことは、上司から「言わなくていい」と口止めをされない限り、『上司さんが多めに払ってくれました』ということを、”同じ社内の参加者全員には”周知すべきだ、という点だと言えます。

例えば別の会社の人(取引先・協力会社など)がいる場では、そちらの会社の上司のメンツなども関わってきますから、大きな声で言う必要はないのです。

ただ、同じ会社の間では、しっかりそれを周知し、各々が上司にお礼をいう機会を持てるようにしておくといいでしょう。
 

会費を先に多く渡されたタイミングですが、それが他の人から会費の徴収前だった場合には、それを合計金額から引いた金額を、他の人から徴収しましょう。

それが出来ない時であれば、二次会の会費に当てる、後日それを上司を除いた人への返金という形にする方法を取ると、よりスマートですし、幹事自身も慌てることがなくて済みます。

会費の徴収は、飲み会の前?それとも後?それとも後日にすべき?

当日、飲み会の会費の徴収は、宴会が始まる前に社内で行うか、乾杯をする前(席に付いた順で徴収)、または会計時、後日――と、その時の状況ごとににやりやすい方法を選ぶといいでしょう。
 

人数が10人以下の場合には、会計時の徴収でもさほど混乱はしませんが、人数がそれよりも多い場合では、まず宴会が始まる前の徴収をすることをお勧めします。
 

規模が大きくなればなるほど、「誰から貰って、誰から貰っていないか」といった管理が難しくなるばかりか、自分自身もお酒が入ってしまった時には、テキパキと動くことは出来ません。

そのため、参加者のチェックリストを事前に作っておいた上で、会場の前や席についた時に会費を徴収し、お酒が入って場が慌ただしくなる前に済ませておくといいでしょう。
 

そして宴会のあった次の日に、参加した人に対して収支報告をメールなどで投げておくと、より丁寧な仕事をする人だ、という印象を持ってもらえます。

飲み会の会費の扱い方、上手に立ち回って評価につなげよう

会社の飲み会で幹事泣かせの状況として挙げられる”追加注文”に関してですが、これは”追加注文したものを口にしていない人からは徴収しない”ことを、是非徹底しましょう。

その料理やお酒を口にしていない人にとって、他の人が頼んだ分も徴収されてしまうと、納得がいかないものです。

「宴会メニュー外の追加注文は、必ず自分で支払うこと」という旨を、先に伝えておくこと、また後に確認できるよう、レシートは取っておくといいでしょう。
 

また、時々「幹事分無料」といったメニューもありますが、他の人から勧められない限り、自分は会費を出さない、ということはせず、自分も無料分を差し引いた残額を均等に割った分の会費を出す方がいいでしょう。
 

場所決めや飲み会の進行に尽力したのに!?と不満を持つ幹事さんもいるでしょうが、お酒の入った場所での金銭の損得が絡む話は、後々まで尾を引くものだからです。

なにせ、カード払いにした分で付くマイル等のポイントに関してでさえ、目くじらを立てる人がいるぐらいなのですから!
 

幹事の大変さは、経験した人にしか分からないものです。

しかし、会費の扱い方が完璧であれば、より上司や同僚からの信頼を得られる場面になります。

是非上手に立ち回って、参加者が楽しめる飲み会にしましょう。

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