会社で元気を強要される!明るくない人にできること
会話が止まって普通にしていたら元気がないねと言われることはありませんか。会社ではテンションが低いことを指摘されたことがないでしょうか。
それではまるで普通でいることがダメだと言われているようなものなのですが、それらのように元気を強要されることは少なくありません。
元気を強要される人は結構多いです。それで悩んでしまうこともあるのですが、元気について見つめてみることで少しだけ改善できるかもしれません。
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会社で元気を強要されてうんざりしている人は多い
元気な笑顔を強要してくる会社はあります。面接のときはそのような話がなかったとしても、接客業でもないのに外の人と会う機会が多い職場で、笑顔が大事だと考えられていることが少なからずあります。
しかしそれは日頃からテンションが低い人には大変だと思います。また人見知りや対人恐怖症があって接客業を避けてきたという人ならなおさらです。
そして元気がないことから上司に嫌われることがあります。どうして会社に貢献してくれないのかと上司から言われることがあるのですが、こちらとしてはできる限りのことをやっているつもりでも、評価は戦力外だということも珍しくありません。
そんなことが続いていると自分に合った職場ではないのかとくよくよしたりうんざりしたりしてしまいます。そしてもしかすると職場を変えたほうが良いのではないか、辞めたほうが良いのではないかと思うようになります。
元気を強要されるのは体育会系のノリがあるから
体育会系のノリがある会社ではとにかく大変だと思います。先輩は大声を出して指示をして、元気があることが一番だという考えから声出しをしたり、コミュニケーションだとか言って飲み会が多かったりすることもあります。
そしてこちらが気にしていることを大声でみんなに伝えてしまうこともあるでしょう。便秘であることを上司に知られ、上司がみんなに聞こえるように「こいつ便秘だぞ」と言われることもあると思います。
上司からしてみたら問題をみんなで共有して解決しようというつもりかもしれません。しかし他人の弱点を見つけて嬉しがっているようにしか見えないこともあります。そして周囲に知られたくもない悩み事を知られてしまって、こちらとしては恥ずかしさでいっぱいになることもあります。
そのように強要されることが多くて体育会系のノリがより嫌いになってしまうことがあります。嫌いになるばかりか恐怖を感じるようになってしまって会社に向かう足が重くなってしまうことさえあります。
会社で元気を強要してほしくない!十人十色というように色々な人がいる
10人の子供集めてみれば、その中の1人か2人は独りぼっちで遊んでいる子供がいます。他の8人くらいの子供はそれぞれグループを作って遊んでいるという感じです。
そのようなことはたいていの保育園や幼稚園で起こります。そして独りぼっちで遊んでいる子供は自分の世界で十分楽しいことをしていて、決して孤独ではありません。
そこで、大勢の中に入って遊んだほうが良いとか、もっと元気を出せとか、友達と遊べとか、言い方は様々あるでしょうが他人との距離を無理やり縮めさせるのは良いことになりません。ほぼ悪いことになります。他人と付き合うことが面倒に感じたり、他人との距離か近すぎることで対人恐怖症になったりすることもあります。
つまり他人との距離の取り方にも個性があるというわけです。
それは子供だけに言えることではありません。大人でも同様で、他人との距離の取り方には個性があります。
会社で強要される元気とはそもそも何だろう?
元気というのはどのようなものなのでしょうか。笑顔でしょうか。キビキビとした動きでしょうか。そういうこともあると思いますが、より現実的に元気を表現するものは声を出すことだと思います。
表情が硬くても、実は風邪気味だったとしても、大きな声やハキハキとした声だと元気がありそうに見せることができるでしょう。
そして声は姿を見なくても伝わる特徴があります。横から声が聞こえて、にぎやかにしているようなら元気な集団がいるのだと感じられます。
つまり元気を強要された場合の対処法としては、声を出すことが一番だということです。
しかしながら突然声を出せるようになりません。普段からあまりしゃべらない人はいきなり大きな声を出せませんし、ハキハキと話すこともできません。声を出すにも練習が必要です。
声を出せるようになるにはだいたい1ヶ月や2ヶ月など数ヶ月単位の時間が必要だと思います。最初はボリュームも滑舌も思うようにはいかないでしょうが、声を出すことを意識していけば上手くなるので着実にいきましょう。
会社で元気を示すには挨拶や返事から
会社で元気を強要されることを不快に感じる人はいます。そのような人は元気を示さないことが普通なのですが、それはもしかすると元気が取り柄のような人には分からないのかもしれません。
元気がないから何とかしないといけないと思われているのかもしれませんし、とにかく元気が一番だから元気を出せと言っているのかもしれません。
しかしそれはお酒が飲めない人にお酒を飲めと言っているようなものです。元気を示さない人に元気を示せというのは無理があるというものです。
本来的にはそのような強要はする必要がないと思います。社交的な人がいれば内向的な人がいるからです。そこに考えや好みも違うはずです。そのため盛り上がる状況や元気を出す状況は個人によって違うはずです。
しかし元気を求められているのなら、声を出せるようになったほうが良いです。声は元気だと言えるからです。
それに元気にはっちゃけることを求められているわけではないでしょう。声は少なくても効果があるので挨拶や返事などの少ない言葉から声出しするようにしましょう。