職場でのストレス!喫煙者の臭い問題について
「職場がたばこ臭い」「服や髪の毛がたばこ臭くなった」
こういったストレスは非喫煙者の方であれば一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
そもそも会社には受動喫煙対策をする義務は無いのでしょうか?
会社には非喫煙者だけでなく、産休前の妊婦さんも居ます。
しかし喫煙者からすると、年々減っていく喫煙所や、喫煙者というだけで犯罪を犯しているかのような風当たりの強さに、参っているのではないでしょうか。
会社でのたばこ問題について、詳しく考えてみましょう。
このページの目次
喫煙者の臭い問題について、職場での対処法
2015年発表のデータによりますと、職場を全面禁煙としている会社は24%ですが、完全分煙を含めると79%にのぼり、職場における禁煙・分煙は急速に進んでるいると言えます。
しかし、分煙というだけでは窓を開けた際や休憩所などで流れてくる煙や臭いまではどうしてもふさぎ切れないとういのが現状です。
副流煙を吸い込んでしまうだけでなく、服や持ち物に臭いが付いてしまう。これは嫌ですよね。
この問題を厚生労働省が受動喫煙防止について、通達を出しています。
その通達によれば、受動喫煙防止の基本的な方向性としては「原則として全面禁煙であるべき」としています。
しかし会社としては、この通達に応じる法的義務は無いのです。
その為、臭いがついたことによるストレスに対して慰謝料を請求したとしても、高額の損害賠償が認められる可能性は残念ながら低いのが現状です。
法律に頼れないとすると、空気清浄機などの機械に頼って軽減していくしかないのでしょうか。
職場がたばこ臭くて辞めたい。喫煙者が多い職場での苦悩
そこそこ大きい会社だと進んでいるのであろう分煙ですが、中小企業では喫煙所すら設けていない会社もまだまだあるのが現状です。
喫煙者からすれば、仕事をしながらたばこが吸えるなんて天国でしょう。
しかし、非喫煙者には地獄でしかありません。
そのことが原因で転職を考えざるおえない。なんて社員も出えてきてしまうのでは無いかと思います。
そのくらいたばこの臭いは強烈で、副流煙は体にものすごく害だということです。
どうにか少しでも臭いを軽減できないものかと考えました。
まずはマスクを着用、そしてファブリーズ、それから消臭剤、、
どれも完全に消せるものでは無く、むしろ臭いが混ざり合ってもっとひどい臭いが充満してしまうという最悪の結果に、、。
喫煙者は自分の臭いにはなかなか気づきにくいものです。
隣に来られるだけで、気持ち悪くなるほどの臭いがすることがあると、思い切って喫煙者に伝えてみてはいかがでしょうか。
職場で臭いと言われるだけじゃない!喫煙者の健康リスク
たばこの臭いが苦手な女性は多いのではないでしょうか?
昔は男らしさの象徴的存在であったたばこですが、今は逆に非喫煙者の方が女性にモテる。そんな風に感じます。
最近では、熱で蒸気を吸うタイプの健康被害の少ないたばこも流行っていますが、完全にニコチンをカットしているものでは無いので、お勧めできるわけでは無いのが現実です。
自分自身、禁煙を成功させた経験があります。
あらゆる本やネットでの知識を入れたところで、辞められず何度も挫折しました。
1番嫌いだった言葉は、「たばこ辞めなよ。」という言葉でしたね、、。
お酒を飲んでいるときは、たばこが吸いたくて泣いたほどです。恥ずかしいですが、、。
しかし、そのおかげでたばこは麻薬よりも恐ろしいものである。異常な依存性に気付くことが出来ました。
臭いの無い社会、100%は無理かもしれませんがみんなの健康のために、分煙と同時に禁煙をおすすめしたいです。
長生きしましょう!!
非喫煙者が出来ること、使えるアイテム!
喫煙者に向けて語ってまいりましたが、非喫煙者の方へ対策として出来ることを考えたいと思います。
スメルハラスメントという言葉があるほど、職場での臭い問題は深刻です。
空気清浄機やマスクでも防げるものではありません。
実際にオフィスでの臭い対策に役立ったという声を聞いたので、いくつかご紹介します。
まずは噴射式消臭剤、ファブリーズやリセッシュ。
自分の服に臭いが付くのを防ぎます。
そして次に置き型式消臭剤。
たばこ用があるのでそちらがおすすめとのこと。
そして場合によりますが、扇風機。
小さいデスクに置けるタイプを選ぶのと、音が少ないものがいいと思います。
最後に、マスクです。
ただ普通のマスクでは全く意味がありません。
というのは普通のマスクではフィルターをたばこの煙の粒子がすり抜けてしまうからなのですが、活性炭を配合させたマスクがあるのです。
この活性炭が煙の臭いをある程度キャッチしてくれるとのことで、愛用者も多いようです。
職場でのたばこ臭、もう無理!そうなる前に
せっかく決まったお仕事、職場を他人のたばこが原因で転職、なんてことは出来るだけ避けたいですよね。
出来れば早めに、体調を崩す前に人事に相談をし、デスクを異動させてもらうなど、勇気を出して動きましょう。
喫煙者に伝えても正直なところ、分かってもらえないのが現状だと思います。
私も喫煙していた時期は、臭いのはしょうがないというくらいに思っていましたから。
時代は分煙・禁煙と進んでいる会社を望んでいます。
会社にその大切さを伝える意味でも、非喫煙者が訴えを続けてことが日本を救うのではないかと思い、長々とつづらせていただきました。
それでも聞き入れてくれない会社ならば、そんな会社にあなたが奉仕をする必要は無いのではないでしょうか。
社員の話を聞けない会社は、遅かれ早かれ報いを受けると思います。
自分自身の健康を1番に考えましょう。