体調を気遣う言葉に対して上司への返信はこうだ!風邪編
どれだけ屈強な人でも、どうしようもなく仕事にならない程の風邪をひいてしまう時はありますよね。
体調管理も仕事のうちだと社会人は避難されがちですが、たまには病気に甘えてゆっくり休むことも大切だと個人的は思います。
そんな時に上司から体調を気遣う言葉を頂いたら、どのような返信をするのが正解なのでしょうか。出来る部下になるためのルールをまとめました。
このページの目次
風邪をひいて休みをもらった時!上司からの体調を気遣う言葉への返信
風邪をひいて仕事を休んでしまった。
そんな時に上司からの体調を気遣う言葉をメールなどで頂いた時、返信に困るということありませんか?
そもそも返信は返した方が良いのか、など疑問がたくさん浮かんできます。
体調にもよりますが、無理をして脈絡のない文章になってしまうのであれば少し体調が良くなってから返信をしましょう。
基本的に上司からのメールにはお礼の気持ちを込めてきちんと返信をすることが良いでしょう。
「ご心配ありがとうございます」「お気遣い頂きありがとうございます」
感謝の気持ちを述べた後最後に「ご迷惑お掛けし申し訳ございません」と謝罪も加えるのが正解です。
体調は良くなってきたのか、それともまだまだしんどいままなのか。
これによっても明日以降の出勤状況が変わってくるため重要な情報と言えます。聞かれる前に自ら発信して上司の指示を待ちましょう。
体調を気遣う言葉が上司から届いた!風邪が治らない時
体調を気遣う言葉も頂いた時はお礼をするのと同時に、仕事に対する気遣いを忘れずに入れましょう。
「〜の件については同僚に引き継いでおります」などとご心配をお掛けしないように、聞かれる前に伝えておくのがマナーです。
しかしあまり流暢に返信をし、すらすらとメールの文章を作ってしまうことも、上司からすると慣れているなと感じたり、元気そうだなと思われてしまう恐れもあると言えます。
「大丈夫か?」などの気遣いに対し「はい」と答えてしまうと、大丈夫なら会社に来いと思われてしまったり。
そんな時は「夜まで様子を見て、またご連絡させて頂きます」というのが正解でしょう。
もちろん病院にかかり、病状を報告することも忘れずに行いましょうね。
この時は迷惑をかけてしまっていることを忘れず、敬語は正しいものを使用することを気をつけましょう。
上司が風邪をひいて休んでいる場合!体調を気遣う言葉を送るには
上司が体調を崩してしまっている時、こんな時も迷わず労いの言葉をかけましょう。
しかし相手は体調が悪く寝込んでいる可能性が。お返事はさせないというのもこちらが出来る気遣いですよね。
内容は短めに、仕事の心配をしているであろう上司に気にしないで休んで下さいと伝える文章が良いでしょう。
気遣いはし過ぎず適度な具合がベストです。
「お大事にしてください」こちらは間違いではありませんが
「一刻も早いご回復をお祈りしております」このような表現が丁寧で良いです。
「体調は大丈夫でしょうか?」ではなく
「お体の具合はいかがでしょうか?」こちらが良いですね。
よく丁寧な言葉を完璧に使おうとして、テンプレートのコピペのような文章になってしまうこともあると思います。
なるべく自分の言葉に砕いた文章の方が、多少の言葉の間違いがあっても気持ちは伝わるのではないでしょうか。
好感の持てる、体調を気遣う言葉の内容とは
ビジネスシーンの様々なシーンで使える、体調を気遣う言葉とはどんなものでしょうか。
「お体にお気をつけください」「ご自愛ください」このような言葉が多く使われます。
これに「どうぞ」を加えるだけで「どうぞお体にお気をつけください」「どうぞご自愛ください」
と、とても丁寧な表現になります。
目上の人への気遣いのメールはとても悩んでしまうことも多いですが、きっと部下からの心配メールはとても嬉しいはずです。
気を使いすぎるあまり、体調が悪いのにメールなんて読めないだろうと連絡をしないのではなく、一言でもよいので労いの言葉をお掛けすることは忘れないように送りましょう。
「ご体調を崩されたことに驚きました。お加減はいかがでしょうか?」
相手がご年配の場合は、いつもは元気なのに、というような表現もとても良いです。
年を取れば取るほど、年寄り扱いを一番嫌がるものなので。
体調を気遣う言葉は大切なコミュニケーションである
相手との間柄によって変化する内容ではありますが、あまり深く立ち入り過ぎず、早く元気になって欲しいという気持ちを伝えることが大切です。
一緒に仕事をしていく上で、体調が悪い時にフォローしてくれるのかそうでないかはとても重要な問題となります。
人の体調を気遣える、そんな気の利く部下を求めている上司は多いのではないでしょうか。
逆に気にかけてくれる上司を部下は求めていますよね。
何も声をかけないことは、体調を崩したことによって迷惑をかけてしまったのではないか、怒っているのでは?とプレッシャーを与えてしまう恐れがあるので、一言労いの言葉を掛ける。これを忘れないようにしましょう。
上司から気遣いを頂いたら、返信を必ず行うこと。
上司への気遣いのメールは、返信をしなくても良い内容の終わり方で送ること。
ポイントを押さえて出来る部下になりましょう。