バイト先でミスが多い自分に嫌になる!ミスを未然に防ぐ方法
バイトでミスが多いと自覚していても、どうにもならないと悩んでいる方いると思います。別に仕事が出来る人になりたいのではなく、人並みになりたい。そんなささやかな望みですら上手く行かないと自己嫌悪を覚える人もいるでしょう。
ミスが多いと残念ならがバイトの人間関係も悪化しがちです。同僚からは下に見られて、店長からは怒られてばかり。さてどうすればミスをしなくても済むのか、ミス予防策についてご説明いたします。
このページの目次
バイトでミスが多い人の3つのタイプ
レジに人が並ぶ「早くやらなきゃ!」と焦ってミスをする事が多い人いませんか?自分のペースで出来ればミスはしないのに、ついつい焦ると失敗してしまうというのは典型的にプレッシャーに弱いタイプです。
頑張りすぎる人もタイプもミスが多いのです。人間の集中力というのは持って90分と言われています。だから大学の授業時間が90分、それより年下はもっと集中力がないので、45分ぐらいに授業時間が設定されています。さてバイトの時間はその何倍にもなりますよね。ずっと集中しているのは無理なのです。
だから気を抜く所、集中する所のメリハリを付けなくてはいけないのに、「ミスしちゃいけない」「頑張らなきゃ」と肩に力が入っている人は、途中で集中力切れを起こしてミスをしてしまいます。
そして過去のミスから何も学ばないタイプの人は、何度でも同じミスを繰り返してしまうのです。
バイトでミスが多いのはミスから何も学ばないから
人間はミスをします。それは仕方のない事です。しかし前述したように3つのタイプのうち一番問題なのは「ミスから何も学ばない」事です。
当人は反省するのです。そしてミスを繰り返してはいけないと思っています。しかし、そのやり方が判らないから結果また同じミスを繰り返すのです。
ミスするには何か理由があります。手順が悪いのかもしれませし、覚えるのが苦手なのかもしれません。その原因を突き止めて、きちんとそれに対応する方法を考えないと、気合だけではどうにもならないのです。
自分がどういう時にミスしやすいか、それについてよく考えてみましょう。そこからミスを防ぐ方法は見つかるのです。
また人に相談する事を恐れてはいけません。誰もが自分なりのミスを防ぐ方法持っているのです。そういう人からアドバイスを受けて、実践してみるというのもとっても大切な事なのです。
バイトでミスが多い時の対処方法
プレッシャーに弱い人の場合、平常心を保つのが大切です。お金を間違えるよりも、お客さんを待たせる方がまだマシです。全て出来ないと思えば、何を優先させるかという割り切りが大切です。
頑張りすぎる人も、ある意味一緒です。全てがパーフェクトにするのが無理であれば、まずは物事に優先順にを付けて、絶対にミスしちゃいけない所に集中力を発揮しましょう。例えば棚の陳列は間違えてもリカバリーは容易ですが、レジ関係のミスはリカバリーが困難です。ならば、リカバリーが困難な方に集中力を集める方がいいでしょう。
また同じミスを繰り返す人の中には「自分は記憶力がない」のが原因と考える人もいるでしょう。ならば足りない記憶力を補いために、メモや付箋を使いましょう。忘れやすい手順を自分がシフトの時にレジに貼っておいて、そこを確認しながらやるというように、自分の足りない部分を補うものを考える事が大切です。
もしかしたら、ADHDの可能性もある?
ADHDは日本語では注意欠陥・多動性障害 と言われています。特に知能的な障害が見られないタイプは自分にこの障害があるという認識のないまま、「人と自分は違う」という感覚と、仕事や人間関係、学業が上手く行かないという悩みを抱えています。
具体的には、うっかりミスが多いとか、じっとしているのが苦手とか、思った事をそのまま口に出して人間関係のトラブルを起こしやすいという特徴があります。
ADHDは耳から聞く情報を認識するのが苦手とも言われています。そのため何度仕事の手順を説明されても同じミスを繰り返してしまうのです。
これらの簡易診断はネットでも出来ますが、素人判断は危険なので正式な診断は医師によって行ってもらってください。
これは治療すれば治るというものではありませんが、原因が判る事で無用に自分を責める必要はなくなります。また治療をしていれば、こういった苦手分野にも上手く対処する術を身に着けられるようになるとも言われています。
やる気だけではバイトのミスは減らせない
ミスをしたら、誰だって「もうミスはしないように気を付けよう」と思いますよね。でもどんなに強く決意をしても、気合だけではどうにもならないのです。まずは自分が何故ミスをするのかその原因について、きちんと考える事が大切です。
それがミスの再発防止に繋がります。
また、全てを完璧に熟すのは中々難しいと思うので、まずは出来る範囲でミスを減らしていきます。その基準として、お客様に迷惑の掛かかる所、特にレジ関係に注力を注いで、他の部分に関しては、優先順位をつけて行うようにしましょう。
また中には自分でも気が付かなかったけど、ADHDだったというケースはままあります。病院に行って診断を受けて、その後は治療を受けましょう。症状が改善する事があります。
ミスを防ぐには、その原因を突き止める事が大切です。ミスを経験と生かして、ミスしやすい所には自分で注意するようにするのが何よりのミス防止策です。