まさかわたしが上司の差別やパワハラに遭うなんて!私のとった解決策
明らかなる上司の差別、パワーハラスメント。
よく悩んでる話は聞くけれど、まさか自分がこんな目に遭うとは思ってもいなかったって言う人が多いはず。
逃げたくても逃げられない、なぜなら”職場”での出来事だから。
簡単にやめてしまったら自身の生活が成り立たなくなってしまうもの…。
今回はそんな方達に向けてどう乗り過ごしていけば良いのか、経験者である筆者が少しでもお役に立てればと思い、記事をつらつら書いていきます!
このページの目次
上司のパワハラはまずここから…。差別を感じた始まり。
新鮮な気持ちで迎えた初出勤から間も無く、些細なことから異変に感じました。
もともと勤めていたのはとあるホテルでのお仕事なのですが、異動の多い会社で、人それぞれの能力や年功序列というよりもどれだけ長くそこで勤めているのかで地位が決まるような会社でした。
よって長く勤めていればいるほど自分のやりたい放題で、後から来るものはそれに耐えられずどんどん辞めていくことが多いのです。
自分が所属している部署ごとにお仕事しているのですが、実は中でも私の配属された部署は以前から最も異動が激しいことで有名だったのです。
この事実は後から知ったのですが、それを聞いた時ただ自分のメンタルが弱かったわけじゃないんだと少し安心しました。(笑)
そう、前置きがちょっと長引きましたが、初めてその異変というものに気がついたのは、上司からの”名前の呼び方”ですね。
それまでちゃんと名前で呼んでもらっていたのに、気付けば私の名前を呼ばなくなったのです。
会社だというのに、「ねぇ」「おい」だとか。
また第三者に私のことを言う際は、代名詞を使うんです。
「彼女」「あの子」。
もっとひどい場合は「あいつ」「あれ」呼ばわり。
私にはちゃんと名前がある。
しかもこれによって周りの方も、あれっと薄々気がついてきます。
まだこの段階では私は苛立ちですみました。
何かしてしまって怒らせてしまったのかなと反省し、時間が解決してくれるだろうと軽く考えていました。
完全なる他者との差別。さらなるパワハラ。
名前を呼ばなくなった次には何が起きたでしょうか。
上司からパワーハラスメントを感じた方には多いと思います。
次なる嫌がらせは”無視”。
もはやパワーハラスメント、差別の定番に入るのではないでしょうか。
さすがに初めは社会人にもなってからそんなことをするはずがない!と思い、本当に聞こえなかっただけではとなんだも話しかけてみたりを数日続けていたのですが、確信に変わりました。
もう中学生なんですかね?いじめですか?意思疎通出来なければ仕事なんてまともにできる訳ないじゃないですか!聞いても知らんぷり、私に伝えなければいけないことは第三者介して伝えて来る。
挨拶さえろくにしない。
職場の雰囲気が悪くなるのも当然です。
他人にも迷惑がかかってしまいます。
話すことによって何がそんなに不満なのか、聞き出そうとしてもそれさえできないのです。
存在否定されたように感じ、怒りがつのりながらも心がぽっかり穴が空いたように感じ毎日が鬱になりそうでした。
会社のお仕事は好きなのに。
どうにかしたい、差別・パワハラ。上司は変わってくれますか。
上司から無視されるまでとなると、もうその上に伝えるしかありませんよね? 私の地位としては新人でそこまで高くは無かったので、まず同じ部署の話の通じる方の上司に相談しました。
すると、その相談した上司は言える立場ではなく力になれないということだったため、ホテルのマネージャーに伝えることにしました。
唯一パワハラ上司に物言える立場のホテルマネージャーは、最後の砦であって期待したのですが見事に裏切られました。
話は聞いてもらえただけまだマシだったのかもしれません。
そのパワハラ上司は昔からいる方で、仕事が早い。
今は人手も足りていないということで何よりパワハラ上司は過大評価。
ご機嫌をとっているようにも思いました。
私は脱力です。
なぜなら人手不足の原因もそのパワハラ上司にある。
それ以外の職場の人達は皆、穏便で寛容な心を持っています。
だからこそやりたい放題、自分の思うようにならないような部下は無視するのでしょうが。
最初みんなその上司の嫌がらせに耐えるのですが次第に我慢の限界がきてしまい、どんどん辞めていってしまう為にいくら採用してもどんどん人が逃げていくようです。
根端はパワハラ上司にあるのに、どうすることもできない。
上司の罪はパワハラだけじゃなかった。
そんなこんなで基本我慢強い私なのですが、手が打てないことが分かり耐えるのもだんだん馬鹿馬鹿しくなってきました。
ただもしかしたら自分だけが喚いているだけかもしれないと思ったのと、どうにかしたいと思い私が来る前の過去のことを知っている人や減に嫌がらせをされている人が他にもいるとのことで調査することにしました。
すると思いかけず分かったことがあります。
パワハラ上司がしていた事は、パワーハラスメントだけじゃ無かった。
実は、セクハラもしていたそうです。
詳細は割愛させてもらいますが、女性の辞職者はどちらかと言えばこれが原因だったそうで。
そこで思い出しましたが、パワハラの異変を感じるその前、私は上司からのボディータッチが必要以上で日に日に酷くなっていることに対し、完全独裁者のような上司に対しはっきりとやめてほしい、と伝えたことがあります。
それから私に触ることは一切無くなったのですが、それ以来代わりに無視が始まりました。
悩んだ末に、私が下した最終的な決断。
上司からのパワーハラスメント、差別、セクシャルハラスメント。
この報告がトップへ届いているというのに何も手を打たない。
ここで勇敢に立ち向かうことまで考えましたが、それは労力の代償が大きくなんとか勝ったとしてもその後その職場に居ずらくなってしまうように思いました。
また、新人として入ってきてまだ月日が浅かった。
それもありそのホテルに対しずっとそこで働こうという愛着もまだ湧いておりません。
最終的な決断として、パワハラ、セクハラ等を受けた今まで数多くの人がそうしてきたように、私も思い切って転職することにしました。
逃げた訳ではありません。
転職した方が賢い場合もあります。
私はお陰様で今、新たな職場で気持ちよく毎日仕事ができています。
同じような目に遭われて困っている方、転職とは大きな勇気が必要でリスクに躊躇してしまうのもすごく分かります。
けれども、耐えられなくなった時の手段として、転職があることを忘れないでください。
私は悩んでいる時が勿体無く感じられるほど、心も満たされて、鬱な気分から解放されましたよ。