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鬱病で休職期間が半年あっても会社に復職するという選択

会社のオフィスで人と接することすら不安で、業務中は嫌な気持ちばかりが溢れ、眠れないし仕事に対する意欲が沸かないのは、鬱病かもしれません。

鬱病になってしまったら仕事の効率が悪くなって、惨めな気持ちが増幅し、精神的に追い込まれ、健康状態が悪化するし自殺するケースもあります。

だから仕事を休むということが大切で、休職期間を半年取ってでも、十分に精神状態を回復させてから復帰するという道は、本気で考えてみても良いことです。

会社に休職することを伝える必要がありますが、休職と復職するにはどうすればいいのか、復職した後に鬱病に戻らないためには何をすればいいかを考えてみませんか。

鬱病のまま働いては仕事にならないから半年の休職期間を考慮

会社のオフィスで同僚と顔を合わせるのが嫌で、行きたくないから今日は会社を休みたいことありますよね。

それは鬱病に陥っている可能性があり、鬱病のままでは目の前の仕事もはかどらないことが普通の状態になってしまいます。

人間の精神が追い込まれるとどんな状態になるかと言うと、仕事に熱が入らなかったり、人と挨拶することや会話すらも普通にできにくくなります。

周囲が自分を嫌っているのではないか、このまま生きていても仕方ないのではないかと考え続けて、自分をどんどん追い込んでしまうでしょう。

すると精神状態がもう忍耐の限界を超えて、さまざまなストレス性疾患を発症してしまったり、自殺を考えてしまうことだってあるのです。

会社にとっても仕事の効率が良くないし、病気や自殺では困ることになるので、できれば回復してほしいと願っているでしょう。

だから1ヶ月以上〜半年くらいの休職期間を導入し、仕事から完全に離れてすごす、休職という選択は現実的に考えてみて良いことです。

鬱病を回復するのための半年の休職期間と復職の手続きは

鬱病になってもう限界を迎えてしまったあなたに、休職という手段がおすすめで、これにより精神を回復させる時間を持つことができます。

会社勤めでは病気になったり怪我をしてしまった時、無理せず休職をすることが認められているので、これを存分に活かすべきです。

休職の手続きというのは、それほど難しいことではありませんが、勤務している会社によっては、きちんとした病院の診断書が必要になることがあります。

つまり病院に行って診察をうけて、医師からうつ病であるという診断をしっかり受けることが、休職に向けた第一歩になります。

また、休職届も提出する必要があり、これは会社側が正式な書面を用意してくれる場合があるので、問い合わせは確実にすべきです。

鬱病を原因とした休職届は、会社の上司に渡せば良いことで、受理されればそれから回復するまで長い休職がスタートします。

期間というのは特に定められていませんが、うつ病が回復するまでに1ヶ月、半年を要してから復職することも珍しくはないです。

休職期間中も、一定額の給与は得られることになりますので、退職より優先的に考えていくべきです。

半年の休職期間は周囲の理解も得て復職までに堂々鬱病回復!

休職期間が受理されて一安心ですが、1ヶ月や半年も休職をしている間に気になってしまうのは、周囲から理解されているだろうかということです。

人によっては鬱病で何もできない状態になっていることを、怠けているだとか悪く解釈してしまう意地悪な人もいるでしょう。

会社の上司は知っているとは言っても、誤解がないように同じ部署の人には、休職することについて話しておいたほうが良いかもしれません。

また家族の間でも、長期的に鬱病に陥って仕事もしなくなったあなたに対して、良い印象を持たないことも考えられます。

鬱病のために家に一日中入り浸ってしまうことは、よくありがちなことだからです。

これだけ医療技術や認識が広がっているなかにあって、鬱病に対する世間の無理解が蔓延しているのは、世間全体の無知と無理解が原因になっています。

周囲の理解を得て休職をするためには、医師の診断書を、家族や周囲の人にも見せて上げて、理解を広めていくことも大切です。

鬱病も半年の休職期間でストレス解消すれば復職可能

鬱病の回復をして、通常の精神状態に戻していくためには、溜め込んでしまったストレスを完全に発散していかなければ始まらないことです。

1ヶ月〜半年近くも会社から離れる休職期間では、会社の同僚と接点がなくなるだけで、鬱病はかなり改善してしまうことがありますが、安心するのは早いです。

復帰した途端にうつ病が再発してしまうことや、疾患が再発する可能性はあって、だからこそストレスをなくす対処というのは時間をかけていかなければいけません。

だから家でぼーっとしていることも良いのですが、体を動かしたり趣味に没頭をして、気分を良い方向に導いていく必要があります。

スポーツは特にストレス解消には良い効果をもたらし、鬱病のよくない状態から回復していくための助けになります。

そのときにはウォーキングをするなどお金もかけず近所でできる簡単なスポーツや、近くのスポーツジムにかよって体を鍛錬する方法もあります。

スポーツでも趣味でも、美味しい食事を食べることでも、ストレスをどんどん減らせることは何でもやってみましょう。

半年の休職期間を経て復職した後も鬱病に向かい合って完全克服

1ヶ月や半年もの休職期間を経て、鬱病状態がすっかり良くなったならば、いよいよ会社に復帰することも考えていけるようになります。

でも鬱病とは厄介な心の病気であり、ストレス性の疾患なども併発していたら尚更慎重さが必要になってきます。

復職してからは仕事も順調にやって行けるケースがありますが、十分な回復をしていない場合には、鬱病が再発してしまうことがあるからです。

復職をするときには、病院の診断書を書いてくれた医師の判断を必要としますので、かならず病院で診察を受け、復職の相談をするようにします。

会社に復帰をして順調に仕事をやっていけるようになっても、ストレスを溜め込まないことが、うつ病再発しないために最も大切です。

休職をしている間に行っていた、ストレスを発散するスポーツや趣味などは、継続的に行っていく事がいいでしょう。

また、休職したのに鬱病が再発してしまうような職場環境であるなら、いっそのこと転職というのも本気で考えていっても良いことではないでしょうか。

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