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警視庁への採用はどこまで身辺調査を行うのか

警視庁への採用試験を受ける時にはいくつかの試験があるので、最終試験に合格するまでは長い道のりとなります。

その時に警察になるには自分の身辺調査を行うことは知られていますが、具体的にどこまでどのように調べているかは良く知られていません。

そこで警視庁への採用試験を受ける時の身辺調査について紹介したいと思います。


警視庁への採用されるまでには6親等まで身辺調査を行う

警視庁への採用試験を受ける時には、かなり厳しい身辺調査を行うことになります。

これは国家を守る警察庁に、特定の思想を持った人間が就職してしまうと、後で多きなトラブルを招きかねないので慎重に調査をしています。

そのため具体的な身辺調査の内容などは公開されていませんし、実際にどこまで身辺調査をしているかは分からないことが多いです。

あくまでも全員が確実に行われるとは限りませんが、最大6親等まで身辺調査を行うこともあると言われています。

親、兄弟、親戚などの身辺調査をすることは分かっていますが、6親等までとなれば自分でもあまり会ったことがない親戚となるので不安です。

人によっては4親等までということもありますが、必ずしも聞き込み調査をしているとは限らないので、実際には6親等まで調べている可能性も十分あります。

警視庁採用までの身辺調査では犯罪歴がないか徹底的に調べられる

身辺調査とはその人が誠実な人かを調べることなので、身近にいる人たちに聞き込みをすることも少なくありません。

警察庁への採用試験を受けていると分かっている人ならば、採用されるように良く言うかもしれません。

しかし身近にいる人に急に聞き込みをした時には、何か犯罪を犯したのではないかと不安になります。

その時相手が採用試験を受けていると分かっていないほど、本当のことを言う可能性も高いですし、昔の友達や知り合いならば良く言う必要もありません。

本音を聞きたいので昔の友達に話を聞いたり、学校の担任に話を聞くこともあるかもしれません。

そして調べられるのは本人だけでなく、周りの近い人間まで犯罪歴がないか徹底的に調べられます。

本人がいかに優秀でも、犯罪歴がある親戚がいれば不合格となる可能性が高いので、徹底して犯罪歴についても調べられてしまいます。

警視庁採用の身辺調査は素行や政治的信条も調べられる

身辺調査では近い親等の人の犯罪歴を徹底して調べますが、本人の政治信条や素行についてもできるだけ詳しく調べられます。

友達ならば警視庁の採用試験を受けていることは分かるので、あまり悪いことを言わないようにするでしょう。

しかし政治的信条に関しては、昔からの立ち振る舞いや経験が大きく影響している可能性もあります。

そのため本人も合わないような昔の学生時代の友達に話を聞いたりすることもあるので、聞かれた本人もビックリすることもあるでしょう。

素行に関しては昔はヤンチャをしていればすぐに分かりますし、政治的信条は生活態度である程度把握することもできます。

特に右翼などの人が親戚にいると、かなり影響されてしまうケースもあります。

そのため事前に把握をしておけば採用することもありませんし、トラブルを未然に防ぐこともできます。

身辺調査は家族や親戚だけでなく身近な人物にまで及ぶこともある

警視庁への採用試験を受けている時に、一次試験が終わった段階で身近な人への聞き込み調査など、身辺調査をされていることも多いです。

警察にとって聞き込みはお手の物なので、身辺調査をすることは苦ではないですし、きっちりと聞き込みをして人物像を洗い出しているでしょう。

そのため自分の近隣に住んでいる人に自分のことを聞かれることもあるので、何か犯罪を犯したのかと怪しまれてしまうこともあるかもしれません。

また行動パターンなどもチェックされているかもしれませんが、身辺調査に関してはどんな調査をしているのか分からないので、どこまで調べているかもはっきりしません。

しかし確実に自分の身の回りの人に対して、聞き込み調査を行いますし、家族への聞き取り調査も行います。

身辺調査によって何も出てくると採用にも大きく影響するので、最期まで不安な気持ちを抱きながら試験に臨むことになります。

本人に分からないように独自調査をして適正かどうかを調べる

警察にとって身辺調査はお手の物なので、本人に分からないように調査をされていることを意識しましょう。

警視庁への採用試験を受けると思った段階で覚悟しておかなければならないので、自分の身の回りのことについてはしっかりと整理しておいた方がいいでしょう。

交友関係においては友達だと思っていた人が犯罪に手を出していれば、仲が良いほど自分が不採用に近づいていくでしょう。

親戚に関しても犯罪歴がないと思っていたのに、実は隠してあったとなれば、その親戚のせいで不採用になってしまうこともあります。

どんな人でも弱みはありますが、身辺調査では犯罪歴や政治的信条を徹底してチェックするので、何もなければ心配することはりません。

警察官になると決意した時から覚悟していたはずなので、身辺調査はあまり気持ちの良い物ではありませんが、きっちりと適正であることを証明してもらって、採用試験を頑張りましょう。

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