仕事のお悩み解決所

鬱だった! 仕事を休むほど疲れている人はここに注意!

光がとどかない深みで重圧に耐え、浮上しようともがきあがいている人がいます。

そんな苦しい状況に置かれている人の多くは鬱を患っています。

陽の射す明るいところにいたのに、いつのまにか漆黒の淵をさまよっていた。

鬱は気づかないうちに忍び寄っています。

鬱で仕事を休む人は、気弱で傷つきやすいタイプばかりではありません。

しっかりしていて、仕事をきっちりとこなす人にも多く見られます。

誰もが陥りやすい、日常に潜む鬱を知り、その対策を考えていきます。

従業員が鬱になって仕事を休むのは職場づくりに問題が!

鬱は失恋や仕事のミス、人間関係などで気分が落ち込んでいるときに、なりやすいといわれています。

はっきりした原因はわかっていません。

誰もが患うかもしれない病気ですが、職場でのストレスが大きく関係しているようで、会社勤めの方に多く発症しているといわれています。

企業には従業員が、過労やストレスから鬱などの精神疾患に陥らないための取り組みが求められます。

人事部にカウンセラーの資格をもつアドバイザーを置き、メンタルヘルスに関する講習を開き、鬱の正しい知識や対処法を教えるなど支援が必要です。

企業の中には従業員にストレス度を測るアンケート式のメールを、定期的に送っているところがあります。

その結果からストレス度が高いと判断された従業員には、アドバイザーがケアにあたります。

社内のケアだとプライバシーが心配という方もいるでしょう。

その場合、産業カウンセラーの協力を得ると相談しやすくなります。

社内ケアでは決して語らない悩みも飛び出し、高い治療効果が得られることが多くあります。

企業が従業員の変化を細かく読み取ることで、初期症状から専門家のケアや専門医の診察へともっていけます。

こうした取り組みが早期解決に結びつきます。

週明けの仕事が憂鬱で会社を休む! そんな人の対処行動!

日曜日の夕方になれば明日の仕事にまとわりつかれてしまう人がいます。

身体が重くて月曜は会社を休むことさえあります。

こうした週明けの憂鬱な気分は「ブルーマンデー症候群」といわれています。

ブルーマンデー症候群が見られるのは、会社勤めの方だけではなく、失業中で新しい週のはじまりにプレッシャーを感じている方、学生なども含まれます。

終末の暮らし方で週明けの精神的負担を軽くしてあげればいいのです。

土曜日は寝だめするのもいいし、買い物や趣味など好きなこでおもいっきり羽を伸ばします。

そしてピッチャーがブルペンで肩をつくるように、日曜日の昼ごろから少しずつ状態をあげていきます。

このとき「大丈夫。頑張れる」と口に出していってみるのがいいでしょう。

お気に入りの服を用意してポジティブな言動を心がけます。

焦らずゆっくりと、オフからオンへ自然にスイッチが切り替えられるようにしていきます。

ブルーマンデー症候群の影響からか、月曜日は脳梗塞など重病の発生が多いといわれています。

早めの対策で気持ちを上手にコントロールできるようにしていきましょう。

鬱で仕事に打ち込めず会社を休む人! 季節が変われば大丈夫!

週単位で気持ちが落ち込むブルーマンデー症候群より、長いサイクルで症状が現れるのが「冬季鬱」です。

文字通り冬になると気分が落ち込み、身体にだる気や疲労を強く感じる症状でます。

これは「季節性感情障害」の一つです。

身体に浴びる日射量が減ることで発症することがわかっています。

ですから秋から冬にかけて疲れやすくなり、春になれば回復します。

ストレスがないのに、秋になればなぜか気持ちが落ち込み、疲れてしまう。

そのような症状が2年続いて起きる人は冬季鬱の可能性が高いです。

冬季鬱は日光浴で改善できるので、通勤に徒歩を組み込んで陽光を浴びるようにしましょう。

それで日射量が足らないなら、LEDなどの照明で補います。

照明の照度を1万ルクスとして1日1回を、30分ほど浴びるとよいでしょう。

それでも改善されない場合は専門医で抗鬱剤を処方してもらいます。

生活や仕事で環境が変わると鬱を発症!? その対処方法!

新入社員がゴールデンウィーク明けに、気持ちが落ち込むことがあります。

「五月病」といわれている憂鬱な症状です。

学生から社会人になって生活スタイルが変わったことや、配置転換など職場環境の変化が原因と考えられます。

環境の変化が耐えられないストレスとなるようです。

ただ、この状態はすぐに快復します。

憂鬱な気分が長引くようであれば鬱へ進行した可能性が高いです。

会社を休むようであれば回避性パーソナリティ障害の疑いがあります。

五月病の段階で改善するには、乱れている生活を整えることが大事です。

まず、睡眠と食事の時間を一定にし、乱さないようにすることで体調を整えます。

次に、やる気スイッチを入れるために目標を立てます。

短期間で簡単に達成できるものがいいでしょう。

達成感を得ることで活力につなげます。

生活のリズムを乱さず、目標を立て達成を繰り返すことで、身体に力が戻ってきます。

落ち込んだ気持ちをアップ! 鬱へ発展させないため対処方法!

「憂鬱な気分に身体を支配され、気づいたら深みへと引きずり込まれていた」と鬱を患った人はいいます。

憂鬱から鬱へと進行する人には誠実だけど真っ直ぐである意味不器用な方が多いようです。

昇進したのに新しい職務に馴染まないなど、職場環境の変化に柔軟な対応できず、悩んでしまいます。

こういうタイプは細かいことにこだわらないようにして、ゆったりと気楽に構えることが大切です。

責任感が強く、仕事を完璧にしたい人も要注意です。

こういうタイプはいい結果を出そうと無理をしがちで、強いプレシャーが掛かり、ストレスが増します。

頑張ったのに低い評価だと、揺り戻しを受けて、ひどく落ち込むことがあります。

結果を求める人の多くは鬱になりやすいようです。

目標を少し低くして 、仕事に余裕をもって取り組むことが大事です。

鬱になりやすいタイプに含まれていなくても、モチベーションを保てなく憂鬱ではないかと不安を感じたら、軽度なスポーツで身体を動かすなど、気分転換して快復を図ることが大切です。

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