会社の同僚の家族のお通夜や告別式に関するマナーや様々な考え方!
会社の同僚の家族が亡くなったときに、自分はお葬式に出席すべきなのかどうか。
これについて悩みを持つ人は多くいるようですね。
同僚の親族のお葬式には、必ず出席しなければならないものなのでしょうか?出席しないのはマナー違反、非常識にあたるのでしょうか?
という疑問を持つ方が主に多いように思います。
今回は、会社の同僚の家族がなくなった時、お通夜や告別式に出席するのは必須なのか、そして行けない時にはどうすれば良いのかについてや、またそれに関する様々な考え方についてご紹介致します。
このページの目次
会社の同僚のお通夜や告別式の参加は必須なのか!?
では、会社の同僚の家族が無くなった時、私たちは必ず出席しなければならないのでしょうか?
その答えは、イエスとは言えません。同僚の家族の葬儀に参加する、参加しないという事に関しては、様々な考え方を持つ人がいるからです。
いくら同僚でも、普段それほど親しくないという場合は行かない。という人もいれば、親しくなくとも同僚なので顔は出す。など、考え方はその人によりけりです。
しかし、今後の付き合いの事を考えれば、同僚の家族の葬儀には参加すべきと言えるのかもしれませんね。
後で「あの人は来たのに、あの人は来なかった」などと思われては、わだかまりの元となってしまいますから。
ただ、必ず行かなければならないというルールはありませんよ。という事です。
同僚の家族の葬儀について連絡が来た時は、まずは周りの同僚とも相談してみると良いかもしれませんね。
会社の同僚のお通夜と告別式、どちらにも参加しなくてはいけない!?
同僚の家族がなくなった時に行われるお通夜と告別式。これは、どちらにも参加しなくてはならないのか?
という事に関しても悩む人は多くいるのではないでしょうか。
この件については、どちらか一方だけで大丈夫です。ご自分の予定や都合もありますでしょうから、無理してお通夜と告別式の両方に参加する必要はありません。
しかし、もしお通夜だけに参列するのであれば「この度はご愁傷様です。申し訳ございませんが明日の告別式には出席できませんので、本日のお通夜に参列させて頂きます。」などと、一言伝えておくと丁寧ではないでしょうか。
一応目安としては、お通夜と告別式どちらかのみの参加の場合は、告別式に参加される人が多いよう。
しかし、あくまで目安ですので、自分のスケジュールを確認して、都合のつく方だけで構いません。
そして喪主の方へは一言伝えておけば好印象でしょう。
気を付けたい!会社の同僚のお通夜や告別式を欠席する時!
もし親しい同僚や、お世話になっている先輩の家族のお通夜や告別式であったとしても、どうしても式に参加できないなんて場合もあるかもしれません。
その場合は無理して参加する必要はありません。本当に外せない用事があるのであれば、それは仕方の無いことです。
しかし、式に欠席する場合は気を付けなければならない事があります。
式に参加できない旨を、事前にちゃんと伝えることは大切ですね。ただ「行けません。」と言うのではなく、「~~という事情があり、お通夜、告別式には参加できません。」と、詳細な情報まで伝えることができれば、同僚も「それなら仕方ないな。わざわざ連絡ありがとう。」という気持ちになってくれるでしょう。
何も言わずに式に出ないのと、一つアクションを起こしておくのとでは、大分印象は変わってきます。
そして、次に職場などで出会った時には、「この度は、ご愁傷様です。」と、第一声に言いましょう。行けなかったことへの謝罪はその後です。
また、式に出れなかったので香典を後日渡すという行為も、避けたいですね。
式に「行けない」と、式に「行かない」の差に注意!
葬儀を控えている同僚本人だけでなく、それ以外の人と葬儀について話す時にも注意したいことがあります。
例えば同僚と「今夜の〇〇さんのお通夜、行く?」という話になった際。「行かないよ。」と答えるか、「行けないんだ。」と答えるかで、同僚への印象が変わってきます。
もし「行けないんだ。」と答えれば、行く意思はあったけど事情があっていけないんだな。という印象を持ってもらえるでしょう。
しかし、「行かないよ。」と答えれば、元から行く気がさらさらなかったような印象を持たれてしまいます。
お通夜や告別式に参加する、しないというのは、その人の人間性が見られることでもあるのです。
式に出席しない場合の態度は、葬儀を控える同僚本人意外にも気を配るべきだと言えるでしょう。
些細なことですが、今後のあなたの印象にも関わりますので注意しましょう。
式の出席は必須でないが、欠席の際のマナーや態度には注意!
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介しました通り、必ずしも式に出席しなければならないという事はありません。
ですが、どうしても出席できないという場合は、無理して出席する必要はありませんが、家族の葬儀を控える本人にその理由や出席したい気持ちはあったという事をしっかり伝えておきましょう。
そして、気を配るのはその本人だけでなく、周りの同僚にも欠席の際は態度に注意したいところですね。
今後も一緒に仕事をしていく仲間として、あなたの言葉や態度一つで信用を失ってしまう事にも繋がります。
せっかく仕事を一生懸命にこなしていても、仕事以外の面で信頼を失ってしまうなんて勿体ない話です。
しかし、仕事以外の面であなたの評価が上がったり下がったりなんて言うのもよくある話です。
誰かのお葬式があるという時は、周りも少しナイーブな空気になってしまいますので、ちょっとした発言や行動にも気を付けましょう。