遅刻しそう・・・いっそ仕事を休むのはあり?やってしまった時の対処法とは
朝起きて時計を見たら、もうこんな時間!なんて経験は誰にでもあると思います。学校だったら遅刻していけばいいや、友達との約束は連絡して時間をずらしてもらおう、しかし仕事となるとそう簡単なことではありません。
遅刻していく会社への足取りは重く、この後のことを考えると休むほうがいいかも・・・なんて思ってしまいますよね。
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仕事に遅刻するなら休むほうがマシ?
時間がない!と気づいたとき、普段では考えられないほど素早く準備をして家を出れる人と、もう無理だと諦めてしまう人がいます。前者は奇跡的に間に合うこともありますが、後者の考えでは遅刻確定で すよね。
遅刻をすると思うと焦るのは、遅刻が悪いことだとわかっているからです。遅刻をするくらいなら休みたいと考えるのは、怒られたくないという現実逃避ですよね。悪いことをすれば怒られるのは当然なのに、腹をくくれないということです。
誰だって怒られるのは嫌です。へこみますし、その日はずっと暗い気分のままで過ごすことになるかもしれません。しかし休むという選択をして「やってしまった」という気持ちのまま家にこもるほうが辛いと思いませんか?
急な休みでラッキー!という気分にもなれず、次の出勤日にどんな顔をしていけばいいのか悩んでしまいます。
仕事を休む理由が遅刻だってばれない?
遅刻をしていくという気まずさが嫌で休むことを選んだとしたら、何かしらの理由をつけて会社に連絡をいれるはずです。「遅刻しそうだったので、休むことにします」なんて正直に言える人は、堂々と遅刻していっても大丈夫でしょう。しかし嘘をついて仕事を休むと、本当はばれてしまっているのではないか、職場で今どんな風に噂されているのかと心配になってしまいます。
嘘をつくのはもちろん悪いことですが、つくと決めたら貫き通さないと後々大変なことになります。家にでも来られない限り休んだ本当の理由が知られることはありませんが、どこかへ出掛けて目撃されるというよりも、自分からボロが出て発覚するケースが多いので気を付けましょう。
たとえば金曜日に休んだ場合、次の出勤まで日数が空きますよね。体調不良だと言って休んだのなら気遣われるかもしれませんし、家族に何かあったと言っていれば「大丈夫だった?」と心配されます。そんな時に自分の考えた嘘を忘れて「え?」という反応をしてしまえば怪しまれてしまいます。
仕事に遅刻するのと休むのとでは印象が変わる
間に合わないとわかったとき、遅刻をしてでも会社へ行くのと理由をつけて休むのとではどのように印象が変わるのでしょうか。
遅刻を頻繁にする人は、時間を守れないルーズな人、仕事に対して本気で考えていない不真面目な人という風に思われます。時間を守ることは社会の基本中の基本なので、信用問題にも関わってきます。一方で休みがちな人というのはそもそも職場にいないので、仕事を任せることはおろか自分の仕事さえ終わるかわかりませんよね。
どちらの方が良いか、というよりもどちらの方がマシかと考えれば、仕事をすることにはなるので遅刻のほうがマシな扱いにはなるはずです。遅刻した分は遅くまで残って残業をしたり、他の人の仕事を手伝ったりとできることは少なからずあります。
どうしようか迷ったら、とりあえず働きにくるようにしましょう。
遅刻してしまったときの言い訳は逆効果
休みたい気持ちを抑えて会社に行くことを決心したら、会社に遅れる旨の連絡を入れて急いで向かいましょう。遅刻してきたのにコーヒー片手にへらへらと出勤してきては白い目で見られるだけです。遅れてしまったものは仕方ないとある程度は割り切って考えた方がいいものの、開き直ったような態度を取ってはいけません。
電話やメールで簡潔に理由は伝えていても、会社に到着したら上司や先輩、同僚たちに一言謝罪をするのは常識です。その時に気をつけるのが、言い訳をぐだぐだと並べないことです。
遅刻の原因が寝坊だったのなら、素直に寝坊してしまいましたと伝えればOK。「昨日の夜○○をしていて、疲れてそのまま寝てしまって、朝目覚ましがならなくて、」なんて言い訳は怒りをヒートアップさせるだけです。自分を正当化しているようにしか聞こえないので、シンプルな謝罪を心がけてみましょう。
遅刻しないためにできることとは
遅刻してしまったらどうするかを考えるよりも、どうしたら遅刻をしないようにできるのかを考えなければ意味がありません。遅刻の対処がうまくなったところで、なんの自慢にもなりませんよ。
起きているのに準備ができない
決して寝坊したわけではないのに、いつも時間ぎりぎりに行動するタイプの人っていますよね。この人が遅刻をしてしまう原因は、時間を見てもまだ余裕がある、まだ大丈夫だと思ってしまうからです。朝の1分とはとても貴重なもの、電車通勤をしている人ならよく分かるでしょう。朝ごはんやシャワー、もう少し見ていたいテレビなどで少しずつ押していった時間のしわ寄せが自分に返ってきているのです。
間に合う時間ぴったりに行動するのではなく、多少イレギュラーな事態が発生しても大丈夫なように10分程度早く行動するようにしてみてください。
どうしても起きられない
こればっかりは意識して急に改善できるものでもないので、目覚ましの数を増やす、早めに寝るなどの地道な努力が必要です。休日もできる限り就寝と起床の時間を変えないようにすることで、体内時計を設定しやすくなります。
時間との闘いは誰にでもあります。誰にでも例外がないからこそ、ルーズな人への風当たりが厳しいのです。社会の一員として、時間を守れるようになって損はありません。今は辛くても、将来の自分のために今からできることを始めてみましょう。