職場でプライベートを詮索される!詮索を上手にかわす方法
会社とプライベートを分けたいと考える人は少なくありません。
でも中にはそれを一緒にしたい、と考える人がいるのです。そういう人は悪気があるにしろ、無いにしろ自分の興味を満たすためにやたら質問を繰り返してきます。
同じ職場ですから、あまり邪険にすると空気が悪くなるし、とはいっても自分のプライベートは晒したくないという人に参考にしてほしい、詮索の上手なかわしかたについてご説明いたします。
このページの目次
職場でプライベートを詮索する人のタイプとは?
良くも悪くも、その人に世界観ではプライベートを詮索する事は当たり前のことなのです。「知りたいから質問する」という単純な心理です。
しかし、その奥には色々と問題を抱えているもあります。
等しく誰にでも詮索するタイプの人に多いのは、「他人と比べる事で自分の立ち位置を確認する」傾向が強いです。他人と自分を比べるのは、他人の情報が必要です。だから詮索します。
また、人とのコミュニケーションを「噂話」という点からしか、取れない人という事もあります。やはり噂話というのは人の興味を引きますから、自分に自信がないため、人の興味を引く話題を提供するために詮索するのです。
また、特定の人物に対してのみやたら詮索するのであれば、他の人と比べて、その特定の人に興味があるから詮索します。相手が異性の場合は恋愛感情が絡んでくることもありますので注意が必要です。
職場のプライベートの詮索を上手くかわす方法
大きく分けると二つあります。
攻めるか、守るかです。
攻めるのであれば、相手の質問に対して、質問で返します。これはコミュニケーションでは結構失礼にあたるのですが、言語外に「やられたらやるよ!」というのを暗示させます。
ただ相手が結構簡単に質問に答えてくると、こちらも開示しなくてはいけないので諸刃の剣の手段ではありますが、上手く行けば相手からの詮索を封殺する事ができます。
守る場合は、政治家の国会答弁のごとくのらりくらりと交わします。相手の言葉から連想する他の話題に変えていくのです。例えば「昨日誰と何してた?」と聞かれたら、昨日見たテレビの内容について話すといった具合です。
ただし人間の心理として、隠されると暴きたくなるので、プライベートだからすべて話さないとするよりも、別に話してもいい内容であれば、開示してしまった方が相手の好奇心を満足させる事ができます。
プライベートな事を詮索する職場の人はSNSもチェックしているかも!
SNSというのは、これもまた人間の善意を前提に作られた仕組みです。セキュリティと使い勝手というのは両立しないのです。そのためSNSの使い方は気を付けないといけません。
基本人間の善意を前提に作られたモノは悪意にはとても無防備です。そしてSNSに情報をアップすれば、無防備になる事を理解しましょう。
携帯の番号、誕生日や名前が判れば、あなたのSNSを見つけるのは難しくありません。SNSに上げる情報は、誰にどう見せるのか自分で意識しながら区分けする必要があります。
よく写真を載せる人もいます。しかし、スマホで取った写真の多くは位置情報を含んでいるので、あなたがいつどこにいたかを相手に知らせることができます。
またコメントや写真に写っている人などから、あなたのプライベートは簡単に晒されていますので、SNSに情報をアップする場合は、どこまで人に見せるのかを考えながら行いましょう。
プライベートは隠されると暴きたくなるのは人の本能
さて前述しましたが、人は隠されればその秘密を暴きたくなるのが本能です。特に詮索好きの人はそこに興味を惹かれれば、こちらがいくら線を引いても相手は踏み込んできます。
ならば、情報のコントロールをするのも一つの方法です。どうでもいい情報は相手に与えて、教えたくない事は言いません。
相手がどうしてもしつこいならば、「パワハラ」を適用する事もできます。ただ詮索する人が自分よりも権威がある事が前提ですが、パワハラの定義に「過度なプライベートの詮索」があります。
つまり、あまりプライベートを詮索しすぎる人に対して「パワハラを受けた」という事ができるのです。
パワハラとして上司や人事部などに一度相談してみてもいいでしょう。外部機関でも相談に乗ってくれる箇所もあります。ただし結構強硬手段になるので、最終手段として考えておいてください。
プライベートを詮索する人とは距離を置く事がポイント
プライベートというのは、人によって定義が違います。オープンな人がいれば、クローズな人がいます。自分からオープンに話す人にとっては、プライベートの垣根は低く、クローズな人から見れば、無神経にうつる事もあります。
プライベートを詮索する人の意図はともかく、自分のプライベートを開示したくない場合は、まずはご説明した「攻め」もしくは「守り」の方法で詮索する人に対して、プライベートの詮索可能なラインについて暗示しましょう。
それでもダメな人は、最終手段としての「パワハラ」として訴える方法があります。
それと合わせてもう一度自分のSNSについて考えてみましょう。いくら自分の口から言わなくても、写真やコメントでプライベートを晒している人は少なくありません。人に見せるのが嫌な場合は制限などかけて、友人だけに晒すようにしましょう。不特定多数にみせる設定であれば、職場の人がみても文句は言えません。